梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

左の人よ清くあれ

2015-02-24 17:36:15 | 日記
   波照間島への自衛隊進駐に対する住民投票が行われました。そもそも国防に関する事項は地元住民の住民投票にはなじまないものなのですが、自治体がこれを行うことを禁止する法律はありません。そして波照間島では住民投票が行われたわけですが・・・・。やり方が汚い!左の人たちの魂胆が丸見えになる住民投票でした。

   何よりも、自衛隊の進駐を阻止するためなら何でもやってやろうという卑しい根性が丸見えなのが、情けなさを感じます。これは日本という国の国防に関わる問題であるにも関わらず、島に在住している外国籍の人間にも投票権を認めてしまっています。当然、目下仮想「仮想敵」に当たる中国の国籍を持つ住民に投票権を与えて、自衛隊の進駐反対票を増やそうという魂胆です。

   また、今回は中学生にまで投票権を与えてしまいました。本来選挙権のない人間に投票権を与えるべきではありませんし、判断力が身に着いていない「児童」にまで決定権を与えるのは馬鹿げています。明らかに、学校でいわゆる「平和教育」を行っておいて、反対投票をさせようという卑しい心根がさせていることです。

   私は、今回ほど「左の人」の卑しさを感じた事はありません。主義主張があるなら清く正しく美しくそれを主張すべきです。今回のような小賢しい手口を重ねるなら、「左の人」たちはもはや単なる「ぶっ壊し屋」に過ぎず、その存在そのものを叩き潰さなければならないという気持ちにさえさせてくれます。

   以前にも書きましたが、戦後日本の平和が守られてきたのは、憲法9条のお蔭ではありません。一貫して米軍が日本に駐留を続けていたからです。そして、中国が膨張政策を続けている限り、ある線からこちらへは来させないという明確な意思を示す必要があります。米軍の手が及ばない波照間島のような小島には、やはり自衛隊が駐留して、軍事的なバランスを取らなければならないのです。

   平和というものは、力のバランスによって維持されるものです。そのことを忘れた時、その国は亡びへの道を歩むしかなくなるのです。そのことを忘れてしまうのは、私たちの子孫に対してあまりにも無責任なことだと言わざるを得ません。