雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

想い出を共有する人たち=仲間たち

2017-11-01 06:31:44 | 発想$感想

 ★ブログを始めたばかりの頃、2006-11-11に『片山義美さんのこと』と言うこんなブログをアップしている。

 http://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/b422541ef9df7a79e963680c2ca65001

 その書き出しの部分である。

 

昨日の夕方、高橋鐵郎さんに電話した。
「レースの偉い仲間たち」に勝手に名前を出したので、了承を頂くためだった。

「聞いた、聞いた。今日、会合があって、大槻さんが会うなり話をしてくれた。」
私流の仲間の解釈を海兵出身の高橋さんに120%の賛意を示して頂いた。同志という言葉も出た。

私が「想い出を共有する人たちを仲間という」とはっきり認識し、外に対して発言したのは、片山義美君の引退パーテイの時だった。
ご存知の方も多いと思うが、日本を代表する世界に名を馳せた、二輪、四輪の名ライダーである。
当時、スズキ、マツダの契約レーサーで、カワサキと直接の契約はなかったのだが、彼の主宰する神戸木の実クラブのメンバーであった山本,歳森、金谷,星野などがカワサキの契約ライダーであったので、いろいろ接触はあった。

この引退パーテイで、予想もしなかった開幕の主賓の挨拶を、突然頼まれた。
断ったが、どうしてもと言われて、スズキさん、マツダさんを差し置いて、ご挨拶をすることになったのは、多分、

沢山の想い出を共有する仲間として、一言喋れということだと思う。」と前置きして、挨拶をした。

司会を務めていたのは、金谷だった。事実、片山と金谷と私の間には忘れることの出来ない、一つの共通の思い出があった
その時はじめて、とっさに、この言葉が出てきたのである。

私流の「仲間」という解釈は、片山と金谷がくれた言葉だと思っている。

 

 

★ 何故突如、『仲間たち』と言うこんな旧い話を思いだしたのかと言うと、昨日はそれこそ旧い想い出を共有する仲間たちの会合が灘の酒心館であったからである。

 

  

 

 いずれもカワサキの二輪事業を支えた、仲間たちで、その頃の昔話から、現在のカワサキの二輪事業に対する想いまで3時間近くも、灘の旨い酒を飲みながら話していた。

 『楽しそうでしたね』と声を掛けてくれた店のお嬢さんに、シャッターを押して頂いた。

 ブルーのジャンパーの方は、この酒心館の商品販売ブースの責任者、湊本さんである。

  https://www.facebook.com/masakazu.minatomoto?fref=ts

 Facebookのトモダチで繋がっているので入って貰った。 田崎さんは初対面だったのでご紹介をしておいた。

 直接お会いしたのは、1年振りだがFBでは繋がっているので、第1声『アメリカに行ってらしたのですね』だったのである。

 この酒心館は、お宅から近いこともあるのだろう、桑畑さんは開店以来のお得意さんである。

  

 

   

 

 この会には、高橋鐵郎さんもおられたのだが、昨今ちょっと寂しくなっていたのだが、今年から田崎雅元さんが、奇跡的に復活して、ホントに昔の儘の元気さなのである。

 桑畑さんはJET 以来の田崎さんの先輩だし、今日初めて知ったが、田崎さんが初めてアメリカに行ったときは桑畑・田崎コンビで行ったのだという。 明石サイドからアメリカに渡った第1陣なのである。

 アメリカ市場の対策も、初期のカワサキ二輪の生産ノウハウも、部品補給対策も、品質保証体制も、これらはみんなジェット・エンジン部門のアメリカ空軍の当時は尤も進んだ方式が、持ち込まれたのである。

当時JET部門にはIBM室があったし、エアコンが入っていたのである。日本の社会にコンピューターが入ったよりも、10年は早い時期に、川崎航空機のJET部門だけが、そんな進んだシステム展開がなされていたのだが、それらのノウハウは当時のJET 部門から大量に移籍したメンバーによって単車部門に持ち込まれたのである。

 

いつ新しい単車に来たのか? 

と言う話になって桑畑さんが一番早く昭和35年(1960)メグロの吸収合併にも関わったそうである。私が昭和36年初めてできた単車営業に、野田さんは36年入社だが最初の1年は発動機の営業だった。井川さんは昭和37年入社で企画に入ってきた。 そして田崎さんもJETからの移籍は昭和37年だという。

 そして本格的に単車事業に乗り出そうと会社が決意したのは昭和38年なのである。

 そんな当時の『共通の想い出』がいっぱいあって、昔話は幾ら時間があっても足りないのである。

 田崎さんなど、川崎重工業の社長まで上り詰めているのだが、こんなメンバーの中に入ると、50年以上も前の昔の仲間に戻ってしまうのである。

 次回の会合には、今回は東京に戻っていて来られなかった遠藤治一さんや、二輪車新聞の衛藤誠さんなども呼ぼうということで別れてきた。

 『想い出を共有する人たち』 仲間はなかなかいいものである。

 

★こんなニコニコ動画にしましたので、ぜひご覧になってみてください。  

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32191712

 

     

 

 

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