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八紘一宇の塔

2017年06月01日 | 平和
 日向は、そういう神話の国ですから、昭和15(1940)年、皇紀2600年祝賀行事の時、「八紘一宇の基柱」(はっこういちうのもとばしら)を建てました。「八紘一宇」は皇国史観のスローガンです。「世界中が一つの家であり、その盟主は日本の天皇である」という思想ですからそれにちなんで朝鮮、中国本土、旧満州、内モンゴル、台湾、マライ半島、シンガポール、インドネシアなどから石を一つずつ持ち込んで塔に組み込みました。
 敗戦になってGHQ(占領軍マッカーサー司令部、)は、たくさんの命令を出しましたが、「八紘一宇」もその一つとして禁止用語になりました。1960年、日本は国連加盟を認められ占領は終了し、マッカーサーによる禁止はすべて無効になったわけですが、この言葉はさすがにむき出しだと禁止されたことをいいことに姿を消していました。
 日向では八紘一宇の塔の文字が削られ、「平和」と書き換えられました。中国から「勝手に持って行った石3個を返せ」と言われたが返していません。
 ついこの間自民党のさる女性議員が、同僚の「がん患者は働かんでいい」という発言に噛みついてポイントを稼ぎましたが、実はこの方、何かとお騒がせの方で、2年ほど前には国会で「多国籍企業に対する課税は、八紘一宇の精神でやれ」と発言して世間をぎょっとさせました。もっとも「あれは何じゃ?」と意味が分からなかった方のほうが多かったようです。日本の歴史認識に厳しいいくつかの国も意味不明だったのでしょう、なんとも反応していません。ばかばかしくて答える気にならなかったのかもしれませんね。しかしまあこんな調子で、最近この言葉は開き直って世間にのさばってきています。


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