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髪の毛とpH <その2> 膨潤作用と収れん作用

2017-10-17 09:26:08 | ヘッドスパ

   

 ヘッドスパ・頭皮ケアリッツ

おはようございます。ヘッドスパ・頭皮ケアリッツです。

昨日に引き続き、髪の毛のpHについて。今回は酸性・アルカリ性それぞれの状態で髪の毛の内部で何が起こっているか見ていきましょう。

髪の毛のpHは4.5~5.5の弱酸性でしたね。この数値の範囲内を“等電点(とうでんてん)”と言います。

ここよりアルカリ性側に傾いていくと、外側のキューティクルが開き、髪の毛が膨潤していきます。じょじょに髪の毛の弾力が失われていき、髪の毛がやわらかくなってきます。

この作用が行われているのが、パーマ液の1剤をつけた時。ロッドを髪に巻き付けて、最初の薬剤をつけた時ですね。この時のパーマ液はアルカリ性で、やわらかくなった髪の毛が巻いたロッドの形状に合うようにタンパク質を変性させます。

ストレートパーマでもこれと同じことが行われています。ロッドを巻くことはしませんが、ストレートパーマでも髪の毛をどんどん柔らかくしていくことで、その後でクセを矯正しやすくします。

この時髪の毛は本来の状態(弱酸性)からどんどん遠ざかっていっています。そのため、最も髪の毛がダメージを受けやすい環境になっていますので、この後酸性側に呼び戻す必要があります。

髪の毛が酸性側に傾いていくと、もう一度髪の毛のタンパク質が変性し、外側のキューティクルが引き締まっていきます。この事を収れん作用と言い、先ほどと逆の現象が起きます。

パーマ液やストレートパーマ剤の2剤がこの役割を持っています。パーマの場合は巻き付けたロッドの形状に髪の毛が定着するように再び弾力を戻していきます。柔らかくした髪をもう一度引き締めていくんですね。

なぜアルカリ性だと髪が傷むのか?

髪の毛が膨潤していくと水分を吸収しやすくなり、体積が増えて一時的に太くなっていきます。髪の毛が太くなっても、キューティクルの数が増える訳ではないので、キューティクル同士に隙間が生じて栄養分が流出しやすくなります。このため開いたキューティクルはできる限り速やかに閉じる必要があるんですね。

ちなみにシャンプー剤は【アミノ酸系シャンプー】【石けんシャンプー】【高級アルコール系シャンプー】などの種類に分けることができますが、アミノ酸系は文字通り弱酸性側、高級アルコール系(市販のシャンプーによくあるもの)と石けん系はアルカリ性側になります。

アルカリ性側のシャンプーは洗浄力も高いですが、皮脂分を取りすぎてしまったり、地肌のストレスの原因にもなってきます。石けん系シャンプーを使用したことがある人は髪の毛のきしみやごわごわする感じを経験したことがあるのではないでしょうか。これは石けんの製造工程の中でアルカリ分を反応させるため、洗浄成分が弱アルカリ性となるためです。環境の事を考えた場合は石けんシャンプーも良いものですが、髪の毛や地肌に対するストレスは知っておくほうが良いでしょう。

今ではアミノ酸系シャンプーでも洗浄力を損なわずに洗えるものがありますので、髪の毛や頭皮に近いもので洗える分そちらの方が人気があります。

今日も少し科学的なお話になりましたが、髪の毛の内部についてだんだん詳しくなってきたのではないでしょうか。このような豆知識も載せていこうかと思っています。次回もお楽しみに

 

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