そーれりぽーと

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砂漠でサーモン・フィッシング

2012-12-14 | 劇場映画れびゅー
特に観たい映画の無い週だったので、なんとなく『砂漠でサーモン・フィッシング』を観てきました。
★★

なんとなく観て、なんとなくフツーにほっこりして、何も心に残らない映画でした。

予告編で語られている辺りのネタバレ込みで書きます。

イエメンの荒野で鮭フィッシングがしたいという釣り好きのアラブの大富豪が居て、その願いを叶えるべく彼のコンサルをする企業からイギリスの水産学者に依頼が入るところから物語が始まる。

コンサルタントとして派遣されたエミリー・ブラントと、水産学者のユアン・マクレガーは共に恋人との関係や夫婦生活に微妙な時で、このプロジェクトを通じて第二の恋仲になり話がややこしくなっていく訳です。
でも、メインのイエメン人大富豪が叶えたがっていた壮大な夢(実は単に釣りがしたかった分ではない)をメインに描いている途中で、チャチャが入るようなこの展開が非常に邪魔。

政府の広報やってるクリスティン・スコット・トーマスの存在だけで十分物語をかき回していて面白いし、ユーモアたっぷりで絶妙に和ませてくれる演出だけで楽しかったから、第二のラブストーリー的なパートは要らなかった。
むしろ、誠意って何よ的な部分の苛立ちも加わって、全然手放しで観られない展開、こういうの嫌。

いや、本当はラブストーリーメインで特殊な環境ってのがオマケなんだろうけどね。
鮭プロジェクトを面白がって観ていた者としては、終盤になるに従っておざなりになる鮭プロジェクトの描かれ方にもうちょい注力して、そっちメインの話にして欲しかった。



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