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ワルキューレ

2009-03-20 | 劇場映画れびゅー
今度のブライアン・シンガー監督作は、ヒーローものからがらっと変わってヒトラー暗殺を描いた実話サスペンスもの。
『ユージュアル・サスペクツ』と、トムちんの『ミッション・インポッシブル』が融合したような妄想で期待していた『ワルキューレ』を観てきました。
★★★

主役のシュタウフェンベルク大佐の名前が観終わってもまだ覚えられずコピペした俺は、ずっとイーサン・ハントで良いやんと思いながら観ていたひねくれ者です。

いっそのこと『ミッション・インポッシブル4』として前半カットして欲しいくらいに、前半部分がダルくて眠くて、実際ウトウトして部分的に意識飛んでたのに、後半のミッション実行以降の展開だけでストーリーが解った映画でした。
ハードル上げ過ぎて名優ごっそり持ってきた割に前半は使い切れてなかった気がするし、でもミッションが始まって以降は名優の迫力で魅せるのに大成功してる。
前半部分を20分くらいにしてくれても問題無いのでは?

そんな前半でしたが、後半はトムちん大活躍のミッションものとしても、思惑が交錯する人間ドラマとしても秀逸。
サイトロ辞めてくれたら好きな俳優って胸張って言えるんだけどなぁ。
結果ヒトラーの暗殺に失敗した事については義務教育受けてたら想像がつくわけで、観客は解った上でも実行に移されたミッションの行く末に成功を願いながら見守ることになる。
クライマックスのくだりは予想通りの展開だけど、変えられない史実と、失敗した英雄の真実が重く伝わってきた。

ちょっと気になったのは、新たなブライアン・シンガー節なのかシュタウフェンベルク大佐もフロム将軍も部下が上司を見る目が完全にヲンナだったり、妙にオカシナ演出がそこここに。
さすがにジェームズ・マーズデンは連れてこなかったけど、彼は映画をどういうエンターテイメントに仕立てたいのか…。
※妄想です。



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