木曜日から出張で大阪に来ている。
今年はお正月を大阪で過ごしたので、4日は東京に出社したが、ずっと大阪にいるような感じがする。
昨日デリケートな税務案件も無事に解決し、久しぶりに開放感をもった週末を迎えることができた。
いま、実家で珈琲を淹れながら、ブラームスを聴いている。
選んだ曲は、弦楽五重奏曲の第一番。
傑作と言われる六重奏とカルテットに挟まれて、幾分日陰の立場に置かれているが、私はこの曲が大好きだ。
ふくよかで明るい曲想は、いつ聴いても癒される。
とくに冬の朝に聴くこのクインテットは格別だと思う。
昨年震災のときに、避難所暮らしを経て、奇跡的に自宅に帰り着いた翌朝、無性に聴きたくなったのがこの曲だった。
当時家の中は目茶苦茶になっており、CDは散乱、スピーカーから音を出すなんてことは全く叶わなかった。でも、なぜかこの曲の第一楽章の旋律が何十回も私の頭の中を駆けめぐって離れなかった。
しかし、その後スピーカーから何とか音が出せるようになっても、こんどは肝心のディスクが見あたらない。ようやく聴けるようになったのは、7月になってからだった。
そんな経緯もあったので、スピーカーからこの曲が流れてきたときの嬉しさは、今も忘れられない。
そして、今日改めて聴いてみて、やはり魅力的な音楽だと思った。
アマデウスカルテットたちの演奏も申し分ない。
LP時代に好きだったベルリンフィルハーモニーのメンバーたちの演奏(PH盤)と並んで、ともに私の大切な宝物である。
ブラームス作曲
■弦楽五重奏曲第1番ヘ長調op. 88
■弦楽五重奏曲第2番ト長調op.111
<演奏>
アマデウス弦楽四重奏団, アロノヴィッツ(ヴィオラ)
今年はお正月を大阪で過ごしたので、4日は東京に出社したが、ずっと大阪にいるような感じがする。
昨日デリケートな税務案件も無事に解決し、久しぶりに開放感をもった週末を迎えることができた。
いま、実家で珈琲を淹れながら、ブラームスを聴いている。
選んだ曲は、弦楽五重奏曲の第一番。
傑作と言われる六重奏とカルテットに挟まれて、幾分日陰の立場に置かれているが、私はこの曲が大好きだ。
ふくよかで明るい曲想は、いつ聴いても癒される。
とくに冬の朝に聴くこのクインテットは格別だと思う。
昨年震災のときに、避難所暮らしを経て、奇跡的に自宅に帰り着いた翌朝、無性に聴きたくなったのがこの曲だった。
当時家の中は目茶苦茶になっており、CDは散乱、スピーカーから音を出すなんてことは全く叶わなかった。でも、なぜかこの曲の第一楽章の旋律が何十回も私の頭の中を駆けめぐって離れなかった。
しかし、その後スピーカーから何とか音が出せるようになっても、こんどは肝心のディスクが見あたらない。ようやく聴けるようになったのは、7月になってからだった。
そんな経緯もあったので、スピーカーからこの曲が流れてきたときの嬉しさは、今も忘れられない。
そして、今日改めて聴いてみて、やはり魅力的な音楽だと思った。
アマデウスカルテットたちの演奏も申し分ない。
LP時代に好きだったベルリンフィルハーモニーのメンバーたちの演奏(PH盤)と並んで、ともに私の大切な宝物である。
ブラームス作曲
■弦楽五重奏曲第1番ヘ長調op. 88
■弦楽五重奏曲第2番ト長調op.111
<演奏>
アマデウス弦楽四重奏団, アロノヴィッツ(ヴィオラ)
ほとんどromaniさんの名文の賜物です(笑)。
また良き名曲のご紹介をお願いします。
五重奏のCDがありません。早速手に入れたいと思います。
私も新春から立て続けにブラームスの曲を聴いておりましたが、
彼の曲、特に室内楽には飾らない安らぎのようなものがありますね(オケ曲などはかなり意気込んだ所が見えるのですが)。
それにしても、「あの曲聴きたい!」という時になんでCDがすぐ見つからなかったりするのでしょうね。
日頃の片付けが大事だなのだなと、私も反省しきりです。
ひょっとして全集ですか?それとも弦楽のための室内楽を集めたものでしょうか?
いずれにせよ、ブラームスの室内楽は、一年を通して聴きたくなる素晴らしい音楽ばかりなので、どうかお許しください。
今後とも宜しくお願い致します。
でも、きっと気に入っていただけると思いますので、是非お聴きになってみてください。
誤解を恐れずに言いますと、ヴァイオリンを弦楽四重奏曲、チェロを弦楽六重奏曲に例えるとすると、弦楽五重奏曲はヴィオラみたいなイメージでしょうか。
派手さはないけど、いかにもブラームスらしい音楽になっていると感じています。
お勧めですよ。
ご安心ください(笑)。
安心致しました(笑)
絶対気に入っていただけると思います。