![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9e/45681e41aec9fdd7c3d4061f1958f3b2.jpg)
友人にリングの製作を依頼されたのですが、レリーフとなる部分に色を施してほしいと頼まれました。 (上記の写真は違いますよ。後述します。)色をつけるといったらエポキシ樹脂ぐらいしか思いつきませんが、一度も扱ったことがないので、実験用に凹凸模様のあるリングをCADで作ってみました。(すごい贅沢ですよね。エポキシ樹脂の実験用にCADで造形なんて・・・)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/16/ddb557f2b8a03018752661a167a8f788.jpg)
まだ表面はバレルしただけです。凹部分にホーニング処理を施し、凸面を鏡面仕上げすればそれでもう完成形といった感じです。
このCADリングで試す前に、エポキシ樹脂がどんなものか、さらに初めての練習用として要らないスクラップで実験をしてみることにしました。例の失敗してお釈迦になった可哀想な桜リングも、ちょこっとだけ磨いて実験台のお仲間に入れてみました。
桜の透かし部分にエポキシ樹脂を流し込んでみました。(当然、裏はオープンなので樹脂が流れ出さないよう、セロテープで目張りしています。)厚みにもよりますが、数時間で硬化します。樹脂の量が少なめなのでこの場合は表面は凹んでいますが、たっぷり盛って後からツライチに削ることもできます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/9e/d1913159fcbff52cf4fb096aeae3190c.jpg)
ちょっと仕事が雑で何なんですが、なんか意外と可愛いいかもです・・・。この色は樹脂の原色のままですが、混色が可能なので、色合いを調整すれば品のよいリングになりそうです。
ストーン以外の方法で地金に色をつけられると、またデザインの幅も広がって楽しいですね。
ただ、エポキシ樹脂ではなく、高級イタリアンジュエリーのような硬質で透明感のある”エナメル”を施す方法を知りたいと思い、必死にネットで調べているのですが、そうした素材や工法が見当たりません。
キーワードは、適度な透明感と、盛った後にやすったり磨いたり加工ができることなのですが、やはり”企業機密”なのでしょうか・・・・。
以下はドイツのジュエリーメーカーのものですが、究極的にはこんなテクスチャーの作品を作ってみたいのです。ハァ、美しいですね~。
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WellenDorff社ホームページ(英語版)
工具屋さん、スクールの先生など、いろいろな人にもお尋ねしていますが、よくわかりません。ご存知の方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。(いつも”教えてちゃん”でごめんなさい)
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http://www.suzuho.com/news/070619.html
http://www.town.shippo.aichi.jp/shippouyaki/index.htm
とかで、体験教室とかやっているみたいですが、、、尾張とかじゃー無理かな?と言う訳で、七宝で、ググって、みると色々と出てくると思いますが、
つなぎ目の無いエナメルは、失われた技術とか言われるモノでして、ロージーさんのリンク先のところも、案の定ロシア皇帝ゆかりのなんとやらだと思いますし、卵型の置物チックなジュエリーで、有名なファ、、なんとか商会時代の作品を見た時ありますが、、、アレの再現は、無理かも、、、
後、中世のヨーロッパでもつなぎ目の無いエナメルが盛んだった訳ですが、おそらくその技術もミッシング系かと。。。
あ、蛇足ながら、そのなんとか商会で使用していた加工机のデザイン画、カッコ良くて(笑)、いつかあの机を越えるのをデザイン(※設計)したいと密かに狙っております。。。※因みに僕の教室の机は、僕が設計しましたが、アメリカのそれのコピーですね。。うへへ。
(^^♪
やはりあの独特の質感は七宝のことだったのですねぇ。やはりエナメルはミッシング系ですか。。。私、ジュエリーメイクではないのですが大昔に七宝焼をやってたことがあります。ガラスの釉薬を載せて釜で焼くのですが思うように色や模様がでなくて結構大変だった記憶があります。
それから、UV樹脂なるものも見つけました。
http://www.rakuten.co.jp/ac-fan/422413/688807/
カラリットと同じようにUV光で硬貨させる素材のようです。おそらく、ジェルネイルと同じ素材かと思われます。楽しそうですがこちらも光照射の装置が必要とのことで、お遊び程度の意匠にそこまでして?、、という感じではあります。(^^;;
そしたらレジ横に
http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/tool-net.jp/g/980001/index.shtml
がありました。
ローズさんのいわれてる半透明とは
違うなと思っている時そのとなりに
2008年2月に新発売の半透明のこれらににたものがありました。
紫外線で固めるのは前投稿でありましたがこれもそうだと説明に書いてありましたが...追記でなんと時間はかかるが自然乾燥でも大丈夫です。と書いてもありました。新発売でHPにものってない様子。
まぁ参考にして下さい。研磨できるそうです。
ありがとうございます。これは耳寄りなお話です。
シーフォースさんなら私もよく行きますが、灯台下暗しですね。全然気づきませんでした。近々見に行きます!いただいたURLの商品の価格帯なら買いです!
ナイスな情報、ありがとうございました。
僕が使い方に慣れてなかったのかなぁ・・・
塗った時の質感は良かったですよ。
ヤスリをかけたり研磨をすると・・・慣れれば良いのかも(^^;
POSYさん慣れたらコツを教えてください。
実は、norihitoさんのおっしゃるような状況かもしれません。樹脂と地金をツライチにするテストをしているのですが、色の部分と地金とが一体になるようなツルツル感がでなくて苦戦しています。たしかに塗ったときはピカピカですが、研磨するとあの光沢がどう頑張っても再現できません。いくら頑張っても艶は鈍く、バフをかけると目に見えないような研磨傷にバフカスがつまって汚い色になってしまいます。シルバー部分はピッカピカなのに・・・。
先日、この桜の作品に使った樹脂を買った販売店の店長さんに相談した所、大変丁寧にコツを教わりました。彼によれば、樹脂は、シルバーを磨く要領と材料で同じように磨いてもきれいにならないそうです。バフなんてもってのほかだそうです。(^^;
樹脂の研磨加工の技巧は、フィギュアーを作る人の間では良く知られたテクニックのようです。樹脂(およびプラスチック)専用の研磨材料が必要だったので調達しました。(店長、商売上手だよぉーー!)ちょっと頑張ってみます!
アフターサービスってこういうことだったのですね!
コツがわかった私もハッピーだし、また研磨材料がさらに売れた店長もハッピーというわけで・・・。
しばらく、樹脂実験三昧になりそうです。
枝葉末節なことでハマってしまう私で、いつになったらライノをマスターできるのか・・・。