自動的に床のモップがけをするロボット、”
ROBOMOP(ロボモップ)”が我が家にやってきました。
『ノルウェー国際発明大賞受賞』ってデカデカと箱に書いてあります。
なんじゃそれ。(笑)
気になる人は
ロボモップの公式サイトがあるんで見てください。
もっとも値段は5000円程度だし、最初からこんなものはどうせ子供だましに違いないと半信半疑だったので、どっちかっていうと、おそうじ機能より、
ねねのおもちゃとして務まってくれればいいな、という程度の期待でした。(それにしても、ねこに5000円のおもちゃは高すぎぞなもし・・・)
とりあえず箱に入るのはお約束。
こんな形です。充電式なのでコードレス。
超安っちい、ペラッペラの円盤の裏に
”おそうじクイックル”のようなシートをセットして、
円盤の中心にボール状の本体を入れ、
スイッチを入れるといざスタート!!
回りだしました。かなり速いです。
タイマー30分で、だいたい6畳くらいの
部屋をくまなく這い回ります。
終了。
さーて、首尾は?ねねも気になる?
おおおぉ!すっげー!
昨日掃除したばっかりなのに、
30分でねこ毛イパーイ!
ボールはまるで生き物のように不思議な動きをし、円盤が障害物にぶつかると反対方向に進みます。(目がついとるのか?)最後まで観察していると部屋のすみずみまでちゃんと巡回します。(もちろん隅とか狭いところには入れないので、かなり大雑把)
モップ部分のシートは、”お掃除クイックル”の布と基本的に同じですから、当然、大きなゴミは拾ってくれません。でも、髪の毛、ねこ毛、糸くずは、結構確実に捕らえることができ、びっくりするほど沢山取れてました。
ねこ毛が空中を浮遊しないだけでも、こりゃー、
”予想外”のもうけもんでしょう。スイッチいれたら、ほっときゃいいし。音はかなり静かで気になりません。
さて、ねねの反応は?といえば・・・・、
最初はびびりまくって、遠巻きに見守り、数回後、敵じゃないことを認めると、今度はタイマーが止まるまでずっとロボモップについて歩いてました。
あくる日、ねねはロボモップと”鬼ごっこ”をすることを思いついたようです。猛ダッシュでドタドタとロボモップに向かって走っていき、飛び越してまた戻って突進してくる、それの繰り返し。なんか馬鹿に楽しそう。
ふっふっふ。この調子で、ロボモップはねねの良きお遊びコンパニオンになってくれるか?
ところがどっこい、これまた”予想外”のことがおきました。
動作中、なんか音が変なので見にいくと、ボールが円盤からはずれて、単独で床を転がっており、ねねがそれを嬉しげにもてあそんでいるではありませんか。
ボールを戻して再び様子を見ると、ねねは明らかにボールを取り出したそうにして、ロボモップにちょっかいを出しています。
円柱状の穴の部分に手を突っ込んでみたり、上からボールをすくい上げようとしてみたりするのですが、そこは指がうまく使えないネコのこと、うまくボールが取れません。
しかし、彼女は辛抱強く何度ものトライ&エラーを重ねた挙句、ロボモップが障害物にぶつかって逆方向に向きを変える時にほんの一瞬停止するタイミングを狙って、前足を円盤の下に無理やり入れて円盤を持ち上げ、ボールを円盤から脱出させることにみごと成功したのでした。パチパチパチ・・・。
(おぃおぃ、拍手してる場合か!)
おそらく、これでねねはロボモップの構造と動きのメカニズムを完全に理解してしまったでしょう。
これからは、彼女が寝てるか遊び飽きた時にしか、ロボモップはお仕事できなくなるんかなー。
ねねのおもちゃとしてはイマイチだったけど、ちゃんと本来の役目果たしてるから、ま、いいか・・・。ロボモップ、結構いいかもです。(^^)