全国各地で開花宣言が出ていますね。
桜の開花予想や満開予報がニュースのトピックスになるのは全世界でも日本くらいではないでしょうか。
祝日以外にも1年の間に沢山の歳時のイベントがある日本。
とくに桜の季節は全国の人々が心待ちにしています。
私も桜のシーズンが待ち遠しい、そのひとりです。
大好きな桜モティーフで、日常使いの食器を彫ってみました。
デザインは、私の師匠作のパターンを2つ組みあわせたものを用いさせていただきま
単純な模様だから、楽勝~♪だと思ったら・・・・
完全なる大間違いでした。やってみたら、難易度ハンパなかったです。
サンドブラストを知らない人でしたら、「よくできたんじゃん?」って言ってくれそうですが、いやいやいや・・・。ツッコミどころ満載です。
この画像を良く見てください。左半分と右半分の桜の雰囲気が違うのがわかりますでしょうか。
左側は彫り始めです。五辺の桜を何とか立体的にしようとあがいているのですが、花びらの縁に角度(エッジ)がついてしまって落雁(和菓子)のような感じになっています。
一方、その失敗に気づいて彫り方を変えてみたのが右側です。彫りすぎて上記のようにならないよう意識したため、なんとなく平坦でのっぺりした感じになっています。
そして、いくつか花を彫っていくうちに、花びらの凹凸感がなんとなく表現できてきました。
真ん中の桜、花芯部分、マスクを抜け損ねてチョット失敗してます。ドンマーイ。笑
仕上がってみたら、まあ、いい感じになりました。
お刺身を乗せるのにぴったりのサイズです。
ああ、春爛漫。
桜のぐい飲みグラスとともに、旬を味わうとしますか。