オセンタルカの太陽帝国

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妹は火吐く、可愛い富野は宝玉を吐く。

2010年04月01日 07時57分11秒 | ラーメン

 
青崩道にあるさば地蔵。実はお地蔵さんが抱えているのはヤマメなのですが、
そのヤマメがサバぐらい大きいので「鯖地蔵」と呼ばれるようになったとか。なんだそりゃ。

私がちょっとラーメンをさぼっている間に、浜松ではたくさんの新店が出現してしまいました。我も頑張るかな。

 

5月21日 政次郎(豊橋市つつじが丘)
 

せっかくなので豊橋市まで足を伸ばしてみた。
浜松市から見て豊橋市ってのは、たったひとつの峠を越えた隣町なんです。でもなんか、感覚的にはひどく遠い。その“隣町”に2年前の夏、どうやら私好みそうなラーメン屋さんが登場したって聴いて、とても気になっていたんだ。なんでも「鶏油」をふんだんに使ったラーメンだという。鶏油といったら家系のラーメン、いやそれよりもなつかしくてなつかしくて堪らない、伊豆の国の一匹の鯨のラーメンじゃないか。ネット上で見られる政次郎のラーメンは、表面が油でキラキラしていてとても鯨チックだったので、私はまだ見ぬ前からとてもワクワクしておったのでした。

意外と簡単にお店は見つかった。(私は愛知県のロードマップを持っていないのだ)。お昼のランチセットで「温玉ごはん」付きの鶏油ラーメンを注文したんですけど、850円ぐらいだったっけ?(ラーメンのみだと750円)

 ちょっと期待しすぎで行ってあれだったけど、鯨さまとは似ても似つかぬ、昔ながらのあっさり風味ラーメンだった。うーーん。でも小さいお店の雰囲気は良かったし、単なるラーメンといただ言うよりは、ちょっとした特筆する点は在ったと思う。(でも何言うつもりだったのかは忘れた)。おいしかったです。とくに鶏油がね。

5月20日 日歩未(旧浜北市中瀬)
 

4回目? 2ヶ月ぐらい前に登場したという「トンコツラーメン」を食べに行ってきました。しかし行ってみたら目標物はトンコツ「風」ラーメンというタイトルでした。やるじゃん。基本価格740円(醤油や塩と同じ)に味玉をトッピングして850円。

目の前に置かれてちょっと嗅ぐってみると、スープを透過して立ち上ってくる麺の香りをつよく感じる。う~~ん、いい香り。もちろんトンコツの香りも。
しかしスープをすすってみると。うをぅっ、「トンコツ風」だ。確かにトンコツ風だ。トンコツスープっていうより豚骨でさっぱりさせた「塩ラーメン」でしたよあたしにとって。これはこれでウマイ。
が、やはり麺の香りがとてもいいですねこのお店。
また、このお店の味玉は、黄身がほとんど固まってなくて、濃厚にとろっとしていてきわめてスグレモノです。蔵前家のタマゴをさらに危険にした感じ。

5月19日 よっし屋(旧浜北市中条)
 

このお店に来るのは3回目かしら。
豚コク醤油ラーメン(788円)にチャーシュー(157円)をトッピング。うっかり忘れていたんだけど、このお店はわざわざチャーシューを追加しなくてもノーマルの状態でチャーシューが5枚付いていたんだった(と、注文した後気が付いた)。以前来たよりも、店内で餃子のメニューのプッシュがかなり目立っている。良い戦略だと思う。

ここのスープの特徴はギラギラするまでの豚の輝き。能書きには「5種類の動物性ダシとたっぷりの香味野菜を組み合わせた」と書かれていますが、力強い豚の香りのスープを一口啜ると、意外と酸っぱさが際立っている。このすっぱさは魚?と思ったけど、魚の味は意外と感じられず、酸っぱいんだけど重い豚の味。
この武蔵坊弁慶のようなスープに、最近極端にひ弱になってしまった私の胃は次第に悲鳴を上げはじめ、まんなかぐらいで白旗を揚げようかと思ったのですが、そこを乗り越えてしまったら脂っこいブタさんの味が舌に馴染む馴染む。最後あたりが非常に美味しいラーメンでした。チャーシューもとろけるようで、体調が良ければ美味しい。

でも、全粒粉っていうのが今の私にはいまいちよく分からん。

5月17日 蔵前家(細江町中川)
 

33回目。のりと白ネギと味玉増量。
白ネギをノタっとかき混ぜて海苔も存分にスープに漬けてシャクシャクとさせ、しんなりとさせながら食べるのが美味しいもんだ。
ところで蔵前家も食べに来るのが一ヶ月ぶりですが、前にわたくし「ここのスープは醤油の味が突出していず、豚骨が極めてマイルド」とか書いていませんでしたっけ? 一ヶ月ぶりに食べる蔵前家は舌から変な慣性が抜けていたせいか、醤油の味を鋭く感じ、とても刺激的に食べ終える事ができました。蔵前家は美味しいなあ。たまには離れる事も必要だなあ。そのおかげで鶏油の面白さもしっかり確かめる事が出来ました。

☆ラーメンと私の肌の関係
実は2ヶ月ほど前から、私の肌のアトピーの具合がまたまたはなはだよろしくなくなってきたのです。いつものことですが。
わたくしの周囲には「ラーメンばっかり食べているから肌が荒れるんだよ。ラーメンは身体に悪いんだから」と親切におっしゃってくださる方が沢山いらっしゃるので、忠告に従って、一ヶ月ほどラーメンを抜いてみたんですよ。
結論から申し上げると今現在私の顔の造形は絶不調。赤と黒のまだらになっています。以前の方がまだよかったんじゃないだろうか。実際、アトピーの発作が起こるには体内からの何らかの刺激が引き金となっているのが確かなことです。私の場合はいくつかの原因物質の可能性が考えられるのですが、少なくともラーメン屋のラーメンが原因ではないことが明らかになったわけだ。むしろ、ラーメンに含まれるコラーゲンは私の砂漠のような肌には不可欠のものではないのか。カップラーメンはよく食べるので、それが原因だという可能性はあるわけだか、要素としてはラーメンとカップラーメンは全然別物ですからね。

とりあえずのまとめ
私のよく食べる物、すなわち原因だと考えられる物
・ラーメン ・カップ麺 ・刺身(とりわけ好きなのはカツオとボラ。もしかして山葵もあやしい? 私はいわば“ワサビでチビチビやるために”サシミを食べるからなぁ) ・インスタントコーヒー ・酒(飲む9割は第三のビール) ・チーズ ・フランクフルト ・柿ピー

私は食欲と性欲は極端に貧しい男なので、この2年、ほとんどこれしか口にしていない。だから十中八九この中に犯人はいると思う。ま、一番怪しいのは酒なんですけどね、4年ほど前に1年間酒を極力抑えてみたことがあったんですけど、もう二度とあの生活を繰り返そうとは思えない。柿ピーはここ半年我慢していますが、これも関係ないようだ。一度、天ぷらそばのカップ麺を食べた時に果てしなく身体がカユくなったので、注意深く同じ条件下で数回天ぷらソバを食べ続けたのですが、結論として「ソバも悪くない」という結論をするに至った。
最近大量に食べてるのはチーズなので、これも怪しいかねえ。

これとは別に、ラーメン屋でラーメンを食べると動悸が激しくなる、という現象が起こってるんですが、これは明かに塩分過多の兆候ですね。アトピーとは全然関係ないですが。

4月22日 来々軒(伊左地町)
 

2ヶ月ぶりに来る(元)忍者のお店。
伊賀忍たまラーメン(750円)を注文。
うん、うまい。全然変わってない。若干スープの辛さが増したような気はするけど、こってりすっきり、引き締まっている。前回そうじゃなくなっていて愕然とした忍者タマゴは、今日は手の込んだ見事な物でした。
チャーシューだけが若干小さくなった気がするな。このお店のチャーシューは来るたびに違うのもいつもの事でありますが。
若い店主も相変わらず話したがりです。

4月21日 蔵前家(細江町中川)
 

最近めっきり元気が無くて、ラーメン屋に行こうとも思いもしないから参ってしまいます。
たまに行こうとすると、行きたいのは蔵前家か来々軒なので困ってしまう。
ラーメン(650円)に昔の味玉子(100円)を追加。

ほぼ1ヶ月ぶりの蔵前家は、怖い顔の店長といつものちっちゃいにーちゃんと、新しい新人のにーちゃんがいました。
新人のにーちゃんは今日が初日らしくて、ちっちゃいにーちゃんがいろいろと教えていたのですが、おもしろかったのでずっと見つめていました。何が面白かったのかというと、新人のにーちゃんはかにり動きが悪かったのに(新人ですからね)、怖そうな店長が一切何も口を出さなかった事。前のひょろ長いにーちゃんの時は極めて厳しく単語を発していたのになあ。そういう教育方針がおもしろかった。ひょろ長いにーちゃんはやめてしまったのかなあ。

ラーメンは表面が泡立っていて、とてつもなく美味しかった。
この泡立ちも、とても特徴的な物だと思うのですよ。加えて、今日のラーメンはスープの温度に比べて麺そのものが火傷するぐらい熱く、その対比も面白く美味しかった。この感覚、前に山岡家で体験した事があるぞ。麺が熱いときは面白い。スープに漬けてあるのに熱さに研ぎ澄まされてスープと麺が分離されているように感じ、麺が白い刃のように重厚なスープをまっぷたつに切り裂く様と、さらになおさらの蔵前家のまろやかな甘さを感じる。
改めて、蔵前家はすごく美味しいです。

4月5日 太ィつけ麺グループ(富塚町)
 

佐鳴湖に近い富塚町に、先般登場した新店。
なんでも、笠井街道を南下した原島町(=浜松市の東部)にあったタマゴかけゴハン専門店が新たに展開しだしたグループだとか。原島のお店のテーマは「前田慶次(麺次)」で、富塚店の方は「平家」みたいですよ。なんだかなぁ。個人的につけ麺は好きじゃないのですが、「太ィ」というフレーズに惹かれて来店。

このお店は並のつけ麺と大盛りのつけ麺がどちらも780円なのですが、この日はちょうどお腹が空いていて、「チャーシュー(+200円)と味玉(+100円)も追加したいなぁ」と思ったら、「全部乗せ、1050円」というメニューが目に入ったのでそれを注文。実はつけ麺専門店だと思ったら、つけ麺以外にも「醤油ラーメン」と「油そば」もあった。本来ならそっちを注文したところですけど、この時は「魚介豚骨」が食べたい気分だったので、やはりつけ麺にしてしまいました。

なんと麺を茹でるのに12分かかるそうで、これを待つのはかなり長い。
夜八時ぐらいだったのですが、お店は家族づれで溢れておりまして、お子様がぎょうさん。なんでやねん。さすがに出てきた「全部のせ」はとんでもない盛りで、それは全部のせは麺の量が大盛りよりもさらに多い「特盛」だから。
注文したときは「今日は朝も昼も食べてないし、このくらい行けるだろう」と思ったのですが、そもそも胃が小さいので目の前に置かれた時点で完食を諦め(←注文するなよ)、味だけを楽しむ事にします。

結論から申せば、完敗です。
スープはかなり濃厚な魚介豚骨で、おいしかったふうに思う。問題は麺。太い。「太ィつけ麺」という店名なのですから太くて当たり前なのですが、粉に全粒粉を使っているそうで、見た目が真っ茶色、まるでソバ。この小麦粉感と格闘するのに精一杯で、スープを味わうどころじゃなかったよ。麺はツルツルとはほど遠いゴワゴワで、すごく特徴的。撲殺系。暴君的。これはモリモリと穀物の味を楽しむには良い麺です。でも私にはなんだか匂いまで大量のソバ(あるいは素麺)を自分で煮た時に香る強烈な香りに感じてしまって、完全に完敗でした。半分ぐらいのところで退散。ごめんなさいお店の人、つけ麺が苦手なのにつけ麺なんて頼んでしまって。魚粉とか割り汁とかを楽しむ余裕も無かったもん。また体調を整えてどこかのつけ麺に挑みますからね。
でね、つけ麺というものが完全にラーメンとは違う道を進んでいるのが全面的に感じられて、面白く感じてしまいました。なんで今ってつけ麺ブームなんだろな。世の中の人は本当にこんなのが好みなのでしょうか?
で、店内を見渡すと、醤油ラーメンも油ソバも同じ麺を使っていたのを見て、笑ってしまいました。
凄いなぁ。「私は太い麺が好き」と常々言っていましたが、完敗です。ごめんなさい。
そうそう、チャーシューは分厚くてしっかりしていて、好みでした。味玉はしこたましょっぱかった。

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