ONE DAY MORE

漫画家・村田順子の
美食と薔薇 華麗なものが
大好き人生☆。.:*・°☆

恒例!聘珍楼・鍋の会 2024

2024年02月02日 | 美食

今年も呼んでいただきました~!!

聘珍楼・社長夫人主催鍋の会

昨年は鼻の手術をしたため、体調が悪くて欠席。その分を挽回する勢いで食べて来ました(笑)。

日比谷店の入り口には春節の飾りつけが

いつものようにコの字のテーブル

真ん中で総料理長自ら、最高の食材を最高の火入れでしゃぶしゃぶしてくださいます。

お部屋から見えるのは日比谷公園。

真下には日比谷公会堂

魚介の盛り。

野菜盛り。

先付けは、生ザーサイの浅漬け、白菜の花山椒甘酢漬け、大根のお漬物。

奥のソース3種は、豆板醤、青ミカンのピール入り腐乳、豆鼓醤。

相変わらず貫禄の総料理長・西崎さん

初っ端から、超~超~~高級食材の魚の浮袋そしてスッポンが出て来た~

この肉厚の得も言われぬねっとりとした食感は、何に例えたらいいのか??想像を絶します。

8年ほど前、香港の某有名レストランで「食べてみたい~!」と値段を聞いてみたら、B5サイズくらいで12万円と言われ、ひっくり返ったことがあります。香港を基準に考えれば、この5cm四方でも1万円はする(笑)。

これが、今やフカヒレよりも高級食材として香港で君臨している魚の浮袋です

アマゾン川の絶滅危惧種=大魚の浮袋らしい。

蟹~~

お魚盛り。

これがまたもう~~最高に美味しかった

ハタと鰻の輪切り

超~大きい車エビ。

ミル貝とつぶ貝の2種盛り。

とり貝。

青菜と紋甲イカ。

なんの青菜だったかもう~~覚えてない

ホタテ~

お肉盛り~~

本当に新鮮で、しゃぶしゃぶで食べてもまったく臭みのないセンマイ、ハチの巣。

鴨肉と油条

牛肉は花椒を効かせたゴマだれでいただきました。

最後はおこげスープ

本当はもう少しディープフライが好みなんですけど、あれだけの食材の出汁で食べるにはこれくらいがベストですね

さらに余ったスープで麺をいただきました

のゼリー。

みんなで持ち寄りって飲んだワイン

ご馳走様でした~~。大満足!!

帰りに聘珍楼のショコラをお土産にいただきました~

山椒×緑山椒、陳皮×サンザシ、杏仁×ゴジベリー、シナモン×ドライアップルという珍しいフレーバーの贅沢な薬膳アソート!!これは2024年度の新作だそうです。本当に聘珍楼ならではの唯一無比のショコラでした。


漫画のドラマ化

2024年01月31日 | 漫画

私の漫画も、過去にドラマ化されたことが2回あります。

ぜんぜん単行本は売れてないんだけど、アンケートはけっこう良くて、途切れることなくずぅ~っと雑誌で派手に連載をしていたので、みんな騙されて白羽の矢が立った…というテキトーなイイ時代でしたよね(笑)。

 

最初にドラマ化した『べにすずめたちの週末』は、少女漫画界で初めて!イジワルキャラを主人公にした作品で、なにやらマニアうけして、キワモノ映画で有名な 河崎 実監督からじきじきにドラマ化のオファーがあって実現しました。

作品を気に入ってくれている監督だから、これでもか!というくらい原作に忠実で、女優さんもちゃんとおかっぱ頭。

細かいくだらないギャグも見逃さずに活かしてくれてすごく楽しかった。

関西テレビの関西ローカル、低予算、しかも早朝OAというマイナーさが自由に拍車をかけたのかも。

 

その2年後にテレ朝系で作られたのが『SALE!!』という作品でした。

これはまったく意味不明なことばかり

まず男兄弟ばかりの紅一点!(一姫三太郎)の紅(べに)ちゃんが、多額の負債を負った一家を立てなおすために奮闘する話なのですが、なぜか男兄弟を全員女子に変えられました。

今はイケメン並べてナンボの世界だけど、当時(30年前)は女の子じゃなきゃダメみたいな空気があって、私は勝手に「上層部のオヤジ(プロデューサーとかスポンサー)の鶴の一声で全員「女の子」に変えさせられちゃったんじゃないか??芸能事務所とのしがらみで女優を使わないとダメだったのか?」などなどと想像していました。

まあ百歩譲ってそれは仕方がない…(当時は)としても、キャラクターの名前までも全部変えられたので、さすがにそれは「なんでですか?」と聞いたら「特に意味はない」と言うので、せめて「紅」という名前は使って欲しいと言ったら、まあいいですよ!となったんだけど、なぜか紅が紅子に。しかも苗字は変えられたまま。

どうして??

兄弟全員名前に色の漢字が付いていて、その色のイメージをキャラクターの性格に意味を込めたのに

結局、テレビ制作側にとって、原作なんてどうでもよくて、ただ素材として使いたいだけなんだと思った。

すごく不愉快だったけど、でも、そこでゴネるほど私の立場は強くないし、なによりテレビは一番エライ!!という圧があってドラマは完全に別モノ!だと思うことにしました

 

友達や後輩漫画家から聞いた話もいっぱいあります。漫画家が被ったドラマ化での「理不尽なもやもやエピソード」は、ドラマの数だけあるよね、きっと。

近年では、伊藤理佐の『おいぴーたん!!』が『おいハンサム!!』というタイトルに変えられて、「なんじゃそりゃ~!?」と憤慨していたら、あれは理佐の3作品の合体ドラマだと聞かされ、結果的にめちゃくちゃ面白い作品になったから、結果オーライ。それでも「おいハンサム!!」はないだろう??と未だに思っていますが(笑)。

とにかく制作側の愛が良作を生むんだなぁ~と痛感しています

『SALE!!』1巻の表紙。

Amazonで全巻読めるセットも出てた

これは『べにすずめ…』の主演の田中雅子ちゃんと河崎監督と仲良く撮ったボケボケの写真

服もメイクも時代だじゃね~~。80年代かと思っていたら1993年だった

田中雅子ちゃんは、女優を引退した後も長~いこと年賀状をやり取りしていました。

本当に律儀で優しい女の子でした

『SALE!!』の記者発表。

主演は山瀬まみさんと、当時まだSMAPだった森且行くん。

お父さん役は堺正章さん。

菅野美穂さんや小松千春さん、脇役には上原さくらさんとかもいらっしゃいました。


香港で食べたもの

2023年11月26日 | 香港

久しぶりに行った秋の香港!!

最大のメインイベントは上海蟹ですが、とにかく物価の上昇に加え、地獄のような円安で何もかもがあり得ないほど高かったです

香港に行ったら必ず食べる正斗のワンタン麺。

今回はサービスアパートメントに泊まったので、翌朝分の焼きそばもテイクアウトで購入。

ワンタン麺、エビ揚げワンタン、焼きそばの3点で=合計5,000円超えでした

Leonのコンサート前に、友人たちと食べた飲茶

器を洗うのは久々じゃぁ~~!というか、未だにやっているのか?と驚いたんですけど、これはもう習慣なのでなくなることはなさそう

レトロでかわいいヤカン。

一個はお茶で一個はお湯

茹で油菜に生姜のソース

オイスターソースより好き。

すごく凝った点心の蒸籠。

揚げタロイモ

エビ蒸餃子

点心蒸籠2

堡仔飯のような丼1

久しぶりに食べた中国ソーセージが美味しすぎる~~

コンサート終演後は、尖沙咀の四川料理屋へ

開いている店がなくて適当に入ったんですけど、めっちゃ美味しかった

昔は、香港の四川料理はぜんぜん辛くなかったけど、かなり本格的

セントラルの街市跡地にできたフードコートで食べたチキンライス。

ここも、必ず行く羅富記のお粥。

昔は450円くらいだったのに、今は1,000円(円安のため)。

スーパーでパンとフルーツを買って、翌朝食にしました。

夕飯時に頼んだレモン&ライムジュース。

ドライオレンジを炭酸の中でつぶして飲むのもなかなか美味しい

香港で流行っているコーヒーの炭酸割り

不思議な感覚だったけど、暑い夏にはアイスコーヒーより清涼感があって良いかも

上海蟹キターーーーッ

ちゃんと生きているかを確認します。

トゲトゲの蟹の足を折ったり裂いたりしても、最後まで破れなかった手袋

すごい優れものでした。

人数分のハサミ。

蟹味噌入り小籠包。

蟹味噌入りフカヒレスープ。

茹で上がった蟹さん。

ざっくりお店の人にバラしてもらいます。

一杯解体にかかる時間は45秒。

さあ~いただきます!!

最後は青菜(清炒豆苗)と…

蟹味噌かけご飯

ここ(滬江大飯店)に来たら、これを食べずにはいられない!!

卵白の炒め物←これは「ウソの蟹」という料理名が付いています。

あ、上海蟹を食べたら最後に必ず飲む、体を温める生姜湯の写真を撮り忘れた

 

あまりの円安に、方々で「日本人、可哀想…」と言われました

この上海蟹のコースも日本円だったら2万円!!気の毒に思った年下の友人におごってもらう日が来るなんて、もう~ビックリ

でも、ありがたかった

この恩はSixTONESで返すと誓って帰国しました


香港・故宮博物院特別展

2023年11月25日 | 香港

香港で開催されていたロンドンのナショナル・ギャラリー展

なんと!サー・トーマス・ローレンスの『ランプトン少年』がこの展覧会の目玉になっていることに驚きました。

有名ではあるけど、若干マイナーなこの作品がこんな大きな扱いを受けるなんて、なんとなく日本ではあり得ないという気がしました。←私の勝手なイメージです

入口を入るとすぐ!!にランプトン君

高校1年生の時に使っていたアドレス帳の表紙だ(笑)

原画を初めて見たよ~~じんわり感激 !!

名だたる有名画家の作品がたくさん来ていました。

壁の色やライティングがとても良いです

なんとなく、

キュレーターの趣味なのか?美男子の絵が多い

ゴッホ?

ゴッホ2

見応えタップリ~

香港(中国)の財力を見せつけられたような素晴らしい特別展でした。

クリスマス飾りの準備中。

クリスマス気分には程遠い快晴

このエリアはまだ再開発中だけど、近所に住んでいる人(?)がお犬さまを散歩させていました。

昔は犬の散歩を見かけることはほとんどなかったけど、今回街中で高級なブランド犬の散歩を見ました。

気温は27度。

暑い

今回時間切れで行けなかったM+

次回、必ず行きます~~


香港・故宮

2023年11月24日 | 香港

香港の西九龍地区に新しくできた『香港故宮文化博物館』に行って来ました!!

すごい規模~

昔、故宮にあった宝物は、全部蒋介石が台湾に持ち去ったから中国には何もない!と聞かされていたし、実際80年代に行った北京の紫禁城はがらんどうだった。

でも、お宝・・・あったんですねぇ~

明・清時代の紫禁城に実際あった貴重な品々が大量に展示されていました。

展示室のテーマは3つ。

①「紫禁城に入る。建築、コレクション、遺産」

②「夜明けから夕暮れまで。紫禁城の生活」

③「威風堂々との出会い。清朝の皇帝と皇后の肖像」←ここでは、明・清時代の宮廷生活を垣間見ることができます。

まあ、もちろんかつて存在していた数と比べたら微々たるものでしょうけど、これだけのものをあの文化大革命から守ったんだと思うと、とても感慨深かったです。

建物の全体像を撮り損ねたので、公式?のを拝借。夜景だけど

実際、皇帝が着ていた「龍袍」。

まったく同じ装束を着た皇帝の御容(肖像画)もありました。

皇后の衣装

巨大な空間に映像が映し出されているバーチャル屋敷のエントランス。

台北の故宮と比べて、やっぱり大きいものが多いですね。

北京の紫禁城を入口からずっとず~~っと歩いて行くと、突き当りに奇岩の庭が現れるのですが、それを写真で再現してるイメージでしょうか?

翡翠でできた何か…花?野菜??

台北にある白菜と並べて見たい。

色合い、細かい柄、すべてがワタシ好みの器たち~

硝子の食器。

 

べっ甲か水牛の角でできたレードル。

あまたある展示品の中で、私が最も好きだった桃の壺

本当に素晴らしかった

緑と黄色の陶器もたくさんありました。

すごく九谷焼っぽい。

この芍薬?の花もホント美しくて震える~~

色合いが品がいい

このデミタスカップも本当にきれいなブルーでした

普段使っていた食器、カトラリー類。

何もかもが好き

これもなんか久谷っぽい。

やっぱり桃のモチーフの色合いが最高にカワイイ

テーマ別に分かれている各展示室にはエレベーターやエスカレーターで移動します。

香港島が一望できるテラス。

本当に巨大で見ごたえたっぷり

立地が分かる全体像を、またまた拝借


黎明~Leon・Lai演唱會2023

2023年11月23日 | 香港

黎明さんの演唱會に行って来ました

マレーシアで見て以来~、あ?違う!!台北以来か??4年ぶり!!

Leonが 香港コロシアム(紅館) でやるのは十数年ぶりなので、本拠地はやっぱりいいなぁ~

気分は最高に盛り上がりました。

現地で合流した友人たちと

私はSexyzoneの薔薇のペンラを持って行ったのですが、薔薇は意外と地味でした(笑)。

EXOのを持って行きたかったけど、韓国のペンラは重過ぎるほぼ鈍器 のため断念

ペンライトも進化してたっす~~

昔は工事現場で作業員が振っているような、巨大で色もデザインもイマイチで、しかもすぐ壊れそうなチープさがありましたけど、今回売っていたペンラはデザインも良くてなかなか魅力的。

絶望的な円安で、軽く1,000円以上していたので私は買わなかったけど、買えば良かった

知らない間に香港コロシアムがリニューアルしてたよ~!!

懐かしいLeon・Family(Japan )製のウチワを持って

しかし、今はスマホで撮影しまくるためウチワを振っている余裕はないのだ。

いよいよ始まるよ~

プロジェクションマッピングが美しい

Leonさん登場

ほぼ踊らず、移動せず、立ったまま、もしくは座ったまま。

バックのモニターに映し出される歌詞を見ながら歌うので、香港の朋友は「巨大なカラオケのワンマンショー」と言っていました

ほぼステージ上位置の席で、舞台袖で見守るスタッフの気分(笑)。

めっちゃ良席

たまには歩く。

この手の角度がLeonさん。

顔は年をとったけど、体系はまったく変わってないのがすごい。

歌は昔より上手くなっている!!というミラクル

動画もいっぱい撮りましたよ~

それらはFacebookの Leon・Family(Japan)のコミニュティーサイトにUPしております。

水分補給中

何回か、かなり接近遭遇しましたけど、近すぎてかえって視線はスルー

毎回「これが最後かも」と思いながらコンサートを見るので、私に気付いてもらえなかったことは残念無念もう最後のつもりか??


4年ぶりの香港

2023年11月21日 | 香港

久しぶりに香港に行って来ました

今回滞在したのは、27年前に香港の上環で借りていたアパートに似たタイプの、バルコニー付きサービスアパートメント。

ミニキッチンが付いた1LDK。住んでるみたいでとても楽しく快適でした。

狭いけど、何もかもがちょうどいい。

ベッドルームが別にあるだけでも住んでる気分になるんですよね!!

広いバルコニー、、、

結局なんにも使わないんだけど、お隣さんは長期滞在なのか?バーベキューをしてた

バルコニーから見える景色。

部屋から見た夜景

目の前にスーパーもあって、めっちゃ便利

街市(市場)は機能しているのかよくわからなかったけど(昔の匂いは皆無)、こういう環境のせいか周辺には昔ながらの小売店が並んでいて、すごくワクワクしました

仏具のグッズ屋。←いろいろ燃やすやつ。

肉屋、八百屋、食品店、お粥屋やお惣菜店もいっぱいあって、ここならマジで暮らせる!!

日系のスーパーも進出していて、日本食材はなんでも手に入ります

日本でも見たことのない規模の卵売り場

なんと!香港で売られている卵の80%は日本製なんだって!

最近は香港人も生卵をご飯にかけて食べるので、安全性と美味しさで日本産が選ばられるようです

でもこの卵が一パック600円くらいします。←今、円が悲惨なほど安いから、現地の感覚的には400円くらいかな


ブドウ・栗・コンククス

2023年10月02日 | ブログ

秋の旬を五月雨式にいただきました

まずはブドウ!!

今年も恒例、二ノ宮知子っちの親戚のブドウ園から、贅沢にシャインマスカットがわんさか届きました

今年のは大きくて甘くて最高のデキ!!

生で食べて食べて、ご近所にもおすそ分けして、コンポートとかにもして毎日堪能しまくり。

半年くらい前から『食べチョクのフルーツセレクト』で毎月旬の果物を取り寄せているのですが、やっぱり産地直送は美味しいね

野菜も果物も、鮮度がいかに重要かを痛感しています。

これも恒例!!

うちの元スタッフだったヒロミちゃんのお友達の農園(岡山県)さんからブドウの宝石箱が届きました

スーパーではほぼ見ることのない珍しい品種のこぼれブドウが、いつもごちゃ混ぜに敷き詰められているんですけど、今年はカップに分けられていて分かりやすかった(笑)。

栗もとれたてってこんなに美味しいんだね~~

まずは普通に栗おこわを作ったんですけど、うなるほど美味しかった。

さてさて、次は栗で何を作ろう~?と考えた時、栗と相性がいいのはクリーム!!ということで、鶏胸肉とマッシュルーム、栗を生クリームで和えたソースでスパゲッティを作りました。

野菜とお肉&魚に栗を添えた蒸し物。

これをポン酢といゴマダレでむしゃむしゃ食べる

韓国で食べたコンククスが忘れられないので、自分で作ることにしました

まず大豆を前日から水に浸して冷蔵庫で寝かせます。

それを、浸けた水ごと数分間茹でます。

茹で上がった大豆の皮を取り除く作業が、唯一大変

あとは皮を取り除いた大豆を、ミキサーでつぶすだけ!!

ちょっとコクを足すために、白ゴマと松の実を少し入れました

出汁はいっさいなし!

細うどんの上に塩だけで味を調えたスープを注ぎ、いろどりのきゅうりをトッピングした「コンククス」完成~~

豆の皮むきだけがちょっと大変だったけど、簡単でめっ~~ちゃ美味しいのが完成しました。

しぼった豆のカス(おから)が、スープより美味し~い

これをチゲなどの汁物に入れると、得も言われぬ旨味とコクが増して最高ざました。

バルコニーで育てた韓国のカボチャ(エホバ)が、今年はたくさん採れました。

チゲにしたりナムルにしたり。

ズッキーニとカボチャのちょうど真ん中!という触感。

エゴマの葉っぱは、食べても食べてもにょきにょきと次々生えてくるので、エゴマ農家になろうかと思ったほど。

少しくせのある野菜をた~っぷり。それでポッサムやプルコギを巻いて、今年の夏はどれだけ食べただろう??


京都~神戸③男闘呼組ラストツアー

2023年07月20日 | 旅行

活動休止から29年ぶりに、昨年(2022年)突然1年間の期限付きで再結成し、日本中のファンを驚愕させた男闘呼組

昨年の秋から年末にかけて東京でライブを開催し、今年春の有明ガーデンシアターを皮切りに29年前に行けなかったホール(コンサートが決まっていたのにキャンセルになった場所)すべてを回る!!ラストツアーを開始したのでした。

8月の解散まで、全国を全力で回っている彼らをできる限り追いかけてはいるのですが、今年はEXOの5年ぶりのカムバもあるので、遠出は京都&神戸にとどめました。ちなみに今回同行した友人は、ほぼ全ステです

GWまでは100%男闘呼組のライブだったのに、地方公演から突然~2部(アンコール)が、彼らの新しいバンド「Rockon Social Club」のコーナーになってしまい、男闘呼組ファンとしては「えッ?」って感じでちょっとザワついたのですが、

「うるせ~んだよ!!俺たち4人がいれば男闘呼組なんだよ!!」という高橋和也の一声で、「はい」おっしゃる通りですとみんな黙りました(笑)。

昔の曲を聴くチャンスが減るのは残念なんですけど、Rockonの新曲もすごく良いし、アルバムのすべてがまぎれもない男闘呼組サウンドだったので良しとしましょう。

でも最初はRockonで男闘呼組の曲をカバーする!って言ってたから「ああ~その手があったか」と大喜びしていたんですけど、なんか知らんけど大人の事情でそれもかなわなくなりそう(らしい…?)ので、じゃあやっぱり男闘呼組の曲は聞き納めかもしれない

Rockonはこれからずっと応援して行くからさぁ~お願いだから武道館だけは全曲男闘呼組でやってくれ~!!もしくは、バイバイ男闘呼組→からのRockonへ…のアプローチなら演出として許す。←エラソー

久しぶりに昔うちのスタッフだったヒロミちゃんとも合流。←ヒロミもオトコグマー!!

30年以上前、京都会館に男闘呼組を一緒に見に行った時、前から3列目正面ど真ん中席の私が、椅子の上に乗って熱狂していたら警備員に頭をバッコ~~ンと張り倒された話とか、持って行った傘が押し寄せる女子たちに踏みつぶされ大破した話とかで盛り上がりました

当時の男闘呼組は無法地帯だったとはいえ、最近のジャニーズファンはおとなしくなったよねぇ~。しみじみ。

終演後はなるべく祇園方面には行かないようにして「フォーチュン・ガーデン」で打ち上げ。

食べ物も美味しいけど、私は建物の雰囲気だけでここが大好き

2年前に行ったときはガラガラだったのに、今回は外人さんの団体客もいて大賑わいでした。

アラカルトでいろいろ頼んでシェアして食べたので、何がなんだか覚えていなけど

メニューに載ってない「卵のグラタン」がおススメだと言われて頼んでみたら、ちょ~美味しかった!!

ここのバスク風チーズケーキが絶品なんですけど、「こっちもおススメですよ!」と言われて頼んだケーキがなんだったか、まったく思い出せないのはなぜだろう!?

翌日は神戸へ

この日は旧居留地のオリエンタルホテルに泊まりました。

ところどころにあるリビングコーナーの色合いがめっちゃ好み

ちょっとシノワズリでもある

お部屋の色合いや照明もシノワズリですね~!!

でもソファーはなぜかゼブラ柄

Rockonのテーマ・モチーフが豹&ゼブラ柄なので、なんかバッチリシンクロしてしまった

実は、神戸公演は夜しか頼んでいなかったんですけど、友達がせっかくなら昼も見たい!と言うので、チケットが公式に放出されるのを待ちました。

前日からずっとチケットサイトを見ていてもなかなか出ない。

「ムリかなぁ~?」と、半ばあきらめムードでいたところ、京都から新神戸までの移動中、新幹線の中で突然2枚出たのをすかざずGET この瞬間、サイトを見てなかったら秒で逃していたと思うのですごいラッキー

会場の受付でチケットを受け取るまではどこの席かわからないので、ずっと立ち見覚悟でペッタンコ靴を履いて行ったんですが、、、

な、なんと!!

受け取ったチケットの座席は、2階最前列のど真ん中

つまり、、、これは関係者席です。

ぎりぎりまで温存しておいたけど、誰も来ないので開演2時間前に売りに出したと思われます。

私たちは昔からのよしみで岡本健一さまから直々にチケットを取ってもらっているのですが、予約していた夜公演の席(岡本君に取ってもらった席)は、、、まったく寸分の狂いもなくドンピシャ昼の部の放出席と同じでビックリー

こんな偶然ってあるの?

「この席は私たちのためにキープされてたんだねぇ~」なんて冗談を言いながら、でもこれはやっぱり運命としか思えなかった(笑)。

 

この日は男闘呼組としてやる関西最後のライブ。

冒頭から前日の京都よりめちゃくちゃ元気で(美味しい神戸牛を食べたから?…)、飛ばすし面白いし、もう~超のりのりで最高でした

でも最後は昭ちゃんの思い出話にやっぱり泣かされて、メンバーも泣いちゃって、自分もまわりも嗚咽をもらしながら大号泣。

『ロックよ静かに流れよ』のパロディ小芝居は見られなかったけど、ああ~来て本当に良かったぁ~と思える大満足のライブでした。

終演後は南京町に繰り出す予定でしたが、神戸国際会館のビルに「維新號」が入っていたのでそこでさくっと食べました。

これは前菜の盛り合わせ。

青菜の炒め物。

友達が北京ダックとフカヒレの姿煮が食べたいと言うのでオーダーしました。

ソースのコラーゲンがすご過ぎて、唇がねとねと

香港で食べる最高級品とは比べられないけど、廉価版のフカヒレ専門店よりは臭みがなくて

シメの五目中華そばは、とても好きな味でした。

とびきりの洗練とか、今っぽさはまったくないけど、老舗のどっしりとしたクラシカルな味付けはけして嫌いじゃなかった。褒めてます(笑)。

翌朝の朝食は最上階17階のレストランへ

そこから海が見えました

またもや時間ぎりぎりに入ったので店内はガラガラ。

でも朝からスパークリングワインを2杯も飲んでしまいました

ビュッフェスタイルなので、あわただしく、、、。

でも、ぬかりなく最後にカレーと中華がゆもしっかり食べましたよ~。両方ともすごく美味しかったので、また滞在することがあったらゆっくり食べたい

 

チェックアウト後、友人と別れて私は大阪へ。

楊さちこ先生推薦の神社を2か所詣でて来ました

大阪駅まで戻り、リムジンバスで伊丹空港へ

伊丹でまた鱧天うどんを食べちゃった~(笑)。本当に夏の関西は鱧づくし。

ああ~楽しかった~

一生の思い出に残る濃厚な3泊4日でした


京都~神戸ツアー②ザ・ホテル青龍

2023年07月19日 | 旅行

ホテルにチェックインして早々、ゲストラウンジに入り浸る私たち

まったく観光する気がないので、目的の時間までまったりとお酒を飲んでいました。

一緒に行った友が「一休.com」のダイアモンドステータスなので、お部屋のミニバーもすべて飲み放題という夢のようなオプション付き。

ラウンジの入口を入るとすぐに「鉾」の飾りが、、、。

四条通りは近寄らなかったので、実物の鉾は一個も見なかったから、この置き物で祇園祭を味わいました

一保堂の高級抹茶も飲み放題って、そんなに飲まないけど。

まだ祇園祭本番前で宿泊客が少なかったのか、ほとんど人がいません。

夕刻のラウンジは貸し切り状態~

何もかも、足りないものがない感じ。すごく充実しています

ワインも泡も、みんな美味しい~~

夕飯(料亭『光安』)が入るか心配しつつ、小腹がすいたのでオードブルを少しつまみました。

1日目は、テラスで朝ごはん

ラストオーダーぎりぎりに行ったので、またもやほぼ貸し切り

雨で湿度は高かったけど過ごしやすかった。

京都が東京より涼しいなんてビックリ

まずは「お目覚めの一品」。2品だけど(笑)。

カボチャの冷製スープと甲殻類のフラン。

とても美味しくて、チビチビ食べられるのが良いような気もしますが、ちょっとスプーンが小さすぎませんか

サラダ、フルーツ、ヨーグルトとガスパチョのセット。

器は、昔ここが小学校だったことにちなんで、ビーカーをモチーフにしているそうです。

メインディッシュは7種類の中から選ぶのですが、本日は「京の朝鍋」にしました。

旬の食材をお出汁の鍋でしゃぶしゃぶして食べるのですが、前日までは鯛だったのに、この日から鱧に変わったそうです。

お出汁の味もばっちり

やっぱり夏の京都と言ったら、鱧三昧っしょ!!

義母の命日が夏だったので、法事で食べた京料理は鱧しか覚えてないほどいつもいつも鱧で、贅沢にも「他のものが食べたい」と思っていましたが、やっぱり鱧でいいや(笑)。

生麩が京都っぽい

最後にお豆腐とこの出汁をご飯にかけて食べました。お行儀が悪くてすみません

前日の『光安』の鱧と比べたら、少し身が硬い気がしましたけど、ホテルの朝食で鱧鍋が食べられるなんて嬉しすぎる~

80年前からずっと、ここにたたずんでいると思われるポスト。

昔の建物は凝ってていいなぁ~

東京も空襲がなければ、こんな校舎がたくさんあったんでしょうね?

階段は学校の面影がありました。

在りし日の校舎が写真で見られるヒストリカルコーナー。

八坂の塔をバックに記念撮影してもらいました。

自分で抹茶を立てました(お点前体験)。

いつも京都で抹茶を飲むたびに「家でも飲もう!」と思うのに、帰ると忘れる

レセプション入口。

レセプション。

この階段は昔のまま?

傾斜地なので、今自分が何階にいるのかわからなくなります。

校庭が芝生と池になっていて、そこからさまざまなカエルの鳴き声が聞こえました

ミニバーに入っていた京都の地ビールと宝酒造のクラフト酎ハイが美味しかったなぁ~

ラウンジで飲んでレストランで飲んで、ミニバーで飲んで朝シャンまでして、一日中飲んでました

普段はどこに行くのも車で飲めないから、ここぞとばかりに

二日目の朝は、日が照っていたので朝食は室内で。

優雅に朝からバイオリンの生演奏つき

元・講堂だった空間をレストランにした「restaurant library the hotel seiryu」。

本当に図書館みたい。

本日の「お目覚めの一品」は、ジュンサイのジュレとオクラの生ハム巻き。

フルーツ、ヨーグルト、トマトの冷製スープ。今日はサラダがビーカー入りじゃなかった!!

飲み物は朝シャン(朝からシャンパン)にしてもらいましたけど、いつもならすぐ顔が真っ赤になるのに、なぜか今回はいくら飲んでもぜんぜん顔に出ないし酔っぱらわないので、調子に乗っています。暑いからかな?

二日目のメインはホテルのオリジナルメニュー「しば漬け入りリゾット 卵かけご飯風  そぼろ味噌風味」にしました。

友達は「京の和定食」。

京都では珍しい赤だし?

朝食のメニュー。

全部食べたい

ホテルの敷地から一歩外に出ると、維新の道と産寧坂が合流した細い坂道で、そこはもう観光客だらけ。

周囲はお土産屋とレンタルきもの屋だらけ。これでもガラガラですよ!とタクシーの運転手さんは言ってたけど、すごい喧騒でした。

もう少し人が少なかったらお散歩したかったけど、この中を歩く気にはならず、目的地までの移動はすべてタクシーにしたので外観を撮り損ねた

清らかな静寂に包まれたホテルの中は、居心地の良い異次元ワールドのよう。

ホスピタリティも申し分なく

欲を言えば、小さくてもいいからプールがあったらもっと最高だったかなぁ~