性能とデザイン いい家大研究

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です 
いい家ってなんだろう、を考え続けます

【じっと忍耐 札幌企業新型コロナ禍出口は?】

2020年05月16日 05時30分51秒 | Weblog
全国からは新型コロナからの脱却ニュースが入ってくる。
もちろん「あらたな行動モラル」が大前提ではあるけれど、
通常的な経済活動の基盤が広がって来つつあると言うところだと思います。
しかし北海道、とくに札幌はなかなか曙光を見いだせない。
上の図は北海道知事さんが示してくれている「目標」と
下の図は北海道全体の現状であります。
この目標自体、日本全体とはやや違って、1ヶ月くらい遅れたレベル。
人口1400万人の東京できのう新規感染者が9人という状況に対して
人口190万人の札幌では4人の新規感染者。
週当たり人口10万人・0.5人の新規感染者の指標が政府から示されているので、
札幌は1週間で9人程度という計算になる。
現状では4×7で週あたり28人レベルなので、3倍近くとかなり道通し。
ちなみに東京では指標は週当たり70人、きのうレベルで63人となるので、
一応「解除」の基準には到達していることになる。この差・・・。

これまですでに2月以降3ヶ月にわたって札幌の企業は実質的に
広域的営業活動は不可能となっている。
このあとの後遺症的なことを考えても、実質的に今年度はたぶん
半分以上は事業機会期間が失われていくことになるのでしょう。
テレワークなどで可能なことには取り組んでいるけれど、
やはり進取的な活動には大きな制約が掛からざるを得ない。
悲しいけれど、一部では風評被害的な傾向すら見られるようになって来た。
なんとか忍耐して状況の改善を願うしかないのですが、
自分たちにできることというのもひたすら家に居て自粛するしかない。
なかなか突破口は見いだせないというところでしょうか。
日本全体が厳しいというのはまだ耐えられるけれど、
自分の地域だけが取り残されていくというのは、さすがにキツい。

しかしさらに、ない知恵を絞って「いま可能なこと」を見つけ出して
そういった努力を積み重ねていくしかないのだと思います。
わたし的にはこのようにブログなどでの情報発信を継続して
情報分野としての感染症からの「突破口」のような気付きを探る、
っていうようなことが、当面の課題だなぁと考えたりしております。

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