障害児と学校 → 頑じいの歯ぎしり

障害がある子とない子と → 頑固爺の「ごまめの歯ぎしり」

もちゃもちゃした言い方

2017年06月12日 | ことば
 「応援してくださる皆さんに感動を与えられるように精進したい」と発言するスポーツマン、あっ違ったアスリートがいる。これは単に「与える」ということばを知らないだけだからまあ、我慢しよう。
 「応援してくださる皆さんに感動を与えるように精進できればいいかなぁと思います」なんていう言い方もよく聞く。なんでこんなにもちゃもちゃした言い方をするのだろう。「精進できれば」というのは仮定形で「精進できないかもしれない」という言い訳を含んでいる。それにご丁寧に「か」という疑問形を加える。そして最後は「思います」という言い訳が前提になっている。「思う」というのは「する」ということではない。「するかもしれないがしないかもしれない」ということである。
「ただいまから~を開会したいと思います」というような言い方も愛用されているが「開会するのかしないのか、どっちだい?もうめんどくさいからお前ひとりで開会しろ。俺はしらん!」と言いたくなる。