参議院議員 大島九州男の活動日記 「Q-blog」

参議院議員・大島九州男(おおしま くすお)の活動記録です。

津波から未来へ

2011年06月14日 | Weblog
宮城県石巻市の中里勉さんのニュースを知り、掲載させていただきたいと思います。

中里さんは、津波に巻き込まれ、妻、母、孫を亡くされました。

「妻は「お母さんを頼みます」と、孫をおぶって2階に向かった。車から半身不随の母を抱き抱え、妻に続こうとしたところ、津波で1階天井まで押し上げられた。
 天井をこぶしで突き破り、母を天袋に上げようとしたが、冷たい水で体温を奪われ、今までありがとうだったね。申し訳ないけど先に行くね。と、母は次第に冷たくなった。
 母を畳に乗せ、泳いで階段にたどり着き2階に上がったが、妻と孫はいなくなっていた。震災3日目、孫は妻と手を握り合った姿で見つかった。

 その後、中里さんは避難所などで過ごすうち、子供たちが気兼ねしている様子に、「思う存分、のびのびと生活させてあげたい」と思うようになった。
 被災はしたが、使えそうな所有するアパートを、小さな子供を抱える家族に優先的に無償で提供したいと思った。その修繕を趣旨に賛同した全国の建築や職人のボランティアが、手弁当で協力してくれた。」


という内容のものでした。(原文:杉浦美香氏)

生々しい津波の悲劇、悲しみはいかばかりかと思いますが、そんな中、生きている未来を担う子供たちのことを思い、行動なさる中里さんのご立派な心に、涙なしには読めませんでした。
また、その御意志に賛同して一緒にがんばったボランティアの皆さんも、ご立派だと思います。
私も、みなさんをお手本に一層しっかりと、被災地のみなさんのお心に沿っていけるよう頑張ります。
 


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