おれたちはグナワだ!

 で、このエントリーのコメントのところにも書いたんですが、アマジーグの言う「グナワ」のコンセプトって、なんとか世界の音楽の豊かさ、世界の文化の豊かさについて日本の多くの人々に知ってもらいたいと思っているわたしみたいな人にも当てはまるんじゃないでしょうか?

 NHKさんを始めとする日本のテレビ、マスコミの方々は(日本と英米以外の)世界の豊かな音楽についてはなかなか紹介してくれないです。
 紹介したとしても、ごく一部の通が聞くものとしてでしかないですから、一般の人の目や耳には触れないままで通り過ぎてしまうようになっています。

 でも「フランス社会に抵抗する移民の若者」という話だったら、今回みたいに全国の相当数の人々が見ている枠で放送してくれるのですよ。
 日本全国津々浦々の日本の家族の人たちは、朝ご飯食べながらではあっても、とにかくこういう音楽が世の中に存在する、ということだけは頭に入れてもらえたわけです。その先はまた考えましょう。

 これまで散々報道されたあとですから、いまさらフランス社会の病巣の話がひとつつけくわわったところで特にフランスの不利益が増大する、ってことにもならないでしょう。
 日本のマスコミがそうしたいならそれに乗っちゃうというのも自分の目的達成の一手段だ、というのはまさにグナワの発想じゃないですか。 (^_^;)y


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