やっぱ、もう龍馬の時代では・・・

『龍馬伝』、話題になってる割には意外と視聴率低いという話です(週刊新潮9月2日号、とか)。

結局、龍馬の人生も今の日本人にはそんなに強い共感をいだけるわけではないということでしょうか?
歴史が題材なので、都合よく毎回面白い話が出てくるようにはなってない、というのがネックでしょうか?
連続テレビ番組を続けて見てもらうには『げげげの女房』みたいに、日常的な幸せ感をかもしだすもの、その中でのゆっくりした上昇感が感じられるものでないとしんどいのでしょうか?

貫地谷しほりや佐藤健が出なくなって(武市半平太役の大森南朋も歴女に人気だったらしいです)、見るモチベーションが低くなったってこともあるでしょうね。

次回9月5日はいよいよ寺田屋騒動で真木よう子さんのヌードが期待されるのですが、まあNHKが大河ドラマでそんな大胆なシーンをみせるとは思えませんし。

どっちにしろわたしカンボジアに出かけてますので、見れないんじゃないかと思います(NHK国際とか受信できるところがあるかもしれませんが)。




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スキヤキ・フィナーレ。熱気、熱気・・・


もう一週間もたっちゃいましたけど、ヘリオス前でのフィナーレの様子。
あの熱気を思いだしますね。
これがアフリカだったら一昼夜でも続きそうだったですね。

でも今年の暑さは、アフリカ人でもかなりきつかったのでは?

今年は酷暑になってる地域が世界的にも多くて、イスラム教徒でラマダンやってる人は大変ですね。ドバイでは、健康を害しそうなときには断食早めに切り上げていい、という異例のファトワが出たとか(今日の日経より)。

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伝統護持


スキヤキミーツザワールド、21日にはパレードがありまして、福野駅前からフローラルまでスキヤキ・スチール・オーケストラをはじめとするいろいろなグループが練り歩きます。
会場に出向かない市民たちも、これだけは参加できますね。

行燈もひとつ、でばってきてました。

スキヤキは、福野町の町おこしの試みとしてはじめられたものです。
こんなに成功した試みは稀有のものでしょう。
それは現代に、未来に、そして世界に志向をむけたからと言えるかもしれません。

行燈は、それが主役のお祭りが別にちゃんとあるわけですが、スキヤキに出てきた行燈を見ていると、伝統護持の試みも新しい時代に合わせて装いを新たにしてこそうまくいくのではないか、そういうことも思いました。

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行燈(あんどん)


ヘリオスは円形のホールですが、外側の通路のところにこの大きな「夜高行燈」が置いてあります。

これって名舟の「キリコ」みたいなものですね。お神輿ではないけれどお神輿のように担ぐもので、光を放つものです。

スキヤキの会期中は、この行燈に光がともってました。





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ラジェルさん


 スキヤキ開幕の前日、ステージそででぼんやりしていたら、ラジェルさんのグループが到着、突然本人が目の前に現れて、あわてて左手で握手しました。

 あの日は、彼はかなり神経質になってた気がしました。日本初登場ですしね。
 でもリハは、すごくよかった。ほんとに。

 さて本番。21日のオープニングは地元の子供たちの歌と一緒のほほえましい演奏でしたが、22日は彼の本領を十二分に発揮した抜群ののりのりステージ。

 ワールドミュージック、というか世界の音楽をあまり知らない方には、マダガスカルなどというところにこんな「掛け値なしにかっこいい」音楽があるなんて想像もできないかもしれないですね・・・
 このへんが今の日本の弱点だと思うんですよね。

 22日、シンポジウムのあとの時間、ラジェルさんのワークショップ、「ヴァリ」(彼は「リ」にアクセントを乗せて発音してましたね)講座。

 この楽器はドレミファと二度づつ上がっていく弦が中央線の右側左側右側左側と交互に並ぶチューニングになってました。つまり右側にドミなら左側にレファの弦があるわけです。

 ご存知のとおりラジェルさんは右手の指がない人なのですが、右手も使ってました。このチューニングで片側を掻きあげると少しコードが出るわけですね。

 ふつうは座って、横に構えて弾くみたいですが、ヴィジュアル的にはラジェルさんみたいにストラップで吊り下げて弾くのが美しいです。

 ラジェルさんと、少しお話をしました。彼は静かな知性を感じさせるひとでした。
 マダガスカルというとわたしもその日常生活を想像するのが難しい、遠い国ですが、それだけにコミュニケーションのしがいがありますね(アメリカ人の作った『マダガスカル』という映画には人間がぜんぜん登場してませんでしたね)。

 彼から「3 MA プロジェクト」というのを教わりました。写真がその成果となったアルバムです。要するにMAdagascarのRajery, MAliのBallake Sissoko, MAroc(モロッコのことです)のDriss El Maloumiの三つのMAのアーチストのコラボレーションです。アルバムはもう二年前のものですが、わたしはなぜか知らなかった!

 これ、抜群に美しいですよ!



 ラジェルさんとは、またいつか会えると思います。会いたいですね。
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スキヤキシンポ


 「スキヤキ20年で得たもの」(22日10時。於円形劇場ヘリオス アートスペース)。

 スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド。とにかく楽しい、有意義なイベントでした。

 全体に関しての紹介記事は某音楽誌に載ると思います(ひょっとしたら、新進気鋭の某ライターのレポートになるかもしれません。(^_-)v )ので、わたしはシンポジウムとラジェルさんと行燈のことだけ書きます。

 22日午前10時から1時間半、20周年を迎えたスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドを回顧するシンポジウムが開かれました。

 これまでこのフェスティバルを育て上げてきた方々、いま現在運営で活躍しておられる橋本委員長、ニコラ・リバレ氏などの発言に交じって、粕谷なんとかという人が (^_^;) スキヤキは「もの」「ひと」「思い」が揃って日本最高のワールドミュージックのフェスティバルに育ったのである、とか言ってました。

 「もの」すなわちヘリオスという立派なホール、アーチストたちが残していった楽器、など。
 「ひと」すなわち福野に長く留まって交流を続けた熱意あふれるアーチスト、それを受けてこの地に根付いた音楽を継承する人たち、スキヤキを支え育てたスタッフ、南砺市福野の人々、など。
 「思い」すなわち郷土、南砺市福野を愛する思い、遠い土地に生きる人々や文化と接し、理解していきたいという思い。

 この三つのどれが欠けても、スキヤキはここまで立派で楽しい催しになることはなかったでしょう。

 


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たこやきだ!やきそばだ!・・・


 いや、すきやきミーツザワールドだ!

 ってんで富山県南砺市福野のスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド。
 20周年記念の今回はとくに多方面で充実していて、これについてお話したいことがいろいろありますね。

 先日ご報告したとおりわたしはツイッターを始めてまして、こちらではスキヤキ・レポートがすごい盛り上がりを見せていますが、たぶんわたしはツイッターの方ばかりになってしまうことはないと思います。

 さて、本日10時からの「シンポジウム:スキヤキ20年で得たもの」に出ないといけないので、そろそろでかけます・・・
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フローラルステージ


 準備中のフローラルステージ。いつもは植物園です。

 昨年のエントリーを見ていただければ分かりますが、スキヤキ期間中はここは「縁日」の様相を呈するのですよ。
 そこがまず、すごいと思いました。
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スキヤキ直前


 パレードももうすぐ。

 昨日ついにラジェルさんも南砺入りしたそうです。



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CDはこれから


ONB(オルケストル・ナショナル・ド・バルベス)の新譜Rendez-vous Barbes

 昔から宣言しているとおり、わたしこのバンドあんまり好きじゃありません。
 いろんなことやるのはいいです。でもいろいろやりました、というだけじゃなくてその底になんかあってほしい、なんか思想的核みたいなものがあってほしいわけです。このバンドにはそれが感じられない。そういう意味でバンド全体を支配するリーダーがいないのでしょう。

 もうアラブ音楽とは言えないという印象をもった前のアルバムよりはいいかもしれません。それでもわたしが支持できるのは⑥Jarahtini-Marhba-Jibouhaliくらいで、あとの曲はそんなに練られた感じがしません。

 ただしこのバンド聞きにいったことないんですけど、ライブはたいへん楽しいだろうというのは予想できます。楽しく踊って一夜を過ごせるでしょう。
 ONBの一番成功したファーストアルバムがライブアルバムだったというのは象徴的です。

・・・これからCDって、コンサートを売るためのサンプルみたいなものになっていくのかもしれないって思います。
 ビートルズが『サージェントペパー』で開いたトータルアルバムみたいなコンセプトは力を失うでしょう。必死にがんばって完成度の高いアルバムを作ったって、売れないのでは仕方がないですから。

 ちなみにこのアルバム、Made in Austriaとなってます。
 Le Chant du Monde - Harmonia Mundiが配給してますが、コピーライトは"Association Soudani"としてあります。SoudaniのロゴはONBのトレードマーク、グンブリ持ったおじさんですから、要するにこのアソシアシオン(協会。フランスではやたらこれが活発に活動してます)は、ONBが活動するためのアソシアシオンなのでしょう。
 もうメジャーはこういうCDを扱わず、音楽活動はアソシアシオン活動のレベルで維持していかないといけないということなのでしょうか。
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