そういえば音楽に関して殆どアップしていない事に気が付いたので、
時々アップしていこうと思います。
といってもこのblogなので、
廃墟を感じる音に関してです。
'einsturzende neubauten : 1/2 menche'
アインシュツルツェンデ・ノイバウテン:ハーバ・メンシェ
▼

「崩れかけの新建築」とい名前のこのグループの音楽を聴いたとき、
まだベルリンの壁が崩壊する前の東ドイツは、
なんて殺風景でいいところなんだろうと憧れたものです。
デビュー当時のインタビューに登場する彼の部屋には焼け跡があり、
インタビュアーの質問に、
「前の彼女が放火した」と答える、
メイン・ボーカリスト-ブリクサ・バーゲルト率いる、
生体廃墟楽団が紡ぎ出す音は、
コンクリの塊のように内蔵の奥までずっしりと響いて来ました。
けっこう来日していますが、
2回目に来日した時のライブは、
今はなき浅草の常磐座という、
当時既に廃墟だった映画館で行われました。
埃と黴の臭いが充満する会場を振動させる、
極太なバネや、錆びた鉄板で造られたオリジナルの楽器が奏でる音は、
鼓膜が破れるかと思うほどの轟音で、
2、3日耳が使い物にならなかったのを憶えています。
80年代前半のことでした。
時々アップしていこうと思います。
といってもこのblogなので、
廃墟を感じる音に関してです。
'einsturzende neubauten : 1/2 menche'
アインシュツルツェンデ・ノイバウテン:ハーバ・メンシェ
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「崩れかけの新建築」とい名前のこのグループの音楽を聴いたとき、
まだベルリンの壁が崩壊する前の東ドイツは、
なんて殺風景でいいところなんだろうと憧れたものです。
デビュー当時のインタビューに登場する彼の部屋には焼け跡があり、
インタビュアーの質問に、
「前の彼女が放火した」と答える、
メイン・ボーカリスト-ブリクサ・バーゲルト率いる、
生体廃墟楽団が紡ぎ出す音は、
コンクリの塊のように内蔵の奥までずっしりと響いて来ました。
けっこう来日していますが、
2回目に来日した時のライブは、
今はなき浅草の常磐座という、
当時既に廃墟だった映画館で行われました。
埃と黴の臭いが充満する会場を振動させる、
極太なバネや、錆びた鉄板で造られたオリジナルの楽器が奏でる音は、
鼓膜が破れるかと思うほどの轟音で、
2、3日耳が使い物にならなかったのを憶えています。
80年代前半のことでした。
指定席だったはずなのに会場入りしてみると、主催者側の判断で「座席があるとかえって危険」ということで急遽座席がとっぱらわれてオール・スタンディングになったり、演奏も佳境に入った頃に前に立っていたモヒカンくんが突然鼻から血を吹いて倒れ運ばれていったりと、ノイバウテンの演奏そのものより、その会場に集まった人間(いったい東京のどこに潜んでいたのか?と思わせるような人ばかり!)、そしてその空間が私にとっては異次元な世界でした。
もう20年以上前のことなんですね・・・。
時々書き込み、ありがとうございます!
後楽園ホールは、最初の来日公演の時でしたか・・・
一般にはプロレスの興行で知られる場所だったので、
会場を聞いた時に、ある程度「はなぢ」は予感出来ましたね(笑
会場に来てた人達のあの取り憑かれた眼差しは、
ある意味「オウム」的だったと。
そういう意味では P-FUNK の来日公演の時も、
信者の群れだったのを思い出します。