あ、そうか

(このエントリーから続きます)

 最近はなんとなくカナダづいてます。
 先週はカナダの名門、サイモン・フレイザー大学からDaniele Moore先生を金沢大学にお招きしてご講演をお願いしました。内容はなかなかひとことで言いにくいものですが、カナダ(や日本や・・・)の街角で見られる多言語メッセージについて、という趣のものでした。こういうところからその土地の民族、言語構成や、特定の言語にまといつくイメージなどが問題になるものでした。

 さてこのムーア先生(フランス人ですが)は、たいへんチャーミングな方で、学生さんは男子も女子もたぶん魅了されていたと思います。

 ムーア先生とお食事を一緒にしたのですが、お話をしていて話題がスタンダールに及び、かの大スタンダリヤン、デル=リットさんのお葬式の話になりました。

 式を取り仕切っていたのが女性で、主の祈りを唱えたという話をしたら・・・

 「それはたぶん、フリーメイソン式ではないですか」

とムーアさんに言われて、あっと思いました。

 カトリックだったら、まだ女性が葬式を仕切ることはないはずだそうです。それでも主の祈りを唱えたということはプロテスタントではない。だから、ということなのですね。

 これは蒙をひらかれました。そうか、フリーメイソンというのがあった。

 たぶん、そうです。
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