こういちが康一でコウイチ

パロロワ書き手の康一君の、なんか、そんな感じの。

FGO1.5部アガルタをやりながら書いていた感想のようなヤツ、その2

2017年07月04日 | 日記
さて、アガルタの「その2」である。
台風ゆえの早帰りでだいぶ進めることができたので、「その2」である。

えーと、「その1」であったことを思い出すと――

・アガルタはダヴィンチちゃんが勝手に名付けただけで、実際は名前不明の地下世界。
・カルデアから消えたサーヴァントが4騎。フェルグスさん(子どもになった)、ドレイクさん(ダユーさん入ってた。直々に乗っ取られたのか、誰かに注がれたのかとか不明)、ブラヴァツキー夫人(消息不明。ダヴィンチちゃんらの前フリは一番デカい)、ヘラクレスさん(消息不明。消えたということだけ言われて前フリは薄め)。
・三つの支配域=退廃の水都(イース)、眩き塵の都(不夜城)、チームアマゾネス(エルドラド?)+男だけのレジスタンス(桃源郷)。なおイースは洪水に呑まれた。ただ、いまにして思えばダユーさん消滅自体は見てないはず。例のすぅーって音聞かなかった気がする。
・不夜城の主はアサシンさん。キャスターは現在不夜城にいるだけで、かつてはイースにいたりと移り渡っている。そういや主役風だったけど、まだ顔も出してねえぞ。
・聖杯ユーザー、魔神柱関係者など、現時点でまったく不明。
・フェルグスくん(大人・子どもをいちいち書くのが面倒になったので、子どもverは今後この表記で行く。大人verは『フェルグスさん』で)が、いろいろ見て答えを出す系かな? と推測してるところ。
・『ダーツの的』。

そうだそうだこんな感じだったというところで、再開。
第7節~第12節まで。


――――


・「イースの街を丸ごと沈めるなんてよ。残してれば、なにか別の使い道があったかもしんねえのに……もったいねぇ」 いいこと言うなあ。
・「敵があの女どもだけとも限らねぇ」 実際、聖杯とか魔神柱とか全然絡んできてないからね。ドレイクさんという器に、誰かがダユーさんを入れたのかもしれないし。
・不夜城にいるのは犬だらけ。「犬同然じゃん!」 肉食の時代――!

・第8節なっが!!
・盗んだ服に文句を言うデオンくん。ひどい。
・フェルグスくんではなく、フェルグスさんならばの対応。でも、余裕を持ってそういうこと言いそうよね、普通に。大人の戦士ともなれば敵襲を待つと同時に、余裕を持って同じだけの期待をして美女も待てるぜ。両方同時も行けるはずだね。
・ただ、フェルグスくんにしてみれば下劣かもしれないな。
・知能派である面を見せない余裕があるんだろうね、フェルグスさんには。
・「後世に残るのはおもしろい話に決まっている」 うむ。
・「まずい、まずいよ。アイツら腹が減ってたら、勝手にそこらの男を食っちまう……!」 ほんとにまずいな、それは。
・デオンくん、今後も「ヴェルサイユと比べて――」を連呼してほしいですね。そのスタンスで、ジャンの審査員とかどうでしょう。
・「女さん女さん! この男、謀反起こそうとしてますよ! 女さん!」「お前マジか???」 どっちも気持ちは分かる。
・「もっと自由であるべきだと思う」 んーむ、ここで両方ふざけた選択肢はあまり好きじゃない。でもまあ、いいように解釈しよう。硬くなりすぎてた的な感じで。これまで主人公くんが硬くなりすぎていたときにフェルグスさんがあえて砕けたことを言っていたように、今回は主人公くんが、っていう設定で脳内補完。行ける。
・「僕は防御していただけで、倒せたのは機転と指示によるものです」 いや、どういうことやねん。
・「あんなの見せられちゃ逆らえねえよ……」「先輩都合がいいです、お話聞いてみましょう」 これすき。
・デオンくんとアストルフォくんいいですね、これ! 「キミは本当に愚かだ」って言って笑ってたら、なんか予期せぬ名乗りまでやらされるハメになったのも含めて、これはいいですね!
・マリーさんか黒ひげさんに見せようの選択肢も悪ふざけのようで、見世物として処刑台に上げられた王妃と亡骸晒された海賊なので、処刑に割って入るのを見せてやる選択肢としてはおっけーおっけー。
・ターゲット集中食らってボコボコ殴られるニトクリスさん、相当おもしろい。
・凌遅刑で片腕丸ごと行くまで時間が経っていたのか……
・ゲェーッ! 裏切られた! 一般人にガッツリ裏切られるの、今回が初めてな気がする。
・今後会って帰ってを繰り返すと、不夜城のアサシンさんはその分だけ名前つけてくれるんでしょうか。
・しかし地下世界のさらに地下施設って、さらに深いところであるのか地上なのか。
・宴に誘われたら断ってはいけない、のゲッシュ。アーサー王も断った時点で敗北、って言っていたしね。
・不夜城のアサシンさん、えげつない服着てんな。 → キャスターさんもだった。
・というかさらっと出てきたぞ、不夜城のキャスターさん。いるとは言っていたけど、さらっと出てきた。さらっと。
・イースがカオスで、不夜城はロウ。
・「なんか知らんが声だけの女にも否定された」 たしかに、気に入らんと怒る気持ちもわかる。
・うわー、不夜城のアサシンさん、モーションめっちゃ好きー。ていうかこれもう女帝ですね。女帝のノコギリを食らって『無敵』を出す王妃笑う。
・キャスターのほうのモーションもいいな……
・また孕んで増えてる。でもイースと不夜城もアマゾネスと同じシステムだとしたら、種馬は必要っぽいのよね。男が完全に不要な世界ではなく、種馬としては必要な世界。完全に男不要の女性だけ世界ではない。このシステムを作ったヤツ(聖杯ユーザー?)は、一応は男も必要としているとか?
・単に、単一で増えるのはラフムとかの域になってくるので、聖杯でも無理なだけなのかもね。
・「強くなればよい。いずれ強くなる。それまで我慢すればよい」と不夜城の主は主張するし、強くなることができればそれで正しいんだろうけど、実際には不夜城の男は自分のために密告をして、不夜城のキャスターさんもまた死にたくないという理由だけで法に従っており、強くなる余地はないように見える。
・「なにが天命だ、余計なこと言うなよ」の精神、最高だね。
・「信じられませんが、ヘラクレスです!」 いや、どう見てもそうだよ!!!!
・んー、エルドラドのバーサーカー、そういや誰なんだろう。ハデスとか言ってたし、ヘラクレスに食いついてるし、ギリシャのアマゾネスなのかなぁ。ヘラクレスと縁があったのもいるし。
・はぐれのサーヴァント。なんでカルデアのサーヴァントがはぐれになるのか。誰がなぜチョイスして召喚したのか。フェルグスくんが答えを出すお話と別に、特異点的にいる黒幕の誰かのお話、って感じか。
・というかフェルグスくん、主人公くんとの絡みなく勝手に考えて都度なにかしらの答えを出しているので、そっちだけだとお話にならなそう。別に、抱え切れない悩みを相談したりとかしないぞ!
・「勲章で腹が膨れればありがたくもらうがな」 いいこと言うなあ。
・黒幕がまだ不在だとしたら、誰もが幸福な国の結論をフェルグスくんが出したときに、聖杯が顕現するとか!?

・不夜城を落としに行った結果、その目的は達成したものの、不夜城の敷地をアマゾネスに取られてしまった。
・ヘラクレスもといメガロス。
・土下座! さておき弁慶じゃない人の土下座は果てしなく軽いと思われるので、あんまりこの場でのたとえには相応しくないと思います。
・ぶりぶりざえもんと不夜城のキャスターさんによる、「私は常に強いものの味方だ」「生存確率の高いほうの味方です」コンビ結成が待たれる。
・いままでを前フリとするかのようにさらっと真名バラすの、ちょっと不意を突かれて笑う。というワケで語り部さん。
・しかし「エルドラドの女王は自分を必要としないので、ここで信を得られなければ死ぬでしょう」っていうの、だいぶほんとかよ~の感があるね。
・ヒュドラて。対ヘラクレスを前にっていうタイミングはいいけど、でもなんか逆に怪しくない?
・誰が魔神柱関係者なのか問題。こんな言い方されたら、エルドラドでもメガロスでもなさそうよね。

・レジスタンスの方々は気付いたら地下に落ちたので、とにかく帰るのが目的なんだけど、じゃあレジスタンスのライダーは? 彼のゴールは? インド?
・エルドラドは平等にみな強くある戦士の国。ふむふむ。
・シェヘラザードさん。さっきの話的に幸せな結末には至っていない風だったので、てっきり後から付け足したエピソードなしの人なのかと思ったら、攻撃モーションでランプの魔神とか魔法の絨毯出て来るなあ。しかし宝具『千夜一夜物語』、もう最高に素晴らしい。かっこいい。
・あーやっぱバレてるヤツかーとシナリオ読んでたんだけど、雑に選んだ編成だといざ戦闘始まってから気付いてやっべやっべ。 → BREAK1つ目で終わったよかったよかった。
・喉笛に噛み付いてくるようなヤツなら種馬にしてもよいの精神、そんなことを知る由もなく土下座提案してきた人、とんでもねえことしてやがったな!

・半分になってしまった。ロビンフッドさんを相手にした軍勢の気持ちだ。
・フェルグスくんの理想の国の追及に、支配者でもなければあんまり普通でもなくなった主人公くんは関わりようがない。
・うわ燃えてる。盆地はこういうときに。しかし誰が。
・前を向くしかないのだから、前を向くしかないのだ。
・逃げ場のない海上で船員をまとめ上げる才能は、たしかに地上のとはまた別なんだろうね。
・上手く行ったときのことだけ考えろっていう指揮官と、逆を考えろっていう指揮官がいて、レジスタンスのライダーは少なくとも船員の前では前者だということ。
・どうもタイミングよく出てくるな、このメガロスくんは。
・などと考えていたら、作中でも全員がなにかしらの意図を感じている。
・目の前に迫った黄金郷を前に、レジスタンスのライダーが引けるものかよ。
・いやどう見てもヘラクレスだろう、多少デカくなってもわかるだろう、とさっきのマシュに思ってたら想像よりもビッグだった。――いや、でも、わかると思うね!
・途中で終わる類の戦闘だなと思ってたらそうだった。本戦も同じようなスペックなら、ちゃんとした編成で行く必要がありそう。
・「楽しかったわ、お疲れさま! ヴィヴ・ラ・フランス!」 中断するタイプの戦闘にふさわしいセリフ。
・さ、さささ、サンタマリアだってぇー!? ってことは、レジスタンスのライダーの正体はァ~~~!?
・っていう茶番は置いといて、であればライダーだって12くらいの試練は越えてきているはずだぜー! しかも目の前にあるのが黄金郷ならよォ~~~! 俺たち船員に分があるよなァ~~~~~! げへへぇ~~、船長! ですよねェ~~~!?
・げへへへェ~~~! たしかに超狂化とやらはすげえんだろうが、俺たちは正気で黄金郷を目指してるんだぜェ~~~! 立ちふさがる狂気なんぞに負けるかよォ~~~~! うおお、黄金! 女! 新世界! そして――!
・↑みたいな文章を打っているときは、また途中で終わるタイプの戦闘とは知らなかった。
・エルドラドのバーサーカーさんは、どうもヘラクレスさん見ると我慢ができなくなるらしい。
・「アキレウスゥゥゥゥゥッ!!!」「ギリシャのにおいで誤認している」 ブロリーみたいなもんだね。
・そんでもって、ペンテシレイアさんだったそうです。ギリシャのにおいがすれば全員アキレウス! ヘクトールさん、とんでもねえとばっちりだぜこいつは。ヘラクレスと縁があったほうは引っかけだったのね。
・ナメた編成で行ったらダブルバーサーカーに大壊滅。っていうかメガロスくんとペンテシレイアさん、即興タッグなのにいいコンビネーション決めやがる。
・…………ああ!? ガッチリ固めたら、どっちも途中で撤退だとォ!?
・バーサーカーがドーンと来て暗転。衛宮士郎くんでおなじみの展開です。

・竜宮城的な背景を見たぼく「…………???」
・地底世界の、流れる川の、水中の、しかし空気があって呼吸ができる――竜宮城。…………ええ、マジでそうなの?
・いままでも大概だったけど、ついにおかしい世界すぎる。違う時代、違う登場人物、違う世界の、本来繋がりのない物語の寄せ集めみたいだ。
・アストルフォくん「聞いたことあるよ。トータが教えてくれた」 シェヘラザードさん「日本の古い物語に出てくるものですね」 千夜一夜物語の語り部であれば、本来繋がりがあるはずのない物語を知っていることもあるだろう。
・えええ…………????(ヘラクレスに腰かけていたことに気付いて)
・ペンテシレイアにやられたヘラクレスさんが、巨大化した状態で消滅もせずに残っている……? たしかにサーヴァントの消滅自体は、今回まだ見ていない気がするけれど。
・えっ? クライマックスで、玉手箱を使って大人フェルグスさん出てくるの!?
・生きていたダユーさん。やっぱ消滅してなかったんだ。
・我慢するなどありえないのに、回復まで我慢をする。回復しなくてはいけないのに、いざ他人が来たら奪うしかない。野心などなく、ただ奪えればいい。……破綻してる!
・死に際のドレイクさん、ほんとに『カルデアの』なのか微妙なこと言って消えてしまった。
・この玉手箱は大人になれないとかなんとか。がっかり。
・主人公くん「『開けちゃダメ』って言われるんだよね」 アストルフォくん「じゃあ意味ないじゃん」 これすき。アストルフォくんがもらったとしても、少なくとももらった時点ではマジでじゃあ絶対開けらんないじゃんって思いそう。
・ほうほう玉手箱=聖杯説かーと思っていたら、玉手箱=令呪説だった。
・メガロスに手綱をつける発想は、鉄人兵団でいうところの「知ってる回路にすりゃいいんだ」ってヤツだね。よう考えると、アレもなかなかひでえことしてる。
・コロンブスさんにメガロスの手綱。嫌な予感しかしないけど、天災を飼い馴らすような発想も上手く行かないフラグではある。
・シャボン玉に包まれた船のような脱出艇。うーむ、なんなんだ。もう無茶苦茶だ。
・そういえば、竜宮城にカルデアの通信届いていないっぽいな。


――――


うーむ。
なんだか、おかしなことになってきた。
なんだか、とってもおかしなことになってきた。
真名不明サーヴァントはもう(たぶん)全員明らかになったのに、その一方でなんだかおかしなことになってきた。
露骨に、見るからに、あからさまに、おかしくなってきた。

・ブラヴァツキー夫人。
・魔神柱&聖杯。

が、まだ登場するはずなのに登場していないのかな。
アガルタなだけにブラヴァツキー夫人は気になるけど、でもダヴィンチちゃんが呼んでるだけだしなあ。
というかこんだけ出てこないで、いきなりブラヴァツキー夫人が黒幕はなさそう。いくらブラヴァツキー夫人といえど。


……で、こっから展開予想。

これ、この特異点自体が『千夜一夜物語』なんじゃねえかなあ。
NPCを戦闘で使えるときは攻撃しているけど、攻撃だけが用途ではない系の宝具とかで。
それか、魔神柱とか聖杯パワーとかで増したとかで。

シンドバットとかアリババとか当初は含まれていなかった無関係の物語の登場人物であったり、銃器なんかが出てきたり出てこなかったりする異なる時代であったり。
そういう本来含まれていなかった物語がどんどん加えられていったのが『千夜一夜物語』なワケで。

野良サーヴァント。時おり地上から引きずり込まれる男たち。カルデアのサーヴァントとマスター。
ジャングル。水上都市。不夜城。桃源郷。竜宮城。
シャボン玉に包まれた船とかいう、魔法のランプや空飛ぶ絨毯みたいな存在するはずのない不思議な道具。

これまでの特異点以上に、無理やり集めて一つの話にしたような感じがすごい。あとからどんどん継ぎ足していっている感がすごい。
イェルサレムがキャメロットと化してさらにはピラミッドがあったけれど、アレはあくまでアーサー王とファラオが召喚されたゆえだったし。

ていうか、そもそも、地下世界ってなんだよ。
舞台が2000年代の中央アジアで、地下世界ってなんだよ。
地下世界に流れる川ってなんなんだよ。川があるならその先に海もあるのか?
物語じゃあ、あるまいし。

それに、シェヘラザードさんが原因であるならば、男に厳しい世界にもなるだろう。

…………でも、なんでそんなことを? さあ……?
死にたくないって言ってるし、死なないためには物語を永遠に続ける必要があるのか?
生前もそうであったように、先がどうなるかわからない不思議な物語を延々と繰り返さなければいけないのか? 明日の物語はさらにおもしろくなければいけないのか?

――――と、ここで閃いた。

閃いてしまった。
わかってしまった。
読めてしまったぞ、明日の物語を!

シェヘラザードの『千夜一夜物語』は――『語るのをやめると、翌朝、王が出てきて首跳ねてくるデメリットつき宝具』!

これでどうでしょう!
フェルグスくんが守るワケですよ、王の刃から! 約束をしたからね!
シャフリヤール王はシェヘラザードの宝具であるが、しかし! 男である以上、フェルグスくんも刃を向けられる!
毎日語るべきことを必死で考えて暮らさなくてもいい、毎夜怯えて語り聞かせなくてもいい、「もっと自由であるべきだと思う」人生を送れるんですね! これだ! これだな! くぅー! かっこいいぜ!

聖杯なり魔神柱の影響でシェヘラザードさん召喚 → 死にたくないので、攻撃用に『千夜一夜物語』の展開 → 使ってしまったが最後、物語を語らねばならない → カルデアからもネタを引っ張ってきつつ、物語を膨らませている 的な感じで。

うーん、でも、残る支配者はペンテシレイアさんだけで、火種もメガロスを手に入れたコロンブスさんだけ。
ブラヴァツキー夫人が顔見せてないくらいで、どう考えても終わりに近づいてるんだよな。
死なない=千夜一夜物語を続けるために、なにかアクションを起こしたりするのかなあ。
もう13節だし、実際に終わりは近付いているはずなんだけど、どうなるやら。
シェヘラザードさんが自覚的にか無自覚にかはともかく関わっているのは、もう間違いないと思うんだけど、うーむ。