黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)

産業遺産と建築、廃墟、時空旅行、都市のほころびや不思議な景観、ノスタルジックな街角など、歴史的“感考”地を読み解く

軍艦島周遊&池島炭鉱ワンデイツアー 3月分催行!

2018-03-19 19:43:05 | 池島炭鉱


以前にお知らせした『軍艦島周遊&池島炭鉱ワンデイツアー』。
今週から3月分の催行です!
3月は、21日(水)22(木)23(金)の3日間。
21日は祝日ということもあって既に満席を頂いてますが、
22日と23日はまだまだ余裕がありますので、
お近くの方や九州の方など、是非ご参加下さい!







出航は、長崎港の南寄りにある常盤桟橋。
昨年は、10時出航でしたが、
今年からは池島での散策時間を多くするために、
午前9時の出航です。

船は、以前にもお伝えした通り、
軍艦島の上陸ツアーを催行する軍艦島コンシェルジュのマーキュリー号。
150人乗りでスタビライザー付の高速船は、
揺れにも強くて、船酔いが心配な方にも安心です。







常盤桟橋を出航して最初に見えて来るのは、
長崎港に点在する世界遺産群。
三菱長崎造船所にある、
同時代のもので世界唯一稼働するジャイアントカンチレバークレーンや、
明治時代に建造された巨大造船ドックの第三船渠など、
現役施設のために、間近で見学できない世界遺産を、
船上から堪能します。








軍艦島の最大のウリ、外海側の炭鉱アパート群は、
観光上陸でも結局船上からしか見られないので、
このツアーでは周遊でじっくりと見学。
その後、マーキュリー号で一路池島へ。







池島島内ツアーの前半は、ガイド付見学。
フォトジェニックな火力発電所や、
炭鉱操業時から残る木造炭住などを見て回ります。







午前中の後半は、かつての歓楽街。
廃墟となった数々のスナックや飲食店に、
かつての繁栄を追憶します。







お昼ご飯の後は、各自散策マップを片手に自由散策の時間。
旧ソ連時代の建物のような外観が印象的な8階建ての炭鉱アパートは必見。
軍艦島ほどではないにせよ、
土地の狭い離島炭鉱の特色を良く現しています。







池島見学の最後は、トロッコに乗って入坑する、
実際に使われていた坑道の見学。
国内に残る炭鉱跡で、
トロッコに乗って実際の坑道を見学できるのはこの池島だけ。
坑内では、元炭鉱マンが丁寧に説明をしてくれます。







また坑内では、実際に使われていた各種機器の、
模擬運転の体験もできます。
岩盤に穴を開ける穿孔機や石炭を削り取るドラムカッターなど、
地底産業のリアル体験は、貴重な思い出になると思います。

近代化の歴史が眠る軍艦島、
そして実際に炭鉱街を体感できる池島。
炭鉱アパートエリアへ入れない軍艦島も、歴史が浅い池島も、
どちらも一つでは片手落ち。
二つの炭鉱を巡ることで、
長崎の産業遺産を満喫して頂けると思います。

軍艦島に行かれたことのある方はもちろん、
池島だけいかれたことのある方も、
そしてどちらもまだ行かれていない方も、
この機会にぜひご参加下さいませ。



4月以降の日程はこちら。

4月20日(金)21(土)22(日)
5月19日(土)20(日)21(月)
7月27日(金)30(月) 
8月23日(木)25(土)27(月)
9月22日(土)23(日)24(月) 

お申し込みははこちらから↓

軍艦島コンシェルジュ『軍艦島周遊&池島炭鉱ワンデイツアー』


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