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史観の呼び名

2017年05月11日 | 天皇
 神国日本=軍国日本の時代は皇国史観以外の史観は抑圧されていました。戦後にやっと顔を出すことができたのは科学に基づく史観です。これを皇国史観派の人は「皇国史観と自虐史観」と呼称します。「自虐」と蔑むのは科学的な史観が「日本の侵略や、戦争犯罪を認める」からです。つまり皇国史観では日本の侵略や戦争犯罪を認めません。
 相手を「自虐史観」と呼ぶのは攻撃的な呼称ですから適当とは言えません。理性的な呼称としては「民主史観」または「科学史観」と呼ぶべきです。
「自虐史観」に対応する悪意に満ちた「皇国史観」の呼称ならば「他逆史観」「無反省史観」「水増し史観」「鯖読み史観」「寝ぼけ史観」あたりになります。



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2 コメント

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Unknown (くいじじ)
2017-05-24 07:52:26
私もじいじと呼ばれる年齢になっていますが、昭和天皇が靖国神社に参拝しなかったこと、皇紀水増しのこと等など、全く知らず驚きました。どんどん叫んで教えてください。ところで、同じように最近知った言葉に「御霊信仰」があります。恨みをのんで死んだ者が怨霊になって祟りをもたらすことがないようにこれを「神」として祀り、それによって災厄から逃れようとする考え方とか。片方で英霊として称えながら、根っこにはこんな考えがあったなんて驚きました。

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お霊信仰 (頑じい)
2017-05-24 16:21:36
一般的に死者を祀るとともに死者が祟るという感覚があると思うけど、いわゆる英霊に対してそれがあるかどうかは私は知りません。
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