窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

電王戦・ギルド戦争

2014-04-10 09:42:51 | Weblog
ギルド内競技会で「地上最強」を決めていた棋士さん達。<--リンク

ほかのギルドが挑戦してきた時にどのように戦えばいいのか、まるで知りません。

従来どおりの1対1の個人技で戦うのみでありました。

「正々堂々の一騎打ち」といえば聞こえはいいですがねえ。

なにやらムダに戦闘を繰り返している様にも見えてしまいます。


COM君が人間の将棋を組織的に研究しはじめてから30年ほど経ちましたか。

その間にCOM君サイドは「対人戦闘方法」を十分練り上げてきました。

研究会組織もあり情報共有も十分であります。


他方人間が「打倒COM君」に本格的に取り組み始めてまだ1~2年しかたっていません。

それではやばやと白旗を上げてしまうのは何ともなさけないありさまであります。

将棋とおなじ様にもう少し戦略的に戦えないものでしょうかねえ、連盟さん。


準備段階でもCOM君設置してあとは「おまかせ」。

「自由にやってください」と。

そのあたり連盟さんは全て棋士さんまかせで何の戦略も見えません。

その結果は完璧にCOM君の挙動を理解出来た方から5分5分の出たとこ勝負で対局に臨んだ方までいろいろでした。

それでは単に好き勝手に戦っている「寄せ集めの集団」であります。


この戦争は単なる「個人戦争」ではありません。

ギルドの名誉と利益をかけた避けることが出来ない「ギルド戦争」であります。<--リンク

そのあたりの理解が連盟ギルドの構成員全員の共通認識になっていないようであります。

「電王戦は私には関係がない。一部の人たちだけの戦いである」と。

これでは外圧がかかると内部崩壊しておしまいになりますね。

本当の「戦う集団」になれるのか、見せ掛けだけのたんなる「烏合の衆」で終わるのか、真価が問われているのであります。


PS
「電王戦記」はこちらから入れます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 電王戦・並び立つもの | トップ | 電王戦・頂上対決 屋敷ーポ... »

Weblog」カテゴリの最新記事