ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

プチ暴動のある国

2008年03月21日 23時52分07秒 | 古い日記
’70年代頃に中国について書かれた本を読むとこんな事が書いてある。

書籍名、著者忘れたので、以下、
「まあ、また適当な事言っているな。RESANDOの野郎は」
くらいに思って読んで頂いて構わない。

中国の農村にもTVが普及し始めた。(個々の家庭じゃなくて共同テレビ)
もちろん、人民には国営放送しか見せない。
で、最初は「餃子の作り方」とか「農業指導の時間」
みたいな内容の番組だったが、やがて「娯楽番組」を放映する事になった。

共産党は色々考えた挙句、こんな「架空の時代劇」を製作する。

昔々、ある地方に「悪い地主」がいた。
小作人をイジめ、搾取していたが、労働者が団結し、
「悪い地主」を懲らしめ、メデタシ、メデタシ。

日本で言えば「水戸黄門」みたいな「勧善懲悪」ストーリーで、
何の問題もないだろう。

特に薬にもならないが、人民の毒にもならない筈である。

ところが、この番組は予想だにしない理由で放送中止になった。

「地主」が「農民」を虐めるシーンが放映された翌日、
先祖が「地主階級」だった人達が、大勢、揚子江に浮かんだのである。
(言うまでもなく、家族も殺され、家も焼かれた)

「この国の人民は、フィクションと現実の区別がつかない」

と気付いた当局は再び「餃子の作り方」と「明るい農業」
に放送内容を変更した。

「このような国民を統治する政治形態」というのはおそらく
日本人には想像もつかない世界であろう。
とは著者は書いていなかったが……俺はそう思うよ。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (mamaさん)
2008-03-22 17:22:08
バカ!お前は負け組みだよ?

ここから記事へのコメント。
あの国を統治するのは不可能でしょ?
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こういう (LE)
2008-03-22 19:19:15
ばかな書き込みして支払い受けとるあほがいるから情けないね。

ところで、その『餃子の作り方」って、偽物つくりを教えたのか、肉のかわりに何を素材にすれば作れるか、とか、どうやって輸出用の餃子に毒を盛り込むかとか、教えるものだったのかね。

あの政府は世界一うさんくさいわ。
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mamaさん (RESANDO)
2008-03-22 23:23:13
迷惑コメント消したら凄く間抜けだ。

>あの国を統治するのは不可能でしょ?

とりあえず「力」で押さえつければなんとかなるかと思う。
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LE様 (RESANDO)
2008-03-22 23:31:46
違うよ。(笑)
どんな時にどんな餃子を作るのか?
(御萩と牡丹餅みたいに色々と掟があるらしい)
とかそんなの。

>あの政府は世界一うさんくさいわ。

ユダヤ人や中国人は民族じゃないね。
そういう「妙な概念」に縛られている人達に見える。

うさんくさいのは「彼らの精神世界」であり、
政府はまあ、そういう形態に倣うざるを得ない。
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つまり (LE)
2008-03-23 09:24:18
世界の中心には中国があるという『中華思想」または、我々だけが選ばれた民だっていうユダヤ思想ね?

自己中のきわめつけ!
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