消滅する街～新宿ノーザンウエスト～＃09

前回からアップしている、
まもなく消滅する街、新宿ノーザンウエストの南エリアの続きです。

既に空き地になった所には、
桜の木が数本残っていました。
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まだ紅葉した葉がわずかに残っていますが、
辺り一面桜の香りが充満していました。

今年はなぜか秋にも、桜の香りがしました。
紅葉した葉が沢山残っている時は、
とくに強く香ったのを覚えています。
さすがに葉がなくなってしまった後はしませんでしたが、
いままで秋に桜の香りがしたのは初めてだったので、
少し幸せな気持ちになりました。

木の向こうに写る高層ビルは、
真ん中がアイタウン・レピア、
その右の格子柄のが新宿スクエア・タワーです。
最近新宿に建つ高層ビルは、なんでもかんでも○○タワーで、
タワーってつければいい、的なノリを感じます。

上画像の反対側を振り返ると、
猫が３匹、ほっこりしていました。
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たぶん桜の香りを嗅ぎ取って、
春と勘違いしてるんじゃないでしょうか。（ぺろぺろ）

この一帯には沢山の猫がいて、
新宿ノーザンウエストの２つのエリアの中でも、
こちらはメジャー（笑）なので、
ウェブ上でも、猫と共にアップされているのをよく見かけます。

その近くには、１匹だけぽつんと佇んだ猫もいました。
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まるで東照宮の眠り猫のような表情です。
この猫、目を開けると、どう見ても人の表情に見えます。
逃げるでもなく、媚を売るでもなく、
鳴きもせず、動きもせず、
卓越と悟りの表情をたたえた猫でした。

もしこのエリアへ行かれたら、
是非この猫の表情を体験されることをおすすめします。
　
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