7月の始めは朝から雨でした。
今日は東京都美術館で開催されている「バベルの塔」展を見て来ました。
正直、何も知らない私ですが感性を磨こうかと思いまして・・・。
24年ぶりの来日だそうです。
7月2日(日)までということもあってか、入場するまで20分待ちというもの凄い混雑ぶりでした。入場してからも会場内は混雑していてじっくりと観ていたら日が暮れそうでした。
こちらはバベルの塔の塔内が描かれている模写。本物の前にも行列が出来ていて横目で見ながら通り過ぎる感じでした。本物に辿りつくまで色々な作品を見て、ミクロ、マクロな部分まで描かれているのには驚かされましたが、人一人まで細かく描かれていて驚きです。1568年頃の作品だそうですが、色彩が鮮やかで保存状態もとてよいようです。日本だと室町時代後期ですかね?
こちらがバベルの塔が実際に存在した場合の高さだそうです。
なんと、東京タワーより高い510mだそうでうす。
なんでも人があまりに天に近づいてきたので神が元々、一つの言語で喋っていた人々の言語を変えてこれ以上の建設が進まないようにしてしまったそうです。
ブリューゲルのバベルの塔へ辿り着くまでも、ヒエロニムス・ボスの個性的で奇想天外、摩訶不思議な絵画を観て楽しめました。ただ、会場出口にあった公式グッズのお会計も行列と、全体的にもの凄い混雑していて、見終えて疲労感が漂いました。