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あそびなんかじゃない

「キャプテン翼」を愛する一個人による、極めて個人的な考察や雑感などをつらつらと。
可能ならばパソコン閲覧推奨です。

「立花政夫」と私。

2015-07-06 00:36:49 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:政夫

昔、「おかあさんといっしょ」の番組で、双子を歌った歌詞で「ふたりはひとり」(うろ覚えですが)とあって、双子を持つ親たちから反発があった、というニュースがありました。
確かに失礼な話ですよね。「二人で一人前」にも捉えられるし、各々の存在と個性の違いも無視している。

「双子は別段珍しいことではない」という意識の有無は、「双子が身近にいるか、いなかったか」にあると思うんですがね。
一方で双子を題材にした映画や物語・小説、漫画の類いはゴマンとありますし、現在読書中の小説も、たまたまソレです。偶然です。好きな作家さんの小説だからです。


(皆川博子さんの『双頭のバビロン』上・下巻  但し読み手を選ぶ作家さんなので、皆川作品は読んで欲しいけれど、積極的にお薦めはしにくいです。というか、「自分だけの楽しみにとっておきたい、人に教えたくない」という読み手が、たくさんいるはず。そんな作家さんと作品ばかりです)

「双子は特別か、普通か」の偏見は、恐らく人類が滅びるまで延々とあるんだろうなあ。

私は、そんな偏見は持っていません。 なぜなら、私の従姉に二卵性の双子がおります。こんな身近に存在すれば、不思議でもなんでもない。

地域差や人口、学校の規模にもよるでしょうが、通ってた学校にも双子が必ずおりました。時期にもよりましたが、中学校では一学年に一組おりましたよ。
今住んでいる近くにも、見知った限りで4組ほど双子の子どもたちがいます。

前置きが長くなりましたが、立花兄弟も二人まとめてでなく、一人ずつ取り上げたいと思いました。二人に失礼だと思うのでね。

ということで、まずは立花政夫から。

初版の「キャプテン翼」をお持ちの方はご記憶でしょうが、巻末の愛読者ページに、立花政夫くんファンの方が紹介されていました。
それで刷り込まれてしまったのかどうか、今もって分からないのですが、「政夫と和夫のどちらが好き?」と問われたら、「どちらかといえば政夫」と答えますね、私は。うん。
ごめんね、和夫。

でも何度か実施された過去の人気投票でも、全て政夫の順位が上でしたよ。


初登場時の立花政夫、立花和夫。 どちらかというと政夫のほうが目立ってる。

政夫は兄だし、私も第一子で姉だし。その共通点だけで、政夫を好んでいるのか、私は?
いやいや、それだけじゃない。 おいしい見せ場が、政夫にはあるんだよね。







スカイラブハリケーンを防いだ翼くんが、肩を怪我した場面。その相手が政夫というのがね。政夫好きな人には(いい意味で)たまりませんわね。

中学生編では交代で発射台になってましたが、これ以降は和夫が飛んで、政夫が発射台に定まったようです。 ファイナルスカイラブハリケーンもそうでした。(ううう、岬くん……)
まさかと思うが、このときの失敗と翼に怪我を負わせた記憶が響いて、政夫が飛ぶのをためらわせた……? なんてね。

前置きで「個性の違い」と記しましたが、その証拠。


思慮深い政夫、楽天的な和夫。 二人の異なる個性が、このエピソードにも現れている。 縁の下の力持ちのような懐の深さと包容力が、兄・政夫には備わっていると思うんだ。
この絵も「兄・政夫、弟・和夫」の雰囲気が出ている。このときまで、こんな感じの絵はなかった記憶があるが……。

「個性の違い」と記しても、やはり「双子特有」「双子共有」と呼ぶべき何かは、あるもの。
小学生編で徹底的に黄金コンビに抑えこまれたためか、「コンビプレイ」に並々ならぬ黄金コンビへの対抗意識を燃やす。

その意識の表れが、これでしょうね。


でも 今は南葛に 岬はいない

すなわち おれたちふたりが 今 最強のコンビということだ!!

おまえひとりでは おれたちふたりをとめることはできないぜ!!


そしてこのシュート。


このツゥインシュートが決まっていたらよかったのですが、森崎くんと石崎くんに防がれて……。

後の「GOLDEN-23」の話になりますが、この対決と因縁があったから、岬くんへの絶大な信頼へと変化を遂げて、あんなことを頼んだのでしょうね……。(でもあれはヒドイよ~……シクシク)

あらら、政夫で内容、取りすぎたか? 和夫のことで、述べる内容があるんだろうか(←私もヒドイ)


「松山光」と私。

2015-07-03 00:22:21 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:松山くん

私が男性だったら、キャプつばキャラで親友にしたいナンバー1がこのひと。
たとえ悩み事や問題が解決しなくても、話を聞いて、励まして、助言してくれる。

岬くんもどちらかと言えばそういうキャラですが、「翼くん限定」という、まるで母親のような傾向があるのが、松山くんと異なるところでしょう。
松山くんはチームメイト全員、分け隔てなく接してくれる。えこひいきも仲間はずれもしないでしょう。

キャプつばには「キャプテン」が多数おりますが、私がついていきたいキャプテンは、翼くんでも若林くんでも小次郎さんでも三杉くんでもなく、やっぱり松山くん。


ついていくよー、松山くん!

推測の域を出ませんが、男性読者さんたちも「親友にしたいキャラクター」「キャプテンにしたいキャラクター」に松山くんを挙げる方が多いんじゃないかなあ……?

今では「北海の荒鷲」という呼び名が定着してる松山くん。以前もどこかで記しましたが、


「北の荒鷲」のほうがゴロが良くて、私は好きです!

高橋先生が好きな歌手・松山千春さんの名から名付けられた松山光くん。
この間アップした記事ですが、


松山光」 「北斗千春」 の共演でもあったわけですよ。 (「100Mジャンパー」の主人公の名前が北斗千春)

先生の思い入れも強いためか、だんだんと「いい男」になっていったキャラですね。
「いい男」の「いい」は、「良い」「好い」「善い」のいずれか、あるいは全部当てはめてください。全て正解ですから。

小学生よりは中学生、中学生よりはユース、ユースよりはU-22と、男っぷりをあげていって……美子ちゃんがうらやましいぜ、こんちくしょう!(←本音が出た)

松山くんの男っぷりがどんどん増していったのは、めぐり合ったキャラたちの影響が大きかったから、でしょう。

初登場は単行本4巻。


ここで岬くんとわずかな期間でもサッカー仲間として時間を共有していたことを、私たちは知ります。


久しぶりの再会。 ふらの小のみんなは、岬くんと戦いたかっただろうなあ……。

そして松山くんの運命が変わった、いや、決定づけられたと断言していいのが、これ。



オマケのアニメ版。 ごめんよ、松山くん。

   昭和版「キャプテン翼」

   「キャプテン翼J」

「中学生編」でもお互いに、しつこいくらいに「食堂の借り」を持ち出してましたね。





なのに「ワールドユース編」では松山くんにビンタされるまで忘れてた小次郎さん……。
そんなことはどうでもいいくらいに、松山くんを「好敵手」ではなく「仲間」として見ていたんだろうね。

松山くんのサッカーの対戦歴は、「小学生編」でvs日向小次郎(明和FC)、「中学生編」でvs大空翼(南葛中)、「ROAD TO 2002」でvs三杉淳(FC東京)と、相手に不足なし。
これこそが松山くんの男っぷりをあげることになった要因ではないか、と睨んでいるのですが……如何?

まずはvs日向小次郎(明和FC)。
体調悪い小次郎さん、その小次郎さんのスライディングタックルに、わざと足を出して怪我を負った松山くん。 どちらも本調子だったら、勝負はどちらに転んだか……と想像するのも楽しいのですが、結局は若島津健ちゃんが現れて、勝敗が決してしまうことに変わりはないんだなあ。

「明和FCvsふらの小」は珍しいことに反則あり、PKありで、PKで得点、PKの阻止で勝負の行方が左右された試合。
「全日本Jr.ユースvsフランスJr.ユース」まで、こんな荒れた試合はなかったですな。


続いてvs大空翼(南葛中)。
この試合が好きだという方は多いでしょう。 私も好きです。
「大空翼vs松山光」の対決が、清々しくていいんですよね。 対戦前から清々しい。


この場面、大好き!!


この場面、大好き!!

二人の一騎打ちがたくさん繰り広げられるのも、この試合の嬉しいところ。いくつか挙げてみましょうね。






この場面の二人の心中によって、対戦の内容が代弁されている。
「もしも翼くんが怪我をしてなかったら」の話はしませんけれど、今回の一対一の勝負は、松山くんの勝ちですね。
「翼との対決に勝ち、試合に負けた」ということ。 悔しいことだけれど、翼と思いっきり戦えたんだから、そんなに後を引くような悔しさではなかったと思う。



本来なら、名言集にランク入りしているべき松山くんの名台詞。


おれは 翼や日向のような 天性のサッカーの才能はない!

だから練習するんだ
才能のないやつは 努力するしかないんだ!!


なぜか、これ↓がランクインしてましたね。


この場面、大好き!!  この台詞も好きですけれど。


最後にvs三杉淳(FC東京)。


愛するひとが見守る中、戦う二人。
「三杉淳」と私。でも述べましたが、「10代の頃の松山光vs三杉淳」の対戦を読みたかったー!

松山くんの魅力は、三杉くんと対峙しているときに本人が自ら語っているので、私の出る幕はありません。
「ROAD TO 2002」単行本第7巻より。


俺は おまえみたいに なんでもできる天才じゃない

俺の場合は小さいことから コツコツと粘り強く!
それが俺のサッカーの信条さ



藤沢美子ちゃんとのあれこれは、いずれカップリング考察でやります。 あの空港の場面を待っていた皆さん、ごめんなさい。
一つだけ叫ぶなら、

結婚してからも「藤沢」と呼んで欲しかったー!

「ワールドユース編」で「美子」と呼んでいて、仰天したのは私だけではないはず。 一体、何があったんだろう……? と想像するのは、なかなか楽しいものです。



「三杉淳」と私。

2015-06-23 01:14:14 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:三杉くん

淳さま  なんて、こっぱずかしくて呼べるかぁぁ~!

……と思っている私が実は少数派だということを知り、更にビックリ。 皆さん、「淳さま」と呼ぶことに抵抗ないのか? 私はあるぞ。 だから三杉淳ファンクラブに入会するのも躊躇する。

それはともあれ、私が3番目に惚れたひと。
その理由……惚れるのに、元来理由というものはないのだが、強いてあげれば「心臓病」という共通点があったことですな。

私の場合、生まれてすぐにお医者さんに「心臓病の一歩手前だよ」と言われたそうな。
運動音痴ですが、体育の授業には参加してましたし、発作を起こしたこともありません。
とはいえ、小学生の頃は心電図検査で毎年のように引っかかって、改めて再検査をしてました。
成長するにつれ、心臓も強くなっていったようです。 まるで三杉くんのようですね、私(←ド厚かましい)

(余談ですが、この当時は普通に「心臓病」と言えばまかり通ってOKだったのに、今では事細かに「正確な病名」を述べないと医療関係者がツッコんでくるから、煩わしくて大変ですね~)

「フィールドの貴公子」  「ガラスのエース」 と、2つの異名を持つひと。

初登場した単行本第4巻で、とても心臓病を患っているとは思えないほど「濃いお顔の三杉くん」には、仰天しましたですよ。


これ誰や!?
このときはまだ、心臓病の設定とは決めてなかったのかもしれませんね~。

三杉くんが心臓病だと知ったから好きになったのではなく、読み始めた頃の「南葛SCvs難波FC」の試合を観戦している三杉くんの発言や、その後の「武蔵FCvs常陸FC」の試合で、周囲の小学生とちょっと雰囲気の異なる佇まいから、「ああ、この人、好きかも」と思ったのが直接のきっかけかもしれません。


颯爽とフィールドに駆けてゆく姿。
応援とはいえ、呼び捨てにしている翼くんが珍しいので要注目。 のちの「ワールドユース編」の単行本の有名な誤植、翼くんの「サンキュー 三杉さん」と匹敵するかも。(文庫版「ワールドユース編」は訂正されてます)


縮小したのでトーンがつぶれちゃってますが、この当時、一番のどアップでお顔を描かれたのが、三杉くんのこのお顔のはずです。
この辺りから、三杉くんへの思い入れがグングン強まっていったと思う。


ここも好き。 三杉くんの、岬くんに対する高評価だから……という理由もありますが、単純にこの構図と絵が好きなのよ。

「青葉弥生」と私。でも取り上げた、弥生ちゃんに怒りのビンタを繰り出したときにも、「三杉くん、好き」という想いが加速したかもしれません。
心臓病のことを忘れて、思う存分戦えると楽しみにしていた翼くんとの対戦が、弥生ちゃんのせいでおじゃんになったんですからねー。


この「南葛SCvs武蔵FC」は読み直し雑記で取り上げるとして、三杉くんの試合シーンで私が一番好きなのは、これだ!


「東邦学園vs武蔵中」の一番のクライマックス、日向小次郎vs三杉淳!
このスピード感の素晴らしさといったら、もう! どれだけ称えたらいいのか、言葉が出てこない。 集中線の中でも、白眉ではなかろうか。
アニメでは残念ながらスピード感がまったく表現できてなくてガッカリ……。


私は一度も思ったことはないんだけど、どうも世間の話によると「三杉くんはSだ」と言われてるらしい。


もしかして、この発言のせい?
手の怪我で思うようにプレイできない健ちゃんを鼓舞してる……と私は素直に読んでいたのですが、違うの?

三杉くんはSじゃなくてね、その生い立ちやキャプテンを務めている経験があるから、チームメイトの士気を高めることも慣れたもの……でしょう。
コーチとしてチームに参加して、選手一人一人の個性を知り尽くしているから、健ちゃんに対してはきつく言ったほうが良い、と判断したのだと思うの。


「ワールドユース編」では、タイユース戦で同点のドライブシュートを決めたシーンが好きですね。
涙ぐむ弥生ちゃんに駆け寄って、「完全復活ね」と祝福する早苗ちゃんの気遣いも好き。

ここでは「キャプテン翼J」より、ドライブシュートを決めた直後の三杉くんをご覧いただきましょう。


飛び上がって


まるで空手チョップを繰り出しているかのようですが


ガッツポーズなのよ。 アニメでしか出来ない表現だ。
何? 松山くんにも見えるって? それは言わない約束よ~。


「ROAD TO 2002」は「松山光vs三杉淳」が唯一の試合シーン。
だけどスポーツニュース並みに端折られて……もっとじっくり見たかったが、しょうがないか。
本音を言えば、「10代の頃の松山光vs三杉淳」の対戦を読みたかったー!


「翼くん・岬くん以外のキャラは呼び捨て」にしている三杉くんですが、「GOLDEN-23」のオーストラリア戦で(多分、高橋先生のネームミス……と思いたい!)、とうとう岬くんが呼び捨て仲間に入ってしまいました。


これまでの「GOLDEN-23」では、「岬くん」と呼んでいたのに……。
でも、正確には「発言した台詞」ではなく「心の中の台詞」なんですよね。 もしや普段から三杉くんは、使い分けしていたのか……?


さて今一番の心配は、心臓病が再発しないかどうか。 これに尽きますね。

「ライジングサン」のvsオランダ戦で、心臓病のことがあるから弥生ちゃんを「一生守る」と言えない、と伝えた三杉くんのエピソードがありましたが、「ちょっと、まさか……これは心臓病再発の布石?」と一抹の不安を抱いたのは、私だけではないはず。

だけどこれまた世間によると、「三杉淳は心臓病の頃が一番強い」説があるようで……。
何もそこまで揶揄しなくてもいいじゃないかぁぁー!!  くすん。

願わくば、このオリンピックの活躍で海外、できればブライアン・クライフォートが抜けたオランダのチーム・アヤックスからスカウトされ、弥生ちゃんにプロポーズして、結婚して、新しい暮らしを始めて欲しいです。 医学の勉強も、オランダで続ければ問題なし!

そして三杉くん、本日のお誕生日おめでとう!
今までこっ恥ずかしくて表現出来なかったけど、これが最初で最後のつもりで。

愛しています、三杉くん。


「森崎有三」と私。

2015-06-13 22:41:49 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:森崎くん

ごめん! 森崎くんごめん! キミをすっ飛ばしてましたー!
今朝、単行本4巻手にとって、表紙見た瞬間、気づいたよー! キミを忘れてたことに!
全国の森崎有三くんファンの皆さん、ごめんなさい。
翼くんと早苗ちゃんの結婚式に森崎くんを描き忘れた高橋先生のこと、私これで一生笑えないわ……。

あえて狙ったわけではない。 ホンマにマジで忘れてしまってた。
「3巻の残りは小次郎、タケちゃん、森崎くん」と脳裏にあったにもかかわらず、タケちゃんアップした直後に「これで3巻、終わったな」となぜか信じ込んでしまったようです。
自分の記憶力のなさに、ほとほと呆れます。
これじゃアカンと、先に下書き状態にしてフォーマットだけ作りました。日本勢は三杉くん、松山くん、立花政夫、立花和夫、中西くん、健ちゃん、海外勢はピエール、ディアス、パスカル、ジノ、ナポレオン、ビクたん、ミューラー……これだけあればしばらく忘れることはないでしょう。

というわけで本題、森崎くんのことですが……本音を言えば、あんまり森崎くんには、これといった思い入れがない。 (だからすっからかんに忘れた裏づけにもなる)

「いいひとだよね」  「いいひとだけどね」

これだけで終わってしまう、これらの言葉で片付けても、なーんの不都合もなく、違和感もない。
逆に個性の際立ったキャラたちが多い「キャプつば」キャラクターの中でも稀有な、珍しい個性の持ち主のキャラだ。

「個性がない」という意味合いとは、また違うんだけど……この微妙なニュアンス、分かってくれるかなあ?

だけど森崎くんがいなければ、「キャプテン翼」は面白くないのよ。
彼のおかげで、相手チームのシュートが決まって、盛り上がるのよ。
それゆえなのか、それだからなのか、一部のファンに笑い者にされているのが、たまらなくイヤ。

森崎くんは決して弱くない。
尊敬しているGK・若林くんを追いかけて、最も翼くんのシュートを受けたGKとして、サッカーを続けている。

そりゃあ、時には弱音を吐きますよ。 でも、それくらい普通のことじゃない? 
「持続する」――サッカーが好きで、ゴールキーパーを続けている。続けることで、自信がつく。
この一点だけでも私は森崎くんを尊敬する。 バカにして貶めたり、笑い者にしたりなんて、決して出来ません。


何度決められても最後にはシュートを止める、粘り強さ、不屈の闘志、努力のひと。
それが凝縮されているシーンが、これ↓だと思う。




「ワールドユース編」の対タイ戦で4失点された後の森崎くんの回想シーン、ここが一番好きだ。 練習に付き合うみんなの気持ちも、ひしひしと伝わってくる。


「FWには 他のポジションにはない はっきりした評価基準がある
それはゴールを決められるか決められないか」


と「ROAD TO 2002」で小次郎さんのプレイの取材を兼ねた、記者の田島さんが心中で応援してましたが、これはゴールキーパーも言葉を変えれば当てはまるよね。

「GKには 他のポジションにはない はっきりした評価基準がある
それはゴールを止められるか止められないか」


これに尽きるだろう。 それを最後の最後に成し遂げるか否か。

最新作の「ライジングサン」ではモブになってますが、メンバーに選ばれてますし、きっとJリーグでは優秀なゴールキーパーとして、評価は高いと思うんだ~。

日本には若林くんと健ちゃんという二大スーパーゴールキーパーがおりますが、その若林くんから 「スーパー・がんばり・ゴール・キーパー」 の称号をもらったのが一番の勲章かもしれないね、森崎くん!


「青葉弥生」と私。

2015-06-12 00:20:51 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:弥生ちゃん

弥生ちゃんほど、私の評価の下降と上昇の差が激しかったキャラはいないなあ。

「キャプテン翼」を「週刊少年ジャンプ」で読み続けてから数週間後、弥生ちゃんの衝撃の告白シーンがやってきました。



この当時は単行本の1・2巻と、毎週の「キャプつば」のストーリーしか知らず、3~5巻と6巻の「南葛SCvs花輪SS」終了までのストーリーは不明の状態だったので、弥生ちゃんと翼くんの関係はハテナマークでしたよ。

思えば弥生ちゃん、登場シーンが少ない割には印象的なシーンが多い。


弥生ちゃん、ごめん。 このシーンは気分がスカッとした。
このときはホントに三杉くんが好きで好きで好きで(今も大好きよ)、三杉くんの気持ち寄りだったのよ。
心臓病のことなど関係なしに、翼くんと戦いたい三杉くんの想いが、ひしひしと伝わってくるから。

ちなみに昭和版アニメでは


手の甲でビンタされました。 ……あああ三杉くんがちっとも麗しくない……。

中学の「キャプつば」仲間の同級生に、高校の頃に文通で教えてもらったネタで


<ボールを放り上げて落下するまでに、この台詞を言い切れるか>という遊びが流行ってた、らしい。
昭和版アニメでは、余裕綽々(しゃくしゃく)でしたねー。 現実では難しいかも、ですねー。

そんなこんなで(端折りすぎ)、「キャプテン翼」初のカップリング誕生。


いつの間にか仲良くなった早苗ちゃんと文通し、写真付で報告。

再び昭和版アニメでは


翼くんに写真を見せてた早苗ちゃん。(これは翼の手です)
なぜ見せたのか、今も謎。 隠したほうが、早苗ちゃんらしいと思うんだけどな。


早苗ちゃんと再会したときは、ラヴラヴっぷりを見せつける。


これ、イヤミとノロケ以外の何ものでもないやろ……。

ちなみに自分の両親には「ハガキ」、自分の彼女には「手紙」と使い分けている三杉くんの如才なさには、感心します。
「両親よりも彼女のほうに比重を置いているから」とずっと思ってましたが、この記事作成中に「弥生ちゃんの家族に読まれないため」だったことに気づきました。

実は、この辺りまでは弥生ちゃんの評価は下降一直線。
あまり表現したくないけれど、「うっとうしい」「空気読めない」「彼氏は大人なのに、彼女は子ども」……という感じでした。

それが「ワールドユース編」では母の倒れた日向家の面倒をみて、「あらら?」と好印象に転換。

なんだかんだとあって(またも端折りすぎ)、発売未定の「ライジングサン」3巻の冒頭に収録される 第16話 天才たちの競演 で赤丸急上昇!

いつか 言われたことがあるんだ…
心臓病のことがあるから 「君を一生 守る」とは言えないって

もう そんなこといいのにね
私の方が 淳のこと守るんだから そんなこといいのに


これには感激感動感謝だよ!! ありがとう、弥生ちゃん。

未完だけど「ライジングサン」の中では一、二を争う名台詞になるだろうと、早くも断言しておこう。

いずれカップリング考察で取り上げる予定なので、三杉くんとの関係については、ここでは割愛します。


弥生ちゃんで気になることといえば、<三杉淳ファンクラブ>との関係ですね。 三杉くんに彼女がいてもいなくても、<三杉淳ファンクラブ>は存続しているからねえ。

弥生ちゃんは、<三杉淳ファンクラブ>をどう思っているんだろうか?
一方で<三杉淳ファンクラブ>の彼女たちは(男性はいないと思う)、「ファンと恋人は別」と、すんなり割り切っているんだろうか?

アイドルやアーティスト、俳優さんやスポーツ選手たちのファンクラブに入ったことのない私には、この感覚や感情等がイマイチ掴みきれないので、分からないのです。

「いつも三杉淳を応援していただいて、誠にありがとうございます」と、まるで歌舞伎役者の妻のように、腰を低くして接しているんだろうか、弥生ちゃん?
彼女たちにも「三杉淳の恋人」と認められる存在でないと、やっていけないだろうなあ……。

三杉くんは「女同士のことには口は出さない」タイプだろうけど、いざというときには、きっちりと弥生ちゃんの味方であってほしいですね。
ま、そうでなきゃ「三杉淳」ではないですね。

……あれ? カップリング考察がちょっと盛り込まれてしまったか。 まあ、いいや。


「沢田タケシ」と私。

2015-06-08 00:02:01 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:タケちゃん

初版のコミックス巻末の愛読者ページで、「タケちゃん」と呼んでいる方がいらしたので、私もそれに倣って。

キャプつば全キャラ中、最も髪型が変わったのがタケちゃん。


初登場、小学4年生のタケちゃん。


中学1年生のタケちゃん。


「最強の敵! オランダユース」の高校1年生のタケちゃん。
ちっとも反響のなかったフランス語版「キャプテン翼 最強の敵! オランダユース」の写真をしつこく載せてやる。


「ROAD TO 2002」でJリーグにデビューしたタケちゃん。
この試合、岬くん・石崎くん・浦辺くんのいるジュビロ磐田にタケちゃん所属の浦和レッズは負けたので、このサッカーカットはやめました。


「GOLDEN-23」で、U-19代表キャプテンを務めるタケちゃん。
ちなみにこのチームの監督は、このひと。


「ジュニアユース編」では「沢田」と呼んでいたのに、いつの間にか「タケシ」と呼ぶように……何があったんだ。


そして最新の「ライジングサン」のタケちゃん。 「GOLDEN-23」からあんまり変わってないか。


でもタケちゃんの魅力は髪型じゃなくて、「あの日向小次郎さんに心酔しつつも、言うべきこと・やるべきことはしっかり把握していて、やり遂げている」 この点に尽きる。

オーソドックスで性格そのままの素直なプレイスタイルで、テクニックに長けたサッカーをしていると思うんですが(岬くんのプレイスタイルに近いか?)、小学3年生の春に日向小次郎から目をかけられ、吉良監督に鍛えあげられ、その中で「明和のサッカーは負けないサッカー」を叩き込まれたためか、


試合終了直前、「負けないサッカー」を実行。 単行本第5巻のタイトルにもなっている「意外な伏兵」タケちゃん。

その「負けないサッカー」を謳う張本人が、それに背くプレイをすると、




臆することなく、はっきり意見する。とても小4とは思えない。(現実に、自分の周辺にいる小学生を見てごらん。 どう見ても「子ども(ガキ)」だ)

こういうタケちゃんだからこそ、小次郎さんや吉良監督の信頼も厚いのだろうし、プレイでも「年下だから」と言わせないほどのテクニックを持っているから、チームメイトからも一目置かれるのだろう。

そんな彼の不幸は、翼くんたち先輩メンバーが凄すぎること。
それでもきっちり張り合って、ついていって、競い合って、最終的にはメンバー入り果たしてるんだから、大したものですよねー。

***

単行本第3巻までの主要キャラ紹介が、これで終わりました。
次回から日本人キャラ紹介は、第4巻で初登場したキャラになります。 お待たせしてごめんなさい!


「日向小次郎」と私。

2015-06-07 01:03:52 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:小次郎(さん)、(ごくごく稀に)日向小次郎(さん)

岬くん好きな人は、しょうがないよね。岬くんに倣って、やっぱり「小次郎」って呼んじゃう。この方がしっくりくるのは、しょうがない。

翼くんが呼んでいるように「日向くん」……でもないんだな。それだったら「日向」や「小次郎」と呼び捨ての方が、精神的にはもっと楽だ。

でも彼が大好きな人たちや、彼を愛してる皆さんの気持ちを考えると、私も「岬」と呼び捨てされるのはイヤだから、「小次郎さん」と敬称付で呼ぶことに努めています。
「小次郎」と呼び捨てにできるのは、両親と、吉良監督と、岬くんだけ、ということで。

翼くんのライヴァルとして最初に登場した若林くんが、(一応の役目を終えて)見方になったため、主人公の成長のために必要な、次のライヴァルとして登場したのが、小次郎さん。
これも「週刊少年ジャンプ」の法則に適ってるんだよね。

このひとほど、喜怒哀楽の表情が豊富なキャラはいないだろう。


激しくも熱い。


驕りたかぶらずも、誇り高い。


負けず嫌い。 翼が「若林くん以上だ!」と驚愕してるくらいだから、よっぽどだ。


努力家。


悔しさに涙を流す。


嬉しさに喜びを爆発させる。


耐え忍ぶときは我慢するが、一線を超えると怒りをあらわにする。


家族思い。


チームメイトからの信頼が厚い。


照れ屋さん且つ感動屋さん。

こういう多彩なところが、人によっては好き嫌いが分かれるところなのかなあ、と思ったりもしましたよ。
魅力を感じるのか、好悪の対象になるのか。難しいところだな。

私が惹かれるのは、彼の眼力(「めぢから」とは読むな)、瞳の鋭さですね。
好きな目の表情、いくつか挙げてみましょうか。


「南葛SCvs明和FC」決勝戦から。 背景の稲光とともに、小次郎さんと張り合えるのは若林くんしかおりません。


タイガーショット完成直後の小次郎さん。


「南葛中vs東邦学園」で、2点目のゴールを決めた小次郎さん。

あれ、偶然にも3つとも同じ角度だな。

タイガーショットといえば、完成までのプロセスとドラマ性に、胸を打たれますね。


おれは もう負けるのはいやだ
大空 翼に負けるのは もう たくさんだァ~~~~~っ!!

この血を吐くような魂の叫びが、読み手の心に響き、伝わる。


現実にワールドカップやオリンピックで日本代表が出場し、結果が芳しくないと、「日向小次郎を呼んでこい!」 と叫んでいる私です。
やはりこの人が得点しないと、「キャプテン翼」の作品は盛り上がらないし、輝きません。

そんな私が好きな、小次郎さんのシュートシーンは、「若林源三」と私。でも取り上げた







シュート阻まれるシーンと決めたシーンの両方挙げましたが、どちらも好き。 「若林源三vs日向小次郎」の対決が、最も燃えるのです。
再三述べてますが、この絵の集中線の素晴らしさと迫力は、超一級品。


あえて話題を避けるのもどうかと思ったんですが、このひとは女っ気なしでいてほしかったなあ。 「ワールドユース編」を初めて読んだ時はビックリして、「やーめーてー!」って叫んだもん。

唯一許せる、小次郎さんとお似合いかもと思ったのは、昔は東邦学園女スカウト、続いて日本ユースチームの広報部長を経て、今はマネージメント会社(株)スクランブルエッグス社長になった、松本香さんですな。
年齢差? 小学生の、子どもの小次郎さんと、二十歳を過ぎた、大人の小次郎さんとは、別人だよ。
いいカップルだと思うんだけどなあ。 考え直してくれないかなあ、先生。


最後に私が好きな、清々しく微笑む小次郎さんを。 今は亡き鈴置洋孝さんのお声で読んでね。


世界一のエース・ストライカーになることを祈りつつ。



「コーチ」と私。

2015-05-12 23:58:49 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:コーチ  本名は不明ゆえ、他に呼び方がない。

一般的に「コーチ」といえば、「エースをねらえ!」の宗方仁コーチを思い出す私です。
リアルタイムで読んでいたのは、宗方コーチが亡くなった後の第二部、桂大悟コーチになってからでしたが。

前にも記事にしました、家の隣の喫茶店で見た「週刊少年ジャンプ」で「キャプテン翼」を知り、同時に「週刊マーガレット」を読んでいて、「エースをねらえ!」や「白球を叩け!」(この主人公も心臓病だった)、「飛んでるルーキー!」、ひたか良さんや菊川近子さんの作品を覚えていますね。

今は月2回発売になってますが、この頃は本当に「週刊」だったんですよ!

で、「キャプテン翼」でコーチといえば、南葛SCのコーチでしょう。
異論は大いにあるでしょうが、見上さんは若林くん個人のコーチなので、ちょっと別ものと判断します。

この人も、いろんな意味でお気の毒な人だ。

1.城山監督の片腕なのに、作品中、ただの1回も名前が出なかった。

2.昭和版アニメでは、城山監督の後輩という設定の南葛小の女の先生が、南葛SCに付き添ったため、コーチの存在そのものが抹消。


その女の先生がこの人。南葛SCの時の画像がちょっと見つからなくて、これは対抗戦で石崎くんの足の具合を調べる岬くんの場面です。

3.しかもアニメ3作品では、「キャプテン翼J」のみの登場。


城山監督とコーチの水野さんだ と、浦辺くんが一緒に対抗戦を観戦していた岸田くんに説明する場面で、監督に挨拶する浦辺くんの場面。

「キャプテン翼J」では浦辺くんは城山監督と知り合いのようで、城山監督とコーチは「南葛SC」の選手を選ぶために、対抗戦を観戦に来たという、オリジナル設定でしたね。

ここで「水野(みずの)」という名前が初めて出てくるけど、初めて「GyaO!」で聞いた時は、某スポーツメーカーを思い出したことですよ。 


……よくあることなんですよね。「女性が少ないから、男性キャラを女性に変更する」という、スタッフ陣の思惑が通ることは。

一例あげると、私のもう一つのブログに関連する話でもありますが、数年前にWOWOWでドラマ化された小説『マークスの山』があります。後の『レディ・ジョーカー』にも登場する、重要な役割を担う男性記者がいますが、ドラマ「マークスの山」では女性記者に変更され、ドラマ「レディ・ジョーカー」ではドラマオリジナルの男性記者に変えられました。

ふ ざ け ん な 。 と感じたのは私だけではありません。

ドラマ「マークスの山」放映前後だったか、監督のインタビューを新聞で読みました。
「小説も撮影現場も男ばかりで華やかさがないから、女性にした」という趣旨を語っていて、再び ふ ざ け ん な 。 でしたよ。

その「男ばかりの世界」がいいんじゃないかよっ!!  女は「男ばかりの世界」に浸りたいんだよっ!

奇しくも三杉くんも言っている。


意味合いは違うかもしれないが、これに近いものは感じていただけるかと。

コーチで一番印象深いのは、ここかな。



延長戦の前に、足の怪我の手当てをする翼くん&岬くん&若林くん。
岬くんは監督に、翼くんはロベルトに、となるとコーチは若林くん……のはずが、若林くんのことを知り尽くしている見上さんに代わられて。

うん、やはりコーチはお気の毒な人なのでした。


***


日本人キャラ、トントンと調子よくまいりましたが、次回はいよいよあの男の登場です。
(「男」を「おとこ」と読むか「ひと」と読むかで、そのキャラに対する思い入れが分かるというか、分からないというか。 ……どっちやねん)

このキャラは、ちょっと時間をかけて記事を作りたいので、しばし間が空きます。 先に海外キャラの続きをするかも、です。



「西尾浩司」と私。

2015-05-11 23:44:21 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:西尾くん

栄えある「南葛SC」のDFの一人。後の「大友中カルテット」の一人。
ところが前回紹介した中山くんと比べ、「ワールドユース編」からは姿がなく……。 きれいさっぱり、存在が消えてしまった。

南葛高校に入ったところまでしか、確実に消息が分からないんですよ。
1年後輩の新田くんが入ったからにはレギュラー落ちしたんだろう、と容易に想像できるしね。

サッカー、やめたのかな? 大学生サッカーもしてないのかな? Jリーグからもお呼びがかからなかったのかな? ……と悪い想像してしまう。

ああ、なんて気の毒な西尾くん。

実はこれも初めて告白しますが、西尾くん、結構好きだ!  ……たぶん全キャラ中、40位までには入ると思う。

だって、かわいそうじゃん!!

そう、「かわいそう」という同情が含まれているから、好きなのかもしれません。


立花兄弟のトライアングルシュートの犠牲者・西尾くん。


負傷退場のため、石崎くんが試合出場。 このためだけに怪我させられたのね……と今となっては涙を禁じえません(オーバー表現)

それにこの傷、後の明和FCとの決勝戦で、出血伴う怪我を負った岬くんよりも軽いように見える……。 (翼くんと若林くんは、出血はしてなかったはず)


西尾くんで思い出すのは、「誤植」ですね。


これは修正されてますが、初版では 「かれの分までがんばってくれよ!!」 とまるで他人事の掛け声になってました。 覚えてます?

初版のコミックス見つかったら、証拠の画像をアップしますね。
スライド式の本棚の奥の奥にあるんですが、そこまで辿り着くまでが大変で……心境は水曜スペシャルの川口浩探検隊です。
(古すぎるのでツッコミは不要)

【追記】  初版本を見つけましたので、写真載せます。





「中山政男」と私。

2015-05-10 22:36:00 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:中山くん

栄えある「南葛SC」のDFの一人。後の「大友中カルテット」の一人。
更に後には南葛高校のDFで、「ワールドユース編」の第一次アジア予選ではレギュラーに。


初登場時はこれ。 後の「南葛シルバーコンビ」のコンビプレイを阻むプレイを披露。
次回紹介予定の西尾くんと、息が合っているような雰囲気。
雑誌連載時、二人で表紙も飾りましたし。


ほんとは「南葛SCメンバー、一人ずつで表紙を」という企画でしたが、この二人だけまとめられちゃった。 ズバリ、地味だからか(←禁句)

中山くんで思い出すのは、これだな。


ど こ で 見 て い た !?  と対抗戦のモブをチェックし直した人、どなたかおられます?

そして、これ。


浦辺くんの心中の呟きが、泣けるのねん……。

でも、この人まだ待遇は良い方だよ。次回紹介の西尾くんなんて……。



「城山正」と私。

2015-05-08 23:02:44 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:城山監督、監督

前回の岬くんで第1巻の初登場主要キャラの紹介は終えたので、第2巻の初登場のキャラ……ですが、これがいないんだ。第1巻でほぼ出尽くしました。

ということで、第3巻の初登場のキャラ。南葛SC監督の城山監督です。

今まで誰にも言ってないので、ここで初めて告白しますが、城山監督は結構好きだ!  ……たぶん全キャラ中、20~30位くらいに。(←笑えよ!)
キャプつばキャラの多さからして、20~30位でも相当高い順位なんじゃないの? と思うのですが……。

監督を務めているからには、サッカー選手だった過去があるはず。

想像してみますと……この当時、Jリーグはなかったので、実業団に所属してたのかな? 怪我等で引退して、指導者として勉強と経験を積んでから、南葛SCの監督に抜擢されたのかな?

初登場時は20代後半~30代前半くらいの、若々しい雰囲気だったのに……。



「ワールドユース編」「ROAD TO 2002」では、一気に老け顔キャラに!



まさかのほうれい線、出現!  私がどれだけショックだったか、君にはこの気持ちが分かるか!? 「小学生編」から10年も経ってないんだよ!?
作品が進むごとに、顔の皺が取れて若返ってきた見上さんと正反対やん! あああ……。

……もしかして、ずーっと屋外での練習・試合のくり返しで、お肌の衰えの進行が早かったのか……?
だけどどうして城山監督にだけ、こんな症状が? どちらかと言えば、頭髪の方に影響出そうなんだけどなあ。


個人的希望なんですが、もしも岬くんが現役引退したら、南葛SCの指導者になってほしいんですよね。
岬くんは根本的に優しいから、プロチームよりも小学生くらいまでのチームでの指導者の方が、断然向いていると思う。

その頃には城山監督も「そろそろ後継者を」と思ってるかもしれないから、前々から岬くんにアプローチ出しているかもしれない。
南葛SCも男の子だけのチームだけじゃなく、女の子のチームも出来てておかしくないだろうから、指導に手が回らないでしょう。 (コーチはどうした)

いきなり監督は無理だろうから、最初はコーチ待遇で指導者のお勉強と経験を重ねて、いずれは男子チーム・女子チームのどちらでもいいから監督になって……。

岬くんは、当初は人寄せパンダ効果を期待されているかもしれないけど、いずれは南葛SCの運営にも1枚噛んで、未来のサッカー少年・サッカー少女のための幼児教室のようなものをひらいて、その笑顔と分かりやすい教え方で子どもたちの心を掴み、ママさんたちのハートもキャッチ。
そしてママさんたちによる、自分の子どもをレギュラーにするため、岬くんへの激しいアタック、アプローチ、媚売りが始まるのは容易に想像可能。でも、岬くんは意に介しません。

翼くん弟・大地くんも、この頃には小学生高学年だろうし、岬くんと顔を合わせば「岬コーチ! おれと勝負だ!」 と毎回無謀な勝負を挑んで、ことごとく大地くんは全戦全敗してほしい。(←おい)
その度にどんどん岬くんの技を習得していって、翼くんとは違うタイプのプレイヤーになってほしいな。

……と、城山監督が目論んでいたら面白いな、と思う。(無理矢理まとめる)

と・こ・ろ・で。 南葛SCのコーチの名前、何だっけ? 「キャプテン翼」そのものに名前が出てないから、分からない!
「3019」に載ってるの? これが家のどこにあるか、見つからないので困ってる~。


「岬太郎」と私。

2015-05-05 05:55:55 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。
相当長く、理路整然としてません。後半には長年トラウマになっていた昔話もあります。ご注意。

このブログでの私の呼び方:岬くん

最近「岬ちゃん」という呼び方を知って、それもかわいいな♪ と思いつつも、やはり「岬くん」で通します。

作品中、真っ先に惚れたひと。

ほんと、岬くんと結婚したかったですよ、私は……。
フランスはパリで暮らしていると知った後は、脳内妄想でパリジェンヌになって、岬くんと付き合うという想像を幾度繰り広げたことか……。
今となっては 「こんなろくでなしの女と結婚しなくてよかったね、岬くん」 というところです。(←物は言いようの典型例)

……この時点まで、ついてこれていますか? 皆さん、一度は通った道、「自分の愛するキャラとのあれこれを空想、想像、妄想する」行為だと思いますが。

「熱闘スペシャル」の岬くんポスターをベッドの横の壁に貼って、就寝前は「おやすみ岬くん」  起床後は「おはよう岬くん」 と挨拶してましたよ。
そのポスターは引っ越しの際に失くしたかも……。 だからどんな図柄か忘れています。
どなたか「熱闘スペシャル」の岬くんポスターをプリーズ!

同じく「熱闘スペシャル」にあった、映画情報のページの岬くんを切り抜いて、定期券入れに入れて通学のお供にしてました。
ちなみに切り抜いた裏ページは、早田誠くんのカラーイラストページ。

切り抜くのは躊躇したけど「顔の部分にかかってないから」と強行。ごめんよ、早田くん……。
昨夏の「ボールはともだち。キャプテン翼展」のキャラクターパネルの早田くんと同じ絵だったので、久しぶりに全身が判明。ははははは。

同じく「熱闘スペシャル」にあった「ボクは岬太郎」から、定期券に入りそうなコマを切り抜いて(以下同文)
(切り抜いたのは『ボクは岬太郎』のコミックスを買った後ですよ)

同じく「熱闘スペシャル」にあったキャラクター紹介ページの、若林くんと岬くんを切り抜き、厚紙に両面貼り付けて、「オリジナルしおり」として読書に使用してました。
使いすぎてボロボロになったから捨ててしまいましたが……。


「週刊少年ジャンプ」はほとんど買わず立ち読みで済ませましたが、岬くんがハンブルク在住の若林くんへ逢いに行った回(2週)と、翼くんと再会した回(2週)は買いましたよ。

当時の学生が持っていた下敷きは、書類等が挟めるようになっていたので、雑誌を切り抜いて下敷きに入れて使っていました。 皆さん、やった経験あるでしょ?

  これとか    これとか

  これとか    これとか

  これとか入れてました。
いや、この小次郎さんは入れるやろ……むしろ入れないほうがおかしいやろ……。


岬くんに惚れた瞬間については 「キャプテン翼」と私。 に記してますのでご覧あれ。

ここではアニメの昭和版「キャプテン翼」の場面を載せましょうね。
というか、昭和版「キャプテン翼」しかないんだよっ! 「キャプテン翼J」も平成版「キャプテン翼」も、「南葛SCvs難波FC」は端折られたんだよっ! こんちきしょう!

「第25話 俺が大会一のキーパーだ!」より。 アニメでは、若島津健ちゃん初登場だし、井沢くんと翼のワンツーがあるし、翼が「若林くん以上のキーパーなんているもんか!」とペナルティエリア外からゴールを決めて証明し、翼の意図が分かった若林くんを悔しがらせつつも嬉しがらせる場面あり、と盛りだくさん。

  ジャンプ一番カットだあ!

  今大会絶好調の岬くん!

  岬くんミドルシュート!


おまけ。 岬くんのシュートを、前のめりになって見守る若林くん。(漫画にはありません)


昭和版「キャプテン翼」で岬くんのお声を担当されたのは山田栄子さんで、それはそれは嬉しかったものです。
「正太郎コンプレックス」略して「ショタコン」の語源となった、「太陽の使者 鉄人28号」の主人公・金田正太郎のお声を担当されておりましたしね。(その前は「赤毛のアン」)
「キャプテン翼J」の小林優子さんと結城比呂さん、平成版「キャプテン翼」雪野五月さんと鳥海浩輔さんのお声もドンピシャでした。

しかしだな。

 
日仏「フィールドのアーティスト」のお声がどちらも鳥海さんってどういうこと!?
これは岬くん(青年)とピエールは共演しない前提での配役だったのだな……。


漫画で惚れた瞬間は、「初めて区別がついたキャラが最初に惚れたキャラ」と言い直すべきか。
だって読み始めた頃で、髪型の違いでしか当初は見分けのつけようがなかったもん。
ちょうど「キャプテン翼」をジャンプで読み始めた頃、


これが翼くんなのか岬くんなのか、最初は区別つかなかった……。 いや、ホントに! 分からなかった! この当時の絵は、翼くん・岬くんのどちらも丸っこくて可愛かったもん。
雑誌の綴じ代ということもあって、翼の跳ねた髪なのかどうかが分からなかったと言ってもいい。

ここで読むのを止めなくてよかったよ……何度も何度も繰り返し読み込んでよかったよ……。そのおかげでキャラの区別がつくようになったんだから! のちのち揉めた(らしい)岬くん、松山くん、三杉くん、反町くんの見分けも、私は平然としてました。
どこが似てんねん!? と。

断言しますが、「止めてたら 私の人生 変わってた」(五・七・五)

何度か「人生の転機だな」 「これを知らずに死ななくてよかった」 と実感する出合いはあるものですが、私の場合、その一つが「キャプテン翼」と断言できますね。


高橋先生のデビュー作「キャプテン翼」では、主人公は「翼太郎」という名前でした。
連載になり、姓の「翼」は「大空翼」に、名の「太郎」は「岬太郎」と、二人のキャラクターに分かれました。
元々は一人のキャラクターだったのだから、「黄金コンビ」として息が合うのも必然……というご意見を拝読したことがありまして、なるほど、こういう考え方もあるのか、と目から鱗が落ちたこともあります。

でもまあ……そんな裏読みしなくても、いいような気もしました。 デビュー作と連載は別物ですから。

だけど、よく「岬」という名字にしてくださいましたよ、高橋先生……。

野球漫画で「太郎」といえば「ドカベンの山田太郎」
サッカー漫画で「太郎」といえば「キャプテン翼の岬太郎」

このように、誰もが認識するまでになりましたから。 (そうか?)(そうなの!)


私が岬くんをどれだけ好きか、どれほど愛しているかは、井沢守くんと同様

好きなの! 愛しているの!

これ以外、何をどう言えと? でも、ひとつでも証しは示しておきませんとね。

「キャプつば」のサイトやブログをお持ちの方で、お好きなキャラクターの名前・背番号・誕生日などをつけている方は多いと思いますが、私もそうしています。
当ブログのアドレス 「raus」 は、正しくはこう記します。
رأس
右から左に読むアラビア語。 意味は「岬」です。
(この単語では他の意味もありますが、「岬」を意味する単語はこれのみ)

アラビア文字を読むための母音符号をつけると、   رَأْس

この発音を英字で忠実に記すと、ra's になりますが、「'」はアドレスに使えないし、当然アラビア文字も使えないしで、なるべく近い発音の「u」にしたわけ。
(「'」は咽喉に詰まった感じの「ウッ」の、母音を抜いた発音と思えばよろしい)

決して地名の「羅臼」じゃないのよっ! (←誰からも指摘されてないし、聞かれてない)

そう、大学ではアラビア語&イスラーム文化を専攻してました。
いつかサウジアラビアのマーク・オワイラン王子の通訳を務めて、玉の輿に乗りたいです。子どもの一人でも産めば地位は安泰よん♪(←高齢出産で死ぬ可能性、大)
その前にアラビア語を忘れないようにしないとな……。

ブログアドレスの秘密(?)は、岬くんのところで明かそうと思っていたので、これでスッキリしました。


岬くんのサッカーの実力は……代表シーンとして


「GOLDEN-23」で葵新伍の言葉を選びましたが、翼や小次郎より劣っているような印象が拭えないのは、なぜ!?
岬くんの優しく、でしゃばらず、穏やかな性格も一因かもしれませんが、刷り込まれてしまった原因を探ってみたら、「キャプテン翼」単行本第3巻にぶち当たりました。


てめーだよ てめーだよ てめーなんだよ岩見兼一!!

あんたが余計なことを言うから、「岬くんより翼くんのほうが実力は上」とみんな刷り込まれちゃったじゃないのさ! あほー!


それにしても高橋・神様・陽一先生……岬くんはどうしてあんなにもかわいいのでしょう。 どうしてあんなにもかっこいいのでしょう。 どうしてあんなにもきれいなのでしょう。
岬くんはまつ毛ビシバシ! のキャラクターでもないのに、あのかわいらしさは何なんでしょう。 どうしたらいいんでしょう。

「かわいい」「かっこいい」「きれい」の3点セットがそろっているキャプつばキャラは他にもいますが、私には岬くんが「かっこかわいいきれいなひと」なのです。

特に、子供の頃も小学生も中学生も高校生も成人前も成人してからも、「かつこかわいいきれい」の三点セットではっきり言えるキャラクターは、岬太郎くん以外に見当たりませんね。


中高生の頃、トレーシングペーパーで岬くんのお顔をなぞったことがあります。
それで分かったのが、各パーツの絶妙の配置ですね。 ちょっとでも狂うと、岬くんではなくなる。
絵を描かれる皆さんが「岬くんを描くのは難しい」と仰ってるのを幾度も見聞きしましたが、「こういうことか」と思い出しながらも納得。

高橋先生の描かれる岬くんは、何度見ても、何分間見つめていようと、飽きることがありません。見るたびに見惚れます。「翼展」でも何分間、岬くんの絵の前で佇んだことか……。

さて、ここからちょっとしたトラウマ話に入ります。

私が高1の頃、ただ一度だけ、面と向かって 「岬くんは嫌いやねん」 と言われたことがあり、それはそれは相当な衝撃を受けたものでした。

彼女の顔も名前も忘れたからいいんだけど、その理由が「誰からも好かれるキャラというのが気に入らな」かった……らしい。
つまり、こういうことだ。

  

「誰からも愛される」 「永遠のアイドル」 岬太郎くんが、彼女の好みでなかった。ただそれだけのこと。

「ただそれだけのことだ」と割り切れるまでは、正直に告白しますと「キャプテン翼」愛が復活した昨年まで、かかりました。

世の中には、岬くんが嫌いな人もいる。 それが分かってからは「岬くんが好き」とおおっぴらに言うのは控えるようになってしまい、「好きなのは岬くんと○○くんと☆☆くん」と保険をかけて、相手の反応を窺うようなことをしてました。

……これは辛かった。本当に。 自分に自信がないと言ってしまえばそれまでなんですが、自分の好きなことを受け入れてくれない人もいるということを知った後では、どうしても臆病になってしまい、空気を読むようになり、一歩退いてました。

今ならば「ひとの好みはそれぞれなんだなあ……とまた一つ、世間という荒波をものを知った高1の春でした★」と、笑えるんですけどね。

余談ながらその発言者さんは、小次郎と健ちゃん好きでした。 単行本の背表紙のキャラ、13巻(小次郎)と16巻(健ちゃん)を隣に並べかえて、本棚に入れてましたね。

逆にこの一件のせいで、私が小次郎&健ちゃんが嫌いだということは決してありませんので、ご安心あれ。むしろコジケンは大好きだ!

暗い話はここまでにして。

岬くんのことで特筆すべきは、家族と吉良監督以外で唯一「小次郎」と、日向小次郎を名前で呼ぶところ。
な・ぜ・だ!? (高橋先生が語った日向小次郎の名前の由来は無視)

決して呼びそうもない相手に対して「小次郎」と呼ぶ岬くん。
「小次郎」呼びをすんなりと受け入れ、許している小次郎さん。

このせいかどうか定かではないが、「ブラック(つまり腹黒い)岬くん」説があることも知りました。 (推測の域にとどめますが、特に小次郎・健ちゃんが好きな皆さんから多いような気はします……)

岬くんの「小次郎」呼びで、発言者が誰か分かるのは非常にありがたいですけどね。
むしろあの日向小次郎が「小次郎」と呼ぶことをなぜ許しているのか、そちらの方が気になります。

これも見方を変えれば、「日向さんは「小次郎」と呼ばれるのを嫌がったのに、押し切ったのは岬くんの方だ」 という小次郎スキーさんのご意見もあるのでしょうねえ……。
難しいですねえ……。罪作りですねえ、高橋先生……。

「キャプテン翼の不思議」の筆頭に挙げられるであろうこの件に関しては、いずれアンケートとってみたいと思っていますので、ご協力お願いします!
皆さんのご意見・自論は、文字通り人の数だけあるでしょうから、楽しみです♪


約半年以上かかりましたが、「岬太郎」と私。 が完成したので、ホッとしました。岬くんの誕生日にアップしようと目論んでましたので。
これでコミック「読み直し雑記」にも取り掛かれます。

こんな長い内容を読んで戴きまして、誠にありがとうございます! 感謝。


「岬一郎」と私。

2014-12-02 00:51:20 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:岬パパ、一郎パパ

今度こそ岬くんをやろうと思って第1巻の初登場時を見たら……

岬一郎パパもおるやん!!  ……という事実に気づいてぶっ倒れました。

ええ、もう正直に、はっきり申しまして、若林家のジョンよりもアウトオブ眼中でした。
すっかり存在を忘れていましたよ。 最愛のキャラクターの父親だというのに!  だからアウトオブ眼中

自分のアホさ加減には呆れてしまう。

この健ちゃんの拳に頭を打ちつけたいぜ!


前置き長すぎ。

この人も謎だらけですけど、一番の謎は

どうして由美子ママと結婚して、離婚したのか

これに尽きるでしょう。 いずれカップリング考察でもやる予定。

両親の結婚と離婚は、きっと岬くんにも謎だったと思う。(話をしていないという前提で)
アニメの「キャプテン翼J」では、オリジナルの話が展開されてましたが、それはそれで有りかもしれません。

もしも岬くんが訊ねたところで、正直に話をしているとは思えないパパ。ごまかしてそうなパパ。
こんなパパに育てられて、よくあんな素直に成長したよね、岬くん……涙ちょちょぎれるよ。 私だったら毎日が反抗期だよ。

放浪画家ということですが、それでも後援者やご贔屓の顧客はいて、おかげでフランス・パリへ行けたわけで、それが岬くんのサッカーにもプラスになったのは喜ばしいこと。

これからは岬くんの友人・知人が、パパの絵を買ってくれると嬉しいな♪

若林源三の父 「ほほう……南葛市から描いた富士山ですか。 これは我が家で購入すべきですな。 日本を長く離れている息子のためにも、ぜひ買わせていただきたい。 但し……

エル・シド・ピエール 「フランスは空前の日本文化ブームだが、この辺りで<正統派>の文化を誇示しておくのも悪くないだろう。 ミサキ、君の父上の描いた絵は、ピエール家で買い上げたい。 その代わり……

マーク・オワイラン王子 「我が国とはまったく異なる季節のある日本。 その美しい自然を描く君の父君は、とても素晴らしい才能をお持ちだ。 パトロンとして援助したい。 そしていずれは我が国にもご招待して、サウジアラビアの絵を描いていただきたいものだ。 その条件として……

芝崎宏行 「富士スポーツ医学研究所の所長の私としては、やはり富士山の絵を飾りたいと思う。 どうだろう岬くん、君のお父さんに絵の依頼をしてもいいだろうか? 君はこれからも私の元に通うのだし……。 ところで……

太字の部分の後に続く言葉は、皆さんの想像におまかせしますが、岬くんが4人必要だよね。(←回答バラしてるようなもんだ)

いや、5人必要。 私も欲しいもん、岬くん!

妄想失礼しました~。


ところで皆さんは、集英社みらい文庫「キャプテン翼」のノベライズ版をお読みになりましたか? 小学生編を全3巻にまとめています。
小学生のお子さんをお持ちの皆さん、読書感想文にもおススメですよん♪

小説オリジナル部分も少々盛り込まれていますが、『キャプテン翼2 集結! 全国のライバルたち』 の中で見逃せない一文があったので、ご紹介します。

「オヤジさんって、放浪画家の岬一郎なんだよな。うちの母さんがファンだっていってた」
来生がいった。


来生くん! 来生ママ! だったら絵を買ってあげてよ!

つーか、そんなに名が知れていたのか、一郎パパ!?
毎年観に行っている 「院展」 でも、画家のお名前や画風を存じ上げているのはほんのひと握りなのに……。

美術関連のお仕事に就いている人たち、学んでいる人たち以外では、これは普通でしょう。
もしや来生ママは、美術関連の学校を卒業したとか、お仕事してるとか、ですか?


……これで第1巻に出てくるキャラクターは、岬くんを残すのみだよね? もういないよね? 大丈夫だよね?


「ジョン」と私。

2014-10-23 00:40:56 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。
【2015.06.02 追記】 「ROAD TO 2002」第11巻にジョンがいたので、最後に追記。

このブログでの私の呼び方:ジョン

そう、ジョンを忘れていた! 単行本第1巻から出ていますからね。
「東のジョン、西のサウザー」と謳われている……かどうか不明ですが、「キャプテン翼」に最初に出てきたペットが、若林家のジョン。
というより、出てくるペットは若林家のジョンとシュナイダー家のサウザーだけ?

  

不法侵入したロベルトに吠え掛かるジョン。



胡散臭げにロベルトを見るジョン。 このように(賢そうに見えないけど)賢い犬だったのに……。



「全日本vs西ドイツ」の決勝戦を観戦する、一回だけ登場した若林家の皆さんとジョン。
家政婦さんは「ロベルト引退」の記事が載っている雑誌を手渡したときに出ています。(単行本第3巻)



最終回にもジョン登場。


そして「ワールドユース編」で衝撃の事実が発覚。



石崎くん、小学生の頃からジョンの顔にお化粧もとい落書きを。
このせいで賢い犬という評判がガタ落ちに。(そんな評判があったのかは知らないけど)

石崎くんの成すがまま、されるがままのジョンも、相当腹が据わっているのか、あるいは諦めたのか、はたまた嫌がっていないのか、何をされているのか分かってないのか、それとも石崎くんが上手く宥めすかしたのか……。
だってジョン、少しも抵抗してないもんね。

かわいそうなジョン。 でもかわいいよジョン。

ジョンもジョンだが、このとき初めて石崎くんが犯人と知った若林くんも、相当鈍感か? 
石崎くんが若林くんに対する腹いせや嫌がらせにやっていたのなら、それとなく悟ってもいいようなものですが、元来の育ちの良さから、他人を疑うことは端からしないのか?
それならしょうがないね。

さすがにこの後の若林くんは、ジョンの情けない姿と気づけなかった自分のふがいなさに、人知れず涙をこぼしたとかこぼさなかったとか……。

ずっと日本にいるのもかわいそうだから、若林くんのいるドイツで暮らしてもいいんじゃない? と思ったことがあります。
だけどアウェイの試合で遠征すれば連れて行くわけにもいかないから、誰が面倒をみるの? という問題が……。

う~ん、ご主人さまの移籍問題と同様に、ジョンの移住問題が出てくるとは……。
別に移住しなくてもいいって? でも、若林くんのお傍に置いてあげたいとも思うの。 ジョンの運動も兼ねて、ロードワークにお供してもいいじゃない。

ジョン目線で、若林くんの日常生活など書いたら面白いかな、と考えたこともあります。
小学生の頃の若林くんの誕生日プレゼントが、ジョンだったらいいな……なんてね。
だけど私は犬猫等のペットを飼ったことがなくて、犬の生態がさっぱり分からず、あっさり挫折。

おちゃらけ話でいいのなら、いつの日かでっち上げるかもしれません。 しかし誰に需要があるというのだ……。

【2015.06.02 追記】
もう出てこないと思っていたジョンが「ROAD TO 2002」第11巻にいました。




「岸田猛」と私。

2014-10-21 22:21:30 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:岸田くん

勘違いしてる方が意外と多いかもしれませんが、この人、単行本第1巻から出ています。 山吹小のキャプテン。
第2巻の対抗戦で、負傷した石崎くんの代わりに出場すると言い出した浦辺くんと争う場面の印象が強いから……でしょうか。
その後のおいしいところは岬くんがさらってしまうので、気の毒といえば気の毒。


突然「シャーク岸田」という、アナウンサーさんが名づけたニックネームが出てきたのは、「ワールドユース編」のタイ戦でしたね。
後にも先にもこれっきりだったはず。 なのに「シャークといえば岸田猛」と認知されてしまった。
単純な言葉で大きなインパクトを与える。これが高橋先生の特徴の一つですね。


それにしても、25周年記念の人気投票で、井沢くんが岸田くんに負けた のがショックで……。
誰か面白がって投票したのかな? と勘繰ってしまう自分が悲しい。投票期間が2週間という、短期間のせいだから、と思いたい。


……岸田くんについて述べることは、そんなにない。 岸田くんを好きな方、ごめんなさい。
良く似た髪型ならば、私は明和FCと明和東の沢木昇くんの方が、顔は好みだ。
(基本的に私はメンクイです)





公正を期すために、「南葛SCvs明和FC」決勝戦のスタメン一覧でご覧ください。
しっかり見ればわかりますが、決して同じ髪型でもないし、顔も似てないからね!


***

石崎くん以外の南葛小メンバーについては、名前が出てくる中学生編に回します。
で、ここでハタと気づく。 盲点のキャラ(?)を忘れていた……。
次回はそれについて語ってから、岬くんについて思いっきり語るわよ!