新宿に用事で出掛けた折に、待ち合わせの時刻まで十分余裕があったので、ヨドバシカメラのヘッドホン売り場でいくつか試聴してきました。
高級ヘッドホンのコーナーには なぜか机とイスがセットされ、各メーカーごとに仕切りがあるブースが5,6も並んでいるという素晴らしい試聴環境でした。CDプレーヤ(なぜかマランツの15が全ブースに共通)が音楽ソースになっておりました。
1.まずは最近気になっている、AKGのK701を探し当て試聴してみました。
外観が微妙だなぁ という第一印象。 聴き慣れたCDじゃないので音の判断は難しいのですが、同社の下位機種に比較すれば明らかに優れている という程度の印象でした。
2.次にゼンハイザーのHD-650をチェック。
実は十年近く前の まだ値段が高かったころ(最近は直輸入の業者がほぼ適正?な値段で販売していますが、当時は正規輸入業者がべらぼうな値段で販売していた)に購入したHD-600を現用しており、比較したかったわけです。 そのHD-600のスポンジ類はほぼヘタリきっており、少々悲しい外観に成ってきております。
こちらは奥行きの感じられる軟系の音で馴染のある音という印象です。
3.ここに新たなライバルが登場! かつて一度も試したことのないULTRSONE(ウルトラゾーンでよいのでしょうか?)というメーカーのPRO2900というモデル。 これがHD-650と同じブースに設置されており 聴き比べができました。
実に硬質な音です。こいつはHD-600と、楽曲によって使い分ける楽しみがありますヨ!
てな具合にアチコチのブースを聴き比べておりましたところ、一番はじっこに国産超高級ヘッドホン STAXの専用ブースがありました。 以前から何度か試聴したことが有り、コンデンサ型の良さも判らぬまま縁遠い存在と考えておりましたがブースも空いていたので試してみることにしました。
ヘッドホンSR-007Aが21万、真空管ドライバーユニットSRM-007tAが15万、合計36万円!!という超高級ヘッドホンシステムです。 多少プラシーボ効果もあるでしょうが、、、驚きました。
<<<次元が違います>>>
なんでヘッドホンなのに空間を感じるのでしょうか、不っ思議だ~~~
試聴したCDがクラッシクだったので余計に広がり感(わざわざそのような楽曲を選んであったわけでしょうが)があったのでしょうが、とにかく凄いという印象。 前に試聴した3機種の印象は消え去りました。
次回は自分の馴染みCDを持参しなければなりません。
じつに、楽しみで~す