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グリーン・ホーネット 3D

2011-01-28 | 劇場映画れびゅー
「ほほー、今度はグリーン・ホーネットが映画化かー。『カンフー・ダンク!』のジェイ・チョウとキャメロン・ディアスも出てるんや。なに!ここ数年で一番好きなミシェル・ゴンドリー監督作やと!」
グリーン・ホーネット』をIMAX3Dで観てきました。
★★★

「シャマランが撮ったのにダメじゃん」だった『エアベンダー』を思い出させる「あらら」感。
確かにビジュアルは最高だけど、どうしたんだ?
つか、どうしてミシェル・ゴンドリーはこんなメジャーなエンターテイメント映画に手を出したんだろう。

ビジュアルアーティスト路線を貫いて斬新な映像とパラノイアチックな世界を魅せてくれる良い監督なのに、今回は要所要所でそういうところを見せてくれるものの、オーソドックスな娯楽映画に仕上がってしまってる。
あくまでフツーの現実世界にあって、ちょっと変わった人が登場したりする程度。
これぞミシェル・ゴンドリー版のヒーロー映画というのが観れなくて残念。
覚醒する場面や、時間がスローになる場面だけを繋いでじっくり観たい気分。

開始早々登場してグッと持って行ってくれるクリストフ・ヴァルツとゲスト出演のジェームズ・フランコのシークエンスで期待感上がりまくったのが間違いか。
クリストフ・ヴァルツは最後まで無茶苦茶良かったけど、そこと映像だけが見所かな。

アンストッパブルと同じく主人公のキャラクター(セス・ローゲン)にイライラ。
こちらは最後までそのイライラが払拭出来ないのも印象が悪い。

せっかく台湾から参加のこれまでの印象ではクール系タレントだったジェイ・チョウは、英語で喋ると残念な位に声が可愛らしくなり過ぎて子供みたい。
英語圏ではかっこいいキャラ無理かも。

キャメロン・ディアス、なんでこの役?
どう考えてもこの役は20代のフレッシュな美女がやるべきはず。
『マスク』の頃の彼女なら分かるけど、今の彼女には顔のアップ的にも実年齢的にも、そして共演者の年齢を考えてもイタい印象でイメージダウン。

ちなみに、IMAXには見合う映像ではあったけど、3Dにした意味は全く無い位にユルい3Dでした。
エンドロールが一番3Dでやがんのw



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2 コメント

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Unknown (鈴蘭)
2011-01-28 22:07:00
あら、私はエアベンダー大好きですよ(笑)
子供が主役だと好感度五割り増しなのでファンタジー大好きです(^w^)

キャメロン・ディアスは年齢的にと言うより、頭が良くクールというキャラが意外でした。
いつもバカっぽいのに。
返信する
>鈴蘭さん (そーれ)
2011-01-29 16:01:42
どうもです!
ファンタジーは私も大好きなんですけど、『エアベンダー』はM・ナイト・シャマランがこれまでの作風に見切りをつけて何の捻りもない映画を作った点にガッカリしたんですよねぇ。

キャメロン・ディアス好きなだけに役柄が若すぎて「おいおい」と思いながら観ていましたw
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