来るときはペナン空港からタクシーでジョージタウンに入ったが、帰りはフェリーで対岸のバタワースへ渡り、
鉄道でクアラルンプールへ戻る計画をしているので、土壇場で迷わないように事前に港を偵察しておく。
ペナンへはランカウイ島や半島側のいくつかの港からも定期航路があり、バタワース行きフェリーの埠頭とは
別になっている。また、クルーズ船が停泊する埠頭もあるのだ。
こちらがいちばん庶民的なバタワース行きフェリー乗り場。バスターミナルと一緒になっている。

あぁ、この売店の港っぽさは。。。いいねぇ~

この奥にはマレーシア鉄道のチケットオフィスがあって、きっぷが買えるようになっている。便利~
動物は立入禁止。

港の近くにはおいしい店があるのが常。フェリー乗り場の向かいの海鮮料理屋でハマグリの炒め物と
野菜の炒めを頼む。ごはんとスープ付きで600円ほど。おいしい~~

さて次は、同姓一族が住む水上集落を見に行く。
水上集落と言えば東南アジアではバジャウと呼ばれる海洋民族を思い出すが、ここのは中国移民の一族。
19世紀中ごろに福建省から渡ってきた人々の子孫が今も住み続けているのだとか。
一番フェリー埠頭寄りにあるのは「姓林橋」、林さん一族の橋だ。

海中に打った杭の上に家を建て、板を渡して桟橋のような通路を作ってある。
一歩入るとそこはもろに生活空間。。。家々のドアは開けっ放しだし、洗濯物は家の前の通路に
生々しく干してあるし、上半身はだかのおっちゃんが家の前で何やら作業している。
そんなところにずかずか入っていってジロジロ見て写真を撮っていいのか・・・?とためらわれる。

1910年の写真から、今もそれほど変化していないように見える。

こちらは「姓周橋」。なんとこの水上家屋群が世界遺産なのだとか。
集落内には土産物屋や飲食物を売る店があるところもあり、観光客を排除はしていないようだが
住人にとっては複雑だろう。しかし確かに興味深い場所である。。。

なぜ彼らはこのような水上家屋に住むようになったのか。そして今も住み続けているのか。
彼らは貧しいのだろうか。確かに裕福ではないように見えるが、ここでの生活を恥じたり
嫌がっている様子は、居合わせた人々の表情からは感じられない。
通路に面して建つ建物はつくりがみな大体同じで、簡素な板壁と急勾配のトタン屋根。
中央より少し右寄りにある入口の正面に先祖をまつった祭壇があり、そこから奥は中廊下型で
左右に居室があるようだ。電気も水道も来ており生活自体は陸上のまちと全く変わらないように見える。

足下に敷かれた板は表情豊かで美しい。
ひとつひとつの板の来し方をたどっていけば、面白いドラマがありそうだ。


姓周橋より姓林橋を望む。

水タンク?姓陳橋にて。林さんちや周さんちに比べると集落の規模はずいぶん小さいので
水道を引かずタンクから供給しているのだろうか。

なぜか、東京・・・?

プラナカンマンションのような大富豪の家だけでなくこのような集落も世界遺産になっていると
いうのは驚きである。
一時は住む人も減り撤去の話も出ていたが世界遺産に登録されたことで注目され、復興してきたと
どこかに書いてあった(どこだったか思い出せないのだが・・・)。

世界遺産とは言え、謙虚な気持ちで見学し、中で土産物を買うなり寄付箱に小銭ぐらい入れたい。
鉄道でクアラルンプールへ戻る計画をしているので、土壇場で迷わないように事前に港を偵察しておく。
ペナンへはランカウイ島や半島側のいくつかの港からも定期航路があり、バタワース行きフェリーの埠頭とは
別になっている。また、クルーズ船が停泊する埠頭もあるのだ。
こちらがいちばん庶民的なバタワース行きフェリー乗り場。バスターミナルと一緒になっている。

あぁ、この売店の港っぽさは。。。いいねぇ~

この奥にはマレーシア鉄道のチケットオフィスがあって、きっぷが買えるようになっている。便利~
動物は立入禁止。

港の近くにはおいしい店があるのが常。フェリー乗り場の向かいの海鮮料理屋でハマグリの炒め物と
野菜の炒めを頼む。ごはんとスープ付きで600円ほど。おいしい~~

さて次は、同姓一族が住む水上集落を見に行く。
水上集落と言えば東南アジアではバジャウと呼ばれる海洋民族を思い出すが、ここのは中国移民の一族。
19世紀中ごろに福建省から渡ってきた人々の子孫が今も住み続けているのだとか。
一番フェリー埠頭寄りにあるのは「姓林橋」、林さん一族の橋だ。

海中に打った杭の上に家を建て、板を渡して桟橋のような通路を作ってある。
一歩入るとそこはもろに生活空間。。。家々のドアは開けっ放しだし、洗濯物は家の前の通路に
生々しく干してあるし、上半身はだかのおっちゃんが家の前で何やら作業している。
そんなところにずかずか入っていってジロジロ見て写真を撮っていいのか・・・?とためらわれる。

1910年の写真から、今もそれほど変化していないように見える。

こちらは「姓周橋」。なんとこの水上家屋群が世界遺産なのだとか。
集落内には土産物屋や飲食物を売る店があるところもあり、観光客を排除はしていないようだが
住人にとっては複雑だろう。しかし確かに興味深い場所である。。。

なぜ彼らはこのような水上家屋に住むようになったのか。そして今も住み続けているのか。
彼らは貧しいのだろうか。確かに裕福ではないように見えるが、ここでの生活を恥じたり
嫌がっている様子は、居合わせた人々の表情からは感じられない。
通路に面して建つ建物はつくりがみな大体同じで、簡素な板壁と急勾配のトタン屋根。
中央より少し右寄りにある入口の正面に先祖をまつった祭壇があり、そこから奥は中廊下型で
左右に居室があるようだ。電気も水道も来ており生活自体は陸上のまちと全く変わらないように見える。

足下に敷かれた板は表情豊かで美しい。
ひとつひとつの板の来し方をたどっていけば、面白いドラマがありそうだ。


姓周橋より姓林橋を望む。

水タンク?姓陳橋にて。林さんちや周さんちに比べると集落の規模はずいぶん小さいので
水道を引かずタンクから供給しているのだろうか。

なぜか、東京・・・?

プラナカンマンションのような大富豪の家だけでなくこのような集落も世界遺産になっていると
いうのは驚きである。
一時は住む人も減り撤去の話も出ていたが世界遺産に登録されたことで注目され、復興してきたと
どこかに書いてあった(どこだったか思い出せないのだが・・・)。

世界遺産とは言え、謙虚な気持ちで見学し、中で土産物を買うなり寄付箱に小銭ぐらい入れたい。
私は20年ほど前仕事(工場は対岸にあった)で行っただけですが、もう一度行きたくなりました。
ペナンってビーチリゾートというイメージをもってましたが、
海は水が濁っていて(たまたまなのかな?)あまり
ぱっとせず、
むしろまちなかの方が楽しいですね。
バタワースの方の鉄道施設を見にもう一度行きたいです(笑)