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98年GW3度目のイタリア、一人旅 その3

2009-08-07 | リョコウ
ナポリに滞在したのは二日だか三日だか思い出せないんですが、地元のお客さんばかりなトラットリアで、店先に並べた新鮮な魚介類を自分で選んで、その場でアクアパッツァやフリット、パスタに調理して貰えたのが美味しくて、その事は鮮明に舌が覚えています。
また行きたいなぁ、あのお店…。



5月の第一日曜と言えば法王のミサと思い出し、夕方からローマに戻ったら帰りついた頃にはホテルレップも閉まってて、徒歩でホテル探しするのが面倒でメディテラネオに宿をとって無駄遣い。

サンピエトロは前の年よりもさらにファサートの補修が本格的になってて、この年の法王のミサは内部で行われていました。

信者さん達に埋め尽くされた内部を見て、サンピエトロの広さを改めて実感。
右下に座ってらっしゃるのは故ヨハネ・パウロ2世(前ローマ法王)。
この年は内部でミサが行われていたせいか、ミケランジェロのピエタが所定の位置からサンピエトロの宝物庫に移動されていました。

ここで信じられない出来事が。
普段、ピエタってガラス越しで、しかも結構な距離でしか見れないんですが、宝物庫に移されたピエタはロープで周囲を囲ってるだけ、手が届く距離でじっくり観る事ができたんですよね。
感動し過ぎて涙が出たのを覚えています。
見た事も無いくらいにデカイ宝石を惜し気も無く使いまくった王冠やらも有ったけど、ピエタに心を奪われてたので、何が有ったのかさっぱり覚えてません。

この日だったか別の日だったか、この旅でもシスティーナ礼拝堂でボーっと3時間ほど天井画を眺めてました。

ムッソリーニは後先考えずにローマの遺産を破壊して機能的な街づくりをした事でも有名ですが、サンタンジェロ城からサンピエトロ大聖堂までの大通りを作った事は評価せざるを得ませんね。
他の誰も断行出来なかった事をやってのけたわけで、彼が居なければ近代的な都市としてのローマの発展は無かったかも。

この時もフォロロマーノ周辺ではフェスティバルが。
またメーデー絡みだったっけか?覚えてないなー。

大通りのど真ん中で熱気球。

ヴィトーリオ・エマニエーレ2世記念堂前では軍隊のパレード、警官隊だったかな?

カンピドーリオ広場には何やらステージが組まれてました。




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