撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

JR西日本 倉敷(2024.3.15) 213系 C-02+C-09+C-03編成 普通 岡山行き

2024年03月20日 21時57分07秒 | JR各社
3/15にJR西日本 山陽線 倉敷駅で213系の通称ブツ6と呼ばれる6両編成を撮りました。
1枚目は、倉敷駅に向かうC-02編成 クモハ213-2の普通 岡山行きです。



2枚目は、引いて撮ったクモハ213-2です。



3枚目は後追いですが、倉敷駅3番線に停車するC-03編成のクハ212-3です。



4枚目の左側はC-09編成の下り側クハ212-103(旧サハ213-9)、右側はC-03編成の上り側のクモハ213-3です。
クハ212-103は旧サハ213-9の下り側の車端部が切断されて新造された運転台が取付けられており乗務員扉の部分まで白塗りとなっています。



5枚目は左側はC-02編成の下り側クハ212-2、右側はC-09編成の上り側のクモハ213-9です。
両車とも新造時からの先頭車のため、側面の白塗り部分は短いです。



6枚目は後追いですが、倉敷駅を出発したC-03編成のクハ212-3です。



先に115系の8両編成を紹介しましたが、20分後に213系の2両編成が3重連になっているブツ6も来るので撮ることができました。
213系は本四備讃線(瀬戸大橋線)直通の快速列車用として、211系をベースに開発された旧国鉄として最後の新系列車両です。
213系の前面は211系に準じた額縁スタイルですが、ステンレス車体の側面は片側2ヶ所の両開扉、2枚1組の一段下降式ユニット窓が設けられており、117系と211系の折衷的な構成となっています。
0番台は国鉄の分割民営化直前の1987年3月からJR化された1988年にかけて、岡山地区に登場しました。
登場時はクモハ213形+サハ213形+クハ212形の3両編成×8編成でした。
1988年の瀬戸大橋線開業に伴って、グリーン車の制御車クロ212形が登場してクモハ213形+サハ213形+クハ212形の3両編成×6編成(C-01~06編成)、クモハ213形+サハ213形+クロ212形の3両編成×5編成(C-07~11編成)、クモハ213形+クハ212形+クハ212形の3両編成×1編成(C-12編成)に編成替えされて快速「マリンライナー」に充当されました。

2003年のダイヤ改正で「マリンライナー」運用は新型車両(JR四国5000系、JR西日本223系5000番台)に置き換えられたことから、クロ212形は運用を離脱となって、再度、編成替えされました。
クロ212形が連結されていたC-07~11編成はサハ213形がクハ212形100番台に改造されて2両編成×5編成となっています。
また、3両編成の内、C-01~03編成はサハ213形が脱車されて2両編成となっています。
2両編成のC-01~03、07~11編成および3両編成のC-12編成はワンマン対応改造されました。
現在は山陽線(和気~三原駅間)、伯備線(岡山~新見駅間)、赤穂線(播州赤穂駅以西)、宇野線、本四備讃線(児島駅以北)で運用されています。