さて・・と

60代専業主婦の日々です

介護の重石

2018年01月22日 08時52分38秒 | 日常
なんかさ、介護って・・・。

やったことない人は、分からないんだよね。

私もあるんだ、そう言う経験。

もうどうにもならないで、先が見えないで、本当に自分の時間何てなくて、追い詰められて・・・。

分かって欲しいのに。理解して欲しいのに。

「大変だよね」

「親戚の人が大変だったの見てて、よく分かる。」

「付き合ってた人の家族が介護してて、もう本当に一生懸命やってて、泣けたよ。」


表面上の発言の数々。

この言葉がどれだけ落胆させるか・・・、想像も出来ないよね。



もう切りがない。


実際に経験した人しか分からない、重石。

重いんだよ。



病気じゃない、介護って、何て言えば良いんだろう。


治らない。

本人に自覚がない。

先が見えない。

子供じゃない、ちゃんとしてた人が大人じゃなくなってる。

会話が成立しない。

生活行動が出来なくなる。




上手く書けないけど、病気の子供とは違う。

病気の大人とは違う。



動けるけど、生活が出来なくなってる。

会話が成立しない。

先が見えない・・・というか、先が見えている。治らないから。



これってね、言葉じゃなくね、ずっとずっとついて回る重石なのです。


重石だなんて、今まで育ててもらって何て事言うの!!!って怒る人いるんだよね。

だから、捨てずにやってるじゃない。


なのに、人は勝手に、理想をぶつけてくる。





小室さん、なんかね、気の毒で仕方がない。

自分の事件のせいで・・・って思ってるんだろうし。


会見でもなんどか、責任って言葉が使われていた。


責任って事で自分を締めているんだと思う。



本当本当に気の毒に思う。

仲の良い看護士さんが出来て、話したって良いんだよ。

私だって、介護士で気のあう人がいたら、分かってくれる人と言う事だけで、愚痴をこぼしたり、話したり笑ったり出来る。


これがさ、どんなに救いか・・・・・介護の重石を知らない人には分からないんだろうな。


まあ、分かるはずもないけど。




1人、車に乗って、ほんの少しだけど、近くのスーパーで食費を買う。

わずか数十分。



これが、どんなに開放される感覚か・・・・。

この開放感が分からない人には、何を言っても分からない。



介護の重石は、おそらく自分である程度の重さは決められるんだと思う。

気にしない人もいるかも知れない。


でも、しっかり重さを感じてしまう人もいるんだよ。



もう本当に気の毒でしかたがない。



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