葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

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言葉の力を意識しよう!

2013-11-25 15:08:14 | マネジメント
先日カフェでこんなことがありました。



私がお店から出ようとしたところ、向こうから入ってくるお客様がいらっしゃいました。

相手の方が足を止めてくれて、道を譲ってくれました。

私が「ありがとうございます」と言うと、相手はにっこり笑顔で返してくれました。



本当に些細な出来事なのですが、このちょっとしたことを私は大事にしています。



どういうことかというと、「ありがとう」という言葉を使うということです。

先程あげたような状況の時、思わず使ってしまいがちな言葉があります。

それは、


続きはこちら・・・


今後は引き続きお引越し先のブログをお願いします。




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仕事ができる人の質問の仕方

2013-11-22 10:07:10 | マネジメント
ご支援先で質問の仕方について社長とお話をしました。
やはり出来る人は、質問の仕方が違うと。

例えば、「チラシの料金調べといてください。」

という質問ひとつとっても、

①「どうやって調べたらいいですか?」

②「地元の印刷会社とネット印刷の2つでいいですか?」

では、違いますし、もっと言えば

③「5万枚で調べましたが、地元の○○は××円で、
ネット印刷の○○だと××円です。ちょっと紙質が落ちる
みたいですが、こちらで進めても良いですか?」

といった調べた上での質問がなおさら良いですよね。


違いは何かといえば・・・続きはこちらから


※ブログお引越ししました。
これからもよろしくお願いいたします。



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なぜスケジュール通りに進まないのか

2013-08-06 18:22:27 | マネジメント
なかなかスケジュール通りに仕事が進まない。
期限が遅れ遅れになってしまう、そんなことはありませんか?

ご支援先でもこんなお話がありました。
計画を立てても、なかなか実践まで繋がっていない。
もちろん、実行されなければ業績もなかなか変化しません。

ではどうするか。
チェックをもっと厳しくしよう。

多くの場合、そういう話になりがちです。

ですが、実際それは難しいことが多いです。
なぜなら、チェックする側の社長であったり、上長であったりも多くの仕事を抱えています。
その中でチェックをこまめにすることは、実際のところ楽ではありません。

もちろん、全くしないということはダメですが、細くすることがベストの改善策ではないと思います。


実際のところ、スケジュールが遅れ遅れになってしまう時というのは、
最初のスケジュールの立て方に問題があることが多いのです。
問題があるというか、「正しいスケジュールの作り方が分かっていない」という場合も多いのです。

よくあるパターンが、最速で物事が進む想定で作られたスケジュールです。

そこには、上司からの修正であったり、確認してもらうタイミングであったり、
そういった相手側の都合が考慮されていません。

ですから、実行段階になった際に、確認が入ったり、修正のやり取りが入ったりすると、
スケジュールが遅れる。

もしくは中途半端な状態での完成となってしまう。

そんなことがあります。


もちろん、最初からパーフェクトな計画が作れるはずもなく、最初は失敗するものです。

ただ、その失敗の際に、次に活かす改善点が「チェック段階」に置かれると、
改善されないまま同じことが繰り返されることが多いのです。

改善点は、計画作りに活かされるべきです。
そして上司や社長は、計画段階でのチェックを厳しくする。
そうするとうまくPDCAが回りやすくなります。

一度、うまく回るようになれば、後は大丈夫です。

ぜひ、一度みなさんのプランニング部分をチェックし直してみてはいかがでしょうか。

本日もありがとうございました。


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家族にとって素晴らしい会社を作る

2013-04-28 12:34:53 | マネジメント
昨日、今日と船井総研ではリーダー以上が参加する幹部研修会を行っています。
いろんな話をしますが、その中でテーマごとに分かれて議論を行うディスカッション
を行う時間があります。

その後、全員の前で発表することを行うのですが、さすがという意見ばかりでした。
もちろん実現性については、検討しなければならないものは多いとは思うのですが、
その考え方だけでもとても刺激になります。

私が個人的に一番感心した話は、「家族に対するフォロー」という話です。

それは「40歳以上のキャリアプランをどうするか?」という議題の中から出てきた
ものでしたが、こういった話をした場合、どうしても金銭的なフォロー体制や組織に
おける居場所づくりとなりがちです。

ですが、そもそも働きやすい環境づくりを作る方がもっと大事なのではないかという
話から出たものでした。

仕事をする上では家族のフォローは欠かすことはできません。

特に経営コンサルタントという仕事は、一般的には分かりづらい仕事だったりします。
毎日朝早くに家を出て、飛行機・新幹線に乗り、夜遅くに帰ってくる。

毎日定時の仕事ではなく、不定期の仕事。

そういった仕事は家族には理解はしにくいかもしれません。
理解してもらえてなければ、応援できないはずです。
そうなれば家族に不満が生まれる・・・

それは大いに可能性がある話だと思います。


これは我々の業界の話だけではないでしょう。
そもそも社内結婚のような状況を除いて、旦那さん、奥さんが働いている会社のこと
はわかりにくいと思います。

だからこそ、会社としては家族に対して必要以上にいろんなことを伝えてあげる必要も
あるのだと思います。

それが会社で働く本人のフォロー体制充実につながり、敷いては生産性アップにも
つながり、それは業績アップにもつながる話でしょう。

ご支援先にも伝えていきたいお話でした。


本日もありがとうございました。


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感度の高い人を育てる教育

2013-04-10 20:51:41 | マネジメント
先日、とても風が強い日の出来事でした。

特急電車が駅を出発後、50mのところで強風のためストップしました。
すぐに動くだろうと思っていたのですが、なんとそこから2時間。
社内に滞在することとなりました。

さすがにその対応力には疑問を持ちました。

それだけの時間がかかっていたことがよくわかりません。
車内には、経過報告のアナウンスが何度か流れていましたが、
「隣の駅から応援のスタッフが到着するまでお待ちください」とのこと。

私を含め、ほかの乗客の方たちもクエっションマークでした。

結局、2時間後に一番前と一番後ろの操縦席のドアから、降りて線路を歩いて
ホームに向かいました。

そこで驚くべきことに気付きます。
なんと一番後ろのそのドアからホームまでの距離は10mもありませんでした。

「これくらい、いくら風が強くてもゆっくり動かせば移動できたのでは?」

とおそらく多くの人が感じたと思います。

そういう納得感が少ない状況なので、乗客の方はイライラムード。
乗務員さんと言い争いをしている人もいました。



振り返ってみると、おそらく「マニュアル対応」としては良かったように思います。
お客様の安全性を100%守るための手順だったのかもしれません。

判断も確かに難しいところということも理解できます。
相手は自然。すぐに風が止むかもしれませんので、しばらく待つという判断もわかります。


ただ、待つにしてもお客様に対して選択肢を与えた方が良かっただろうなと感じます。

20mでもバックすれば、その駅で降りてバスやタクシーで移動するという選択肢をとった
人はいたでしょう。

自分で待つという選択をした人は、2時間待ったとしても納得ができるはずです。


この20mバックするという選択が、マニュアルを優先するか、お客様を優先するかの
大きな違いなのでしょう。

マニュアル教育では、この20mバックという選択ができないかもしれません。
あくまでお客様中心主義、お客様にとって何がベストかということ、
理念教育を通じて、仕事のやり方ではなく、スタンスを伝えることの大事さを改めて
感じた出来事でした。


とはいえ、線路の上を歩くという出来事は、そうそうできることではないので、貴重な
体験が出来たことは、私にとっては嬉しいことでもありました。


本日もありがとうございました。


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お葬式をお手伝いする担当者の意識

2013-03-05 16:08:29 | マネジメント
先日、ご支援先で入社してまだ一ヶ月ほどの社員さんからある質問を受けました。

「入社して、すぐのお葬式で自分は泣いてしまった。
それが一ヶ月経ち、自分は泣くのではなく、スムーズな進行を考えている自分がいた。
この感覚はおかしいですか?」

要するに「お葬式という悲しい場で、その意識がなくなってはこの仕事はダメですか?」

ということですね。

私が「それで良いと思います」とお答えしました。


以前、ご支援先の社長がおっしゃっていたことがあります。

私達は、喪に服すことが仕事ではない。そういった人達のサポートをする、いわば
イベント屋のようなものである。だから何より大事なことは、お客様が私たちを「従業員」
と理解できること。


この話は、式中の制服の話で出来た言葉です。この会社の式中の制服は紫です。
それは上記の考えに則って、お客様がひと目でわかるということを意識してのものです。



最初の新入社員さんのご質問にも同じ答えをしました。

喪に服すことが仕事ではない。スムーズにサポートすることが仕事。
だから段取りを考えている今の考えは間違っていません。と。


ただ、その前提には「初めての式で涙を流した」というところがあってだと、私は
思っています。

やはりお手伝いさせていただく立場として、悲しみを「知っている」か「知らない」か
では、大きな違いがあるのではないかと感じています。


ご遺族の方と全く同じ立場にたつことはできません。

ですが、なるべく近いところに寄り添ってあげるには、そういった感受性のない方には
難しい話だと思います。


この新入社員の方には、この「感受性」が備わっている。
だから心配はしませんでした。

これからが楽しみです。


本日もありがとうございました。



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活き活き働ける仕事を任せる

2013-02-15 22:27:07 | マネジメント
私のご支援先では、ある一定の規模になる頃から販促企画室を作るようにしています。
そのための専門家を採用することがベターではありますが、多くの場合、それまで
勤めていた社員さんにその役割を任せることからスタートしています。

それは、それぞれの社員さんが主役になろうという考え方から来ています。
誰しも得意技があります。
絵が書くのがうまかったり、POP作り、チラシ作りのセンスがある人はいるものです。

そういう人にお願いしてしまうのです。


本日お伺いした会社でも、そういった異動をして、現在事務員さんが企画室も兼務で
行っています。

そんな事務員さんの素敵な出来事を今日聞きました。


今回、新しい店舗のオープンに向けて完全手書きチラシを作りました。
その担当はもちろんその事務員さん。

出来上がってきたものをみて感動してしまいました。
出来栄えが素晴らしい。

さらに、なんとその方は家にそれを持ち帰って作ってくれたと言います。


もちろん家に仕事を持ち帰ってやることを推進すると言うつもりはありません。
ただ何より嬉しかったのは、その方が自主的に持ち帰って素晴らしいものを完成させて
きたということ。

やらされ感だけではできない行動だと思います。


私も家で仕事をすることは多いです。
というより、ほぼ毎日夜はパソコンを開いて仕事をしています。

でもそれが辛いとは思ったことはありません。
私にとってコンサルティングの仕事は楽しいものなので、喜んでやっています。


この事務員さんも、「喜んで」というかどうかはわかりませんが、少なくとも
いやいやだったらば、できない行動だと思うのです。


そんな仕事をやってくれる従業員さんがいる会社は素敵ですね。

益々皆さんに頑張って欲しいです。


本日もありがとうございました。

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環境によって従業員の「当たり前」は変わる

2013-01-22 19:05:16 | マネジメント
家にあるソファが傷んできたため、年末年始にかけて家具屋さんを廻っています。
妻がこだわりを持っているため、イメージとぴったりあうソファを見つけるために
様々なお店に足を運んでいるのですが、そのおかげで見えてくるものもあります。

最初に足を運んだのは、超大型店舗。
単価も高めです。

20代前半の担当者に足を運んでもらい様々な商品を案内してもらいました。
下は20万円程度から上は100万円を超えるものまで。

いろんなものを一度に見ると、やはり100万円を超えるものはよく見えますね。
即決できる金額ではありませんが。


続いて訪れたのがショッピングセンター内にある家具屋さん。
店舗も小さめなので商品点数もそんなに多くはなく、単価も最初の店よりは低い
お店です。

その時に案内してくれたのは、50歳くらいのベテラン店員さん。
知識も流石で、魅力もきっちりと伝わりました。

その中で印象的だった言葉があります。

「ちょっとお値段は張りますが・・・」

という枕詞が入るのです。
そのソファは約40万円の商品。

確かに値段が張ります。
その時に気づいたことがあります。

最初のお店では、もっと高額商品を紹介してもらったのに、こういった言葉は
なかったなと。

むしろ当たり前のようにおすすめしていたことに気づきます。


社歴も間違いなく2店舗目の店員さんの方が長いですし、知識も豊富です。
ですが若い従業員さんの方が、自信を持って高額商品をすすめる。


環境というものの大きさを感じました。


高額商品に囲まれた中で、おそらくそういう商品を普通に購入するお客様も
よく来るのが1店舗目なのでしょう。

高額商品を提案すること自体が、「普通」のことなのです。


要するにこの「普通」のレベルが、その会社の客層を表し、従業員のレベルも
決めるのだろうと思いました。



私のご支援先では、普段の仕事を行いながら、信じられないほどのポスティングを
する会社があります。

本当にいつするのだろうと感心しますが、おそらくこれが「普通」なので、従業員
さんからすれば、なんてことはないのだろうと思いました。



これだけでポスティングができる会社とそうでない会社には差が出来てしまいます。



高いレベルの「普通」を作るには、それまで根気よくトップが続けることができるかが
大きな差になります。

この状態まで作ることができれば楽になりますが、
この状態を作ることを諦めると後が大変になります。


最初の段階で、どこまでやりきれるかが勝負ですね。


本日もありがとうございました。



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経営者は同じことを繰り返し伝える

2013-01-12 09:26:01 | マネジメント
船井総研という会社は、東京と大阪に2つの本社を持ち、社員もちょうど半分ずつ
くらい分かれて在籍しています。

それぞれに統括する人がいるわけですが、私が所属する大阪のトップの話を
研修会や全体会議、様々な場所で聞いていると思うことがあります。

「いつも同じことを言っているなぁ」

と。言葉を変えながら、くり返し同じことを何度も何度も伝えます。


数年前までは、それを「この人は話すことがないのかな?」なんて思ってました。

(上司に当たる人に対して大変失礼な物言いですが・・・)


ただ毎年、毎年この人の話を話を聞いていて気づいたことがあります。


ふとした時に、急に同じことを言わなくなる。

正確に言えば、くり返し言う内容が変わる。


つまり、この上司は、同じことを一年間繰り返し続け、徹底的に伝えようとしていたのです。


考えてみれば全く当たり前です。

大阪のメンバーを見ても約250人。

たった一度の話で、内容をすべての社員が理解し、実践できるはずがありません。


大事なことは実践までうつすことです。
だからこそ、徹底的に言い続けたのです。


経営者は、戦略をいつも考えていたり、売上、コストを常に意識しています。
だから考えている時間も長くなります。

一方、従業員はそれと同じだけの時間を考えているはずがありません。
考えていなくて当たり前なのです。仕事が違いますからね。


であれば、伝わるまで伝え続けなければならない。それが経営者の仕事ですね。


いつも新しいことを伝えることが大事なわけではありません。

重要なことほどくり返し伝えることのほうがよっぽど大事ですね。


本日もありがとうございました。


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人の成長に新しい体験は欠かせない

2012-11-21 10:40:07 | マネジメント
先日メンバーと一緒に移動している時のことです。
彼は今は違うチームなのですが、そのチームで先日ベトナムに行ってきたそうです。

その経験はとても大きかったようで、いろんな刺激を得るとともに、ぼんやりと自分が
やりたいことも見えてきたと言っていました。

そういえば、私も今年イタリアに行く機会がありましたが、改めて日本という国のすごさ、
そしてイタリアでのワインへのこだわり、その伝え方など刺激があったことを覚えています。

さらに先日弊社のクリニックでアメリカに視察に行ってきたメンバーも、すごく刺激だった
と話していました。


こういった話を最近よく耳にして、感じたことがあります。

これは何もベトナムだったから、イタリアだったから、そしてアメリカだったから良かった
ということではないんじゃないかと。

単純にいつも経験していない場所に行くことで、感度が上がり、感じるものが増えたのでは
ないかと思うのです。

そういう意味で考えれば、実は海外ではなくてもいいのだろうと思っています。

大事なことは海外ではなく「新しい体験」を得られる場所に行くことです。


人の成長とは、与えられるものではなく、自分で気づき、自ずと成長していくことです。
つまり気づきの量が増えることが大事です。

その気づきの機会を与えることが経営者の仕事です。


ですから、毎日同じ空間の中で、同じ仕事だけをしているメンバーに、

「全然成長しない・・・」

と嘆くのは、実はそのような環境でしか仕事をさせていないことに問題があると私は考えます。


外部セミナーに行ったことがなければ、それに行くもよし。
業界の繁盛店に足を運ばせることも大事。
もっといえば、異業界の繁盛店に行くことはさらに大事。

そういった気づきの場をどれだけ提供できるかが、経営者の腕の見せどころですね。


本日もありがとうございます。


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