ギャロップ3ハロン

一口馬主【キャロットクラブ】、馬券予想などをつづっていきたいと思います!

入厩馬 近況

2010年12月23日 | キャロットクラブ
ゴルトブリッツ・・・23日は軽めの調整。
「前走後、500万下を突破したばかりとはいえ、その素質は登録に値すると思って、すぐに東京大賞典に登録を済ませた。結果的に補欠の4番手ということで、今週の1000万下に向かうつもりで調整を行ってきたが、今日の午後正式に上位馬が回避し、出走可能になることが分かった。一足飛びの格上挑戦だが、さまざまな角度から慎重に検討を重ねたが、力は十分通用すると判断し、出走を決めた。伸び盛りの今、これだけの一流馬と戦えるチャンスはそうないし、この経験が今後の競走馬生活で無駄になることは決してないと考える。水曜日は坂路で追い切り、余裕十分の手ごたえでいい時計をマークした。ひと叩きした上積みも感じるし、藤田騎手も喜んで依頼を受けてくれたから、挑戦者とはいえ楽しみを持って見守りたいと思う」(吉田師)
25日の阪神競馬(3歳上1000万下・ダ1800m)は回避。29日の大井競馬(東京大賞典・ダ2000m)に藤田騎手で出走を予定。


マージービート・・・22日は栗東坂路で追い切り(53.9-39.5-26.4-13.6)。
「昨晩から雨が降り続いた上、後半の馬場が荒れた時間帯だったので、時計はそれほど出ませんでした。それでも53秒台ならまずまずのタイム。久々でも放牧先でしっかり乗りこんできたし、追うごとに動きは良くなっている。今回は昇級戦ですから強気なことは言えないが、相手なりに走れるタイプのように思いますし、いきなりでもやれるのではないかと期待している」(西園師)
25日の小倉競馬(3歳上500万下・ダ1700m)に酒井騎手で出走。



ゴルトブリッツはまさかの東京大賞典出走です交流G1とはいえ愛馬の出走は凄く嬉しいのですが、その反面複雑な思いもあります。
素質がある馬だと思うだけに、またダート路線なだけに一歩ずつクラスを課題をクリアして欲しかった。
不安な点は2点あって
まず、現状のダート路線の競争馬の飽和状態にあります。
元々ダートは、特に地方の競馬場は砂が深いためよりパワーも問われそのため古馬が圧倒的に有利だと言われています。腱が太い方が有利であり、調教、レースによって筋繊維が破壊され『超回復』によってより太い繊維となって鍛えられた古馬の方が有利なわけです。もちろん規格外の怪物クロフネやカネヒキリなどの例外もありますが、近年最強馬と言われているヴァーミリアンも初めてG1を制したのが5歳でした。
そして、飽和状態を招いている深刻な問題は競争馬のたどり着く理想は種牡馬ですが、ダートで実績を残しても需要がないためなかなかそこにたどり着けないことにあります。ヴァーミリアンも種付け料が50万で設定されたのが何より現状を物語っています。そのため、なかなか古馬が引退せずにダート交流戦などでも賞金順で決まるため下の世代はなかなか使いたいレースへの出走がかないません。3歳のうちから限定戦のレースを勝って賞金を積み重ねていくか、地道にクラスを駆け上がっていくしかありません。
そういった背景があるのと
こっちの方が問題だと思っているのですが、レース後の消耗度の度合いです。前走は圧勝だったのでそれほど疲労は残っていないらしいのですが、それでも地方を合わせると年内でもう9戦をしています。今回のレースは中途半端な状態で臨むことは考えにくくまた過去のそれと比較にならないくらいハードなレースになることは想像できるのでそれが心配ですね。
ダート路線の背景もあるのでレース後疲労で頓挫をしてしまう可能性も考えられることが一番の心配ごとです
ただ、はやり愛馬がG1に出走できる機会というのは非常に少ないことだと思うのでそこは応援をしていきます

一方マージーも今週出走です。この馬は本当にタフネスです騎手はできればしっかり追うことができる地方出身者が希望ではありましたが、ただ今回はどうみても追い切りの本数が足りないと思います。叩き良化を見込んで出走させる思案もあると思うのでだから逆に酒井騎手なんでしょうね。
状態面はいいと思えるだけに楽しみです

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