RAFIKIの大久保です。
前庭疾患後のチャーリーは、特に大きな病気をする訳でもなく、
緩やかなペースで老化していきました。
徐々に徐々に枯れていくと言った感じです。
そして昨年春先から、視力が落ち始め、、耳の聞こえも悪くなり
徘徊が始まりました。
徘徊と言うと何だか哀れなので「ウォーキング」と言ってました。
それまでは、家の中では排泄をしなかったのですが・・
所構わずです。
妻が、ディスク大会の遠征時。
家に戻るのドキドキ・・
お留守番のチャーリーが、ウン〇踏み踏みしている事が何度かあり、
しかもウォーキングするから悲惨な状態。
仕事から戻ると床の清掃と、チャーリーのケア。
こんな日が数ヶ月続きました。
ウォーキングは昼間だけだったので、睡眠を邪魔されることも無く・・
体重もかなり軽くなって片手で持ち上げられるので、老犬介護な感じは
しませんでした。
可愛いお爺ちゃん犬がヨタヨタ家の中を歩き回っているって感じです。
そして他界する2週間前・・
久々、アロハ♪とディスクの大会に出ようと思い。
会場が近隣で、チャーリーも良く出場していた会場なので、天気良ければ
連れて行く計画でした。
大会の1週間前・・
チャーリーの食欲が落ちてきた。。
1日中寝ている日もありました。
この状態で連れて行くのは無理だと感じて、アロハ♪とボクだけが会場に
行く事にしたのです。
がっ、、
大会前日、チャーリーの食欲が若干戻り状態が良くなってきた。
そこで、やっぱり連れて行こうと、、
一日中、寒い外に居させるのは無理だと感じて、アロハ♪とのゲームは
諦め、日中の暖かい時間だけ会場に行く事にしました。
この時点では、2日後にチャーリーが虹の橋を渡るのは全く想像してません。
新しい年も一緒に迎えられると、何の根拠も無いのですが・・
それを疑う?心配する?事など一切頭の中をよぎっていませんでした。
会場では、皆がチャーリーの事を気遣ってくれて、ボクは帰る間際に
コート周りを、チャーリーを抱っこして歩きました。
駆け寄って来てチャーリーの頭を撫ぜる友人達・・
チャーリーは、皆に久々会えて挨拶できて満足。。
と彼の体から感じた気がします。
そして、翌日。
朝起きて来ない・・ 昨日疲れたんだろうな位の感覚でボクは家を出ました。
昼前、妻からの電話。
「チャーリーの様子が変だ。吠えている。」と・・
電話口からチャーリーの寂しいのか、何かを語っているのか、苦しいのか、、
その声からは、なんとも説明できない「わぉーん」と言う吠え声が何度も
聞こえてきました。
森の鈴と言われるビーグル。
そのビーグルなのに、一切吠えないチャーリーが吠えている。
一旦電話を切って2時間後。
ふと・・チャーリーの事が気になり妻に電話をしてみました。
「2~3分位前に息を引き取った。」
虫の知らせだったのかな??
チャーリーの電話口から聞こえた吠え声。
ボクへの最後の挨拶だったと思うようにしています。
前日の会場での挨拶は、RIN!ちゃんのペットロス状態なボクを
救ってくれた時と同じように、チャーリーが最後に皆に挨拶したく
仕向けたのかな?
チャーリーのために届いたお花、50以上! 凄い数だな・・
その中には、ディスクゲームから引退して12年も経つのに、
その当時を知る仲間達からも沢山頂きました。。
「小型犬ディスクドッグの大先輩へ・・」って泣けるね。。
お高目な焼酎1本。。。これは、ボクのためか、、
過去を思い出しながら書き込んだ自己満な長いブログ。
これで、チャーリーのこと消化できたかな・・
上の写真は、チャーリー生後3ヶ月の時です。
こちらは、友人から頂いた思い出が詰まった写真とCDです。