まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

喫茶ボンボンで名古屋の〆

2017-12-03 22:26:48 | 
名古屋の続き。

豊田佐助邸でイベントをやっていたように、この連休はスタンプラリーなどいろいろイベントをやっていた。
また10月末から約1ヶ月間にわたって、週替わりで愛知県全域での建物特別公開も行われている。
近年、11月3日の文化の日前後で全国的に近代建築や産業遺産などの公開を行うというのがすっかり
定着してうれしい一方、どこを狙うか、全国レベルで検討しなくてはならず選択が難しくなってきた(汗)

そうでなくても普通のまちなかでもいろいろ気になって寄り道してしまうので、一日にいくつもハシゴ
しようと考えても無理なんである(苦笑)
市政資料館から豊田佐助邸へ行くまでの間にも、カッコイイビルはあるし。


きれいなタイルはあるし。


カトリック主税町教会の信者会館も公開しているというのでちらっと覗いたり。


見学可能なのは1階だけだった。明治期のシンプルな純洋風の建物だった。


春田鉄次郎邸を門から覗いたら「どうぞ~」と声をかけていただいたので見学することに。
ただしレストランになっている洋館部分は対象外で、裏の和館部分だけ。敷地の奥の方にある玄関から入る。


春田鉄次郎は多治見出身で陶磁器貿易商として財をなし、中部日本の対米貿易の開拓者と呼ばれる人物。
この建物は、彼が交流のあった武田五一に依頼して建築した自邸である。1924(大正13)年築。
和館と言ってもダイニングは洋風だな。


階段の途中にある古めかしい分電盤


二階へ上がると、こんな天井の洋室があった。武田五一らしいと言えるか。


書院付きの座敷。


表は洋館、裏は和館と思っていたが、意外と和洋室が混在していて、外観よりもずっと洋の割合が多く、
洋室も使いこなされていた印象。
展示資料を見ると、表のレストラン部分はかなり見どころがあるようなので、一度ランチでもしたいなぁ。

思いがけず春田邸に入れたので、豊田佐助邸に行くのが遅くなったんである。
まぁ無事見れたからよかったが。

豊田佐助邸を出るとバスの時間までもう1時間ほどしか残っていない。ここからぶらぶらまちを見ながら
名古屋駅まで歩こうかとも考えたのだが、ちぃ~と遠いな(汗)。それにいつも思ったより時間は
かかってしまうもので、帰りのバスの時間に遅れたりしたら元も子もない。
ちょっと早いがやっぱり高岳駅から地下鉄で戻ることにしよう。


すでに日が傾いているまちをふらふら歩いて下っていくと、あっ、ここがボンボンか!名古屋で有名な純喫茶だ。
前にチェックしていたのを今回すっかり忘れていたが、たまたま見つけてよかった~
小腹もすいたしちょうどいい、入ろ!


電球とか瓦屋根とかこの派手な店名サイン、ちょっと野暮ったい感じがいかにもローカル純喫茶的でいいね(笑)


ドアを開けると、、、おぉ、店内は結構広く、あめ色でキラキラ、夢のような世界。
老若男女、お客がいっぱいだったがギリギリ入ることができた。その後入って来たお客は満席と
言われていたから、うまく入れてよかった!


ケーキセットを食べようと思ったら、ケーキの種類が35種類もある!!しかも250円から一番高いもので
400円と庶民的価格がうれしい~~そりゃあ、満員御礼だわ。
すごく迷ってからミルクレープを頼んだら、品切れとか。あららっ


最後に素敵な空間で休憩できて、バスに乗る前に小腹も満たせてよかった(笑)。
地下鉄の1日フリー券は結局元本割れしたけど(爆)なかなか充実した名古屋日帰り旅だったな!


終わり。
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純喫茶アメリカン

2017-11-22 22:19:12 | 
食道園を出て難波駅へ帰る途中、雨を避けてアーケード街を通ったら、純喫茶アメリカンが。あぁ、ここか。
超有名純喫茶だが、私は入ったことあったかな、、、あったとしても忘れてるぐらい前か(苦笑)


ここも昭和ゴージャス。キラキラピカピカ、でも下品ではない。華やかでワクワク、テンションが上がる。
女王様が降りてきそうなドラマチック階段が私を誘惑する(笑)。ちょっと、食後のお茶でもするか~


ガラスドアを入ると、まるで天井から降り注ぐシャワーのようなシャンデリア。


吹き抜けの壁には躍動感あふれるアート装飾が。ここは美術館のロビーか!?


店内はすごく賑わっている。お買い物途中のおばさまたちが多いようだな。私が席についてほどなく満席になった。


天井を見上げると、波間に浮かぶクラゲのような照明が。


木目模様の壁が波打ってる!そこにビー玉をはめ込んだような窓・・・斬新すぎる!




席ごとに飾られている大きなユリの花は造花かな?と思ったら本物だ。


クールなデザインのパーティションは、なんと貝殻を貼り合わせてある。


トイレに行こうと思ったら・・・うわ~、この照明は何!?目みたい~~
その背後の壁は大柄の大理石。


トイレの床にはこんな人研ぎの模様が入っていた。




変わった意匠が満載の昭和ゴージャス、無機質でメタリックな素材と、有機的な形や模様、質感が
混在していて面白いなぁ!楽しいなぁ!カッコイイなぁ!


ケーキと紅茶で1000円近くのお値段もゴージャスだったけど、、、(苦笑)
充実した一日になった。


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COFFEEユニオンに行って来た。

2017-11-20 22:04:50 | 
平日のお昼時に烏丸御池を通る機会がやっとできたので、ずっと前から入りたいと思っていた純喫茶、
COFFEEユニオンへ。うぉ~ぅ♪相変わらずそそられる店構え。
町家の軒に並んでこのゲームセンターみたいな(笑)緑色のテントがいいでしょ!


深い軒の下の奥まった入口。横縞のモールガラスにコカコーラのロゴが60年代アメリカンな雰囲気!?


メタリックな入口のロゴ、アクリル板の切り文字もまた魅力的だね。




さぁ、中へ・・・・ぉぉぉ、渋い!!
外観の印象よりも内部はあったかい山小屋風のインテリアだ。かなり広いな。
柱や梁は削り目をつけてあり、一部にチューリップ(と言われていた)の模様の透かしが入っている。


どこに座ろうか・・・ちょっと迷ったが、壁画の前の席に腰を下ろし、カフェオレを飲みながら
店内を惚れ惚れと眺める。


この壁画はコーヒー豆の収穫の図だろうか。1953.1.15の日付が入っていた。お店ができたときに
描かれたもとするとその年が開業年だろう。しかし昭和28年って、戦後ほどない時期じゃないの!?

お勘定をするときにマスターに聞いてみたら、やはり1953年にお店を始められたという。
ママさんも出てこられて少しおしゃべり。この店の内装は京都の画家で片山さんと言う人が手がけて
くれたもので、最初白い壁だったが寂しいからと言って絵を書いてくれたのだとか。

画家でも、絵だけでは食べていけないから喫茶店の内装を手がけたりすることがよくあったらしい。
片山さんという人は京都の方で、他にも裏窓、ソワレなど、京都の多くの喫茶店を手がけられたという。
へぇ~!!
壁の絵のほか、柱の彫刻や、表の「香り高い珈琲の店」という味わいのある看板も手作り。
小さな工房を持っておられて何でも自分で作られたそうだ。


お店の中ほどにある吹抜けみたいな空間は、増築するときに元々中庭だったのをふさいで天窓にした部分。
自然光がやさしく差し込み、その下はスポットライトに照らされた舞台のよう。
やはりその明かりがいいといって俳優さんや女優さんの撮影をされたこともあったとか。

当初はだるまストーブがあり、煙突を中庭へ抜いていたのだそうだ。

カウンター前のクリンカータイル。これの正方形のパターンは時々見かけるが、長方形バージョンが
あったのか!第一、長方形のクリンカータイルなんて見たことない気がする。しかもこの微妙な比率。。。


古くからの商業地ではよく聞く話だが、染織産業華やかなりし頃は周辺の会社の人が仕事中に休憩や打合せに
使って大変賑わい増床もしたが、今ではお客は減り、土日は人がほとんど通らないので閉めているそうだ。

ライオンの壁泉のエプロン状の池は撤去され、今はもう水が出ない。

ただ月に一回歌声喫茶をやっていて、その時だけは50人ほどのお客で店はいっぱいになるのだとか。

60年以上もの間、オリジナルの雰囲気を大事に残して続けておられる。華やかではないが隠れ家のように
落ち着ける純喫茶はほんとに貴重。気さくなマスターとママさんからお話を伺いながらいろんな光景を
思い浮かべ、とっても素敵な時間をすごすことができた。また行きたいなぁ。

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ヒュッテとアルファ

2017-11-12 02:12:05 | 
今日の洋風建築めぐり講座は神戸方面だったので、mayumamaさんとランチしてから行こうと
前日にネットで調べたお店で待ち合わせ。私はJR元町駅から坂道を上り、ちょろちょろ寄り道しながら花隈へ。
あっ、ここだ。


喫茶ヒュッテ。ごく普通なまちなかに突如として現れた、青いアルプス山脈。うわぁ~~いいなぁ!!


「山小屋」に入ると、、、おぉ、中も期待通りのかわいさ。かなり奥行が長く、意外に大バコだな。
手前のエリアには先客がいたので写真を撮れていないが、長年地元の人々に愛されてきたお店ならではの
気安い空気が流れている。


私たちは一番奥の席に落ち着いてサービスランチを注文。
COFFEE&GRILLと書かれている通り洋食メニューが豊富で、しかも安い!
手作りのハンバーグとカレイのフリッターはとてもおいしかった。これにライス、サラダと味噌汁とお漬物が
ついて570円って!!そりゃ、地元の人や周辺で働く人たちに愛されるはずだわ。


こんな安いランチで長居するのは申し訳ないので食後のお茶も。
ロゴ入りのカップが素敵~!


ガラスドアに彫られた山小屋の絵もかわいいなぁ。いいお店を見つけてよかった!


実はつい最近カメラを買い替えて、今日始めて外へ持ち出した。ミラーレスと悩んだが結局コンパクトデジカメに
した。mayumamaさんは一眼レフからミラーレスに買い替えたので、どんな感じか見せ合いしたのだった。
その後の建物見学で使ってみたが、やはり使い慣れた以前のカメラと違い、何か思うようにいかない。
センサーサイズが大きくなったのでボケが大きく出るようになったが、絞りの設定とかちょっと戸惑っている。。。

その後講座が湊川神社で解散したあと、皆でお茶するところを探して元町商店街のアーケードに入ると、
素敵な純喫茶を発見!


TEAROOMアルファ。
うわぁ~~、照明、椅子、すべてが昭和の古きよき喫茶店。ここにしよう~~


ちょっと大人数なんですが、、、と言ったら嫌がられるかなと思ったら、
どうぞどうぞ、テーブルくっつけて用意しましょう、と、ご主人も奥さんも笑顔で対応して下さり、
皆でまったり楽しいひとときを過ごすことができた。


mayumamaさんが頼んだホットオレンジはみかんが浮いてる!!かなり甘かったようで、これも昭和の味!?
私のココアはそれほど甘すぎずおいしかった。


壁の一部はタイル貼りに。元は他の壁も全部タイル貼りだったのかな。


入口付近にぶら下がっていたこの照明も、雪の結晶型で素敵だなぁx。


神戸は商店街を歩くだけでも魅力的な純喫茶がたくさんあって目移りする。いくつか入った店もあるが、
また機会があったら片っ端から入ってみよう(笑)
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弾丸今治 純喫茶不二家

2017-08-14 23:55:59 | 
今治の続き。

今治駅についたが、さてどうしようか。とりあえず前回来たときの今治のまちなかの地図だけコピーして
持ってきてあったが、昨日の今日でラヂウム温泉以外のスポットを調べてなどいるわけない。
今回もレンタサイクルを借りるかと行ってみるが、時間制でなく1日料金で1000円。えっ、高っ!
あてがあるわけでもないし、暑いけどぶらぶら歩くかぁ。。。

スマホのGoogleマップで見たら、今治駅から蒼社川沿いを通り港まで続く貨物線跡のように見える
カーブがあったので、ちょっと遠いが歩いて行ってみる。蔵敷町という魅力的な名前のまちは全体的に古く
何かありそうな雰囲気ではあるが、鉄道跡らしい場所も見当たらない。まるまる道路になっているのかも
しれないし、そもそも本当に貨物線があったのかすら、私の妄想でしかないのだ(爆)。


しかし途中で1軒めちゃくちゃ古いお風呂屋の建物を見つけた。う~~ん、渋い!!


残念ながら確実に廃業されているな、これは。。。すでに屋号が書かれたものは何も見当たらない。
中はどんなだろう。いつ廃業されたのだろう。


その後で「関西の激渋銭湯」のサイトを見ていたら、ここのことが出ていた!
それによると神の木湯という名で2010年まで営業されていたらしい。え~っ、2010年って
それほど昔の話じゃないな!サイトの写真を見ると現在と形はまったく変わっていないが、やはり
毎日毎日暖簾を下げてお客を迎えているときは建物もいきいきとした様子。古さは関係ないのだ。
廃業で一気に老けた、という感じで寂しいなぁ。。。


日本基督教団今治教会のかわいい鉄扉。
建物はあまり古くないようだが、四国最古のプロテスタント教会で、四国における宣教活動の拠点であった。


中心部へ戻りちょっと休憩しよう。前回から目をつけていた、駅前のクローバーという喫茶店。
ファサードがたまらなくカワイイ!写真を撮っていると常連らしきおばちゃんがニコニコしながら
入って行った。外観をひとしきり撮ったあと私も店の中へ。


中は昭和な空間だが割とすっきりしている。
さっきのおばちゃんと店主のおばちゃんがきさくに話しかけてくれ、ラヂウム温泉を見に来たと
話し、今日明日はおんまくというお祭りで今日は花火もあるよ~と教えてもらった。


11時でランチには少し早いので、いちごミルクのかき氷を。あぁ~甘い~おいしい~冷たい~~


お祭り準備に盛り上がる商店街を歩き、敷島湯へ行ってみる。こちらも先のサイトによると
一見客を敬遠されているような話なので無理に入るつもりはないし、だいたいまだ営業時間になっていない。


ただ、建物の健在を確認、そして鉄柱にくくりつけられた一本ロープの弛みのない張り具合を見て
現在も営業継続されていると確信し、外観写真だけ撮って安心して立ち去った。


前回も惹かれた、商店街の一本裏を流れる水路の風景を写真に撮りながら、うろうろと歩いていたら、
おや!?あれは・・・喫茶店??


純喫茶不二家、うわぁ~~~、なんか不思議な感じで素敵じゃないの~~~!


入口ドアがずいぶんと引き込まれたこの店構え、喫茶店というより、有名観光地にある和風の食事処?
ショーケース内のメニューも昭和全開!ランチはここに決定~~!


それに、左側の暖簾のかかった待合みたいな部屋は何・・・?
語らいにご利用下さいませ、と書いてある。貸切個室ってことか?居心地よさそう~~


そして・・・入口を入ると、さらに驚きの空間だった!


流木が各座席の仕切りとして使われ、中央にはシャンデリアが。いろんなデザインのガラスの照明
シェードが配され、植物もたくさんぶら下がっている。

どの席に座ろうかしばし悩んだが、、、明るい川沿いの席で、店内を見渡せる一番端の席に。
店内の写真を撮ってもいいですか、と聞いたら、店主のおばちゃんはちょっと戸惑われた感じだったが
了解頂けた。

絨毯をタペストリーにした席はちょっとオリエンタルな雰囲気。


綿壁が残っている部分などもともと和風の空間だった痕跡があるな。水路に面した窓際のソファ席は
もともと小上がりがあったような感じ。


それぞれの席は雰囲気が違うが流木のパーテションでゆるやかに仕切られ、全体的にまとまっていて、
いずれも一度座ればしっぽり落ち着いてしまってなかなか動けなさそうだ(笑)


ホットケーキが看板メニューのようだが、ランチとしてなのでミックスサンドを頂く。
しっとりしたパンに挟まれたレタスがシャキシャキで美味しかった!


ゆっくり涼んで、会計の時にちょっと聞いてみたら、喫茶店としての営業は今で52年になるとか。かなり古いな!
その前は食堂とかいろいろやってましたけど、と。ははぁ、なるほど。だから食堂っぽいんだな。
照明はガラス作家さんの作品ですか?と聞いてみたが、おばちゃん、曖昧に微笑んだだけで、おばちゃん自身が
ガラス作家なのかどうかはよくわからなかったが、、、「チェロを弾いてみませんか」などの張り紙もあり、
アートサロン的な空間として親しまれているようだな。うーん、いい純喫茶を見つけてよかった!


続く
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梅雨逃避行 室蘭の純喫茶

2017-08-01 23:46:51 | 
室蘭の続き。

そろそろ歩き疲れてきたところでちょうど喫茶店があったので、20分ぐらいだけでも休憩することに。


2軒あってどっちにしようか迷ったのだが、、、
フルーツパフェ、フルーツサンデー、プリンアラモード・・・ショーケースのフルーツ山盛りの
スイーツ類に惹かれてこちらのTEA ROOMすずやさんに。


アーケードに面した小さなビルに組み込まれた目立たない入口だが、中に入ると意外な広さだった。
入口脇の明るい席に座り、目移りするメニューの中からプリンアラモードを注文。
あんみつもかなり迷ったのだが・・・・


おぉ~~、ゴージャス!!これで650円って安いよね!?紙ナプキンもオリジナルの模様入りでカワイイ!


会計のときに聞いてみたら、この辺でいちばん古いそうな。この雰囲気を目当てに来る純喫茶好きの
お客も結構いるという。

ほんの短い間だったけど昭和の香りに満ちた店内でリラックスし、汗も引いたし小腹も満たされた。

すずやさんと迷ったもう一軒の喫茶店が、こちらの英国館。この近くにはすでに廃業された喫茶店跡も
いくつも見られ、最盛期での需要の多さがしのばれる。労働者の多い町には喫茶店がたくさんある。


こちらは独立した一軒家の店構え。オレンジのテントがかわいいな!


開いたドアから中を覗いたら・・・うわぁ、こちらも落ち着いた色合いの木やレンガのインテリア。
途中で折れた階段が素敵だね!!2階もあってかなり大バコだ。ハシゴしたい誘惑にかられる・・・(苦笑)


最後に常盤町会館だけ見て、車へ戻ろう。

今はアーケードの商店街も歯抜けだったり、老朽化して空き家のまま年月の経った大型店舗があったり
なんとも寂しいが・・・
噴火湾に突き出したロケーションは魅力的だし、夜景クルーズも行ってみたい。
去年には噴火湾を横断して室蘭と渡島半島の森町を結ぶ高速船が試験運航されていたらしいが
その後どうなったのだろう・・・定期運航されたら是非周遊ルートに組み込みたいなぁ!

そろそろ行かねば。今宵の宿はカルルス温泉、山道もあるので明るいうちに着いておきたい。
今日登別温泉に立ち寄るのはもうあきらめよう。

旧室蘭駅舎裏の駐車場。ここに線路が伸びていたのだ。

母恋駅の駅前に右折矢印で地球岬という案内が出ていてスルーできず(笑)、車で5分くらいのようだから
一瞬だけ行ってみるか。。。ほんとに、これが今日最後の寄り道にしよう。
こうやっていつもどんどんスケジュールが押していくのだ(苦笑)。


高さ100mくらいの崖が続く海岸線に、白亜の灯台が立つ。土木学会選奨土木遺産となっている
この「チキウ岬灯台」は無筋コンクリート造で、1920(大正9)年点灯。
光達距離は44kmで、北海道ではもっとも遠いとか。


独特の青色。




展望台からは室蘭港も見える。絶景スポットだな!


今日3度目の母恋駅に別れを告げて一路今宵の宿へ。

・・・とか言いながら、このあと輪西駅に立ち寄ったのだった(爆)。

続く
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エイト珈琲店

2016-12-23 00:53:40 | 
京都市役所の裏あたりにある純喫茶、エイトに行ってきた。
前々から気になっていて、先日近くへ行ったときに夕方入ろうと思っていたら4時半ぐらいで
閉まってしまったのだった。。。ようやくリベンジ(笑)


細長いフロアの一番奥が全面ガラス張りで、緑が目に飛び込んでくるのがいいね!


内装はそれほど古くないが、カウンター上にステンドグラスの照明が。
ご主人いわく戦前のもので、もともとお菓子屋さんの建物につけられていたのを入手され
ここにはめ込んだのだそう。照明の熱のせいで膨らんでしまっているのでワイヤーで
止めてあるのはご愛嬌(笑)


常連さんとご主人の会話を聞き流しながらモーニングを食べ、しばしゆる~い時間を過ごした。

いちごジャムを塗ったトースト、久しぶりに食べたなぁ。

ファサードの「Eight」の文字がいつの間にか取り外されているのが残念・・・復活して欲しいなぁ!
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純喫茶 甍(いらか)

2016-09-11 21:20:33 | 
岐阜の続き。

岐阜で泊まった宿は1人1900円という激安!カプセルでもドミトリーでもなくツインルーム
なのだから驚く。

但し朝食はついていないので喫茶店でモーニングを食べようと探していたが、目をつけていた
「甍」は定休日。


しかし前を通ってみるとシャッターが開いていて、mayumamaさんが声をかけてみると、
本当は定休日だけどアイスコーヒーとトーストならできるとのことで、入れていただけた。
えっ!?すごい!!いつもながらmayumamaさんの攻めの姿勢には恐れ入る(笑)。


恐縮しながら入ると、うわぁ・・・素敵。金箔貼り風の正面の壁に「甍」の文字がインパクト大!
貸切状態だ。ママさんはどうぞどうぞと快くトーストとゆで卵のモーニングを準備して下さった。


このお店の生い立ちなどいろいろとお話を聞く。店名の「甍」は屋根瓦を意味するが、由来は
本業が瓦屋さんをやっていることからだそうで、お父様が名づけられたとか。なるほど!!


達筆な文字は焼き物かと思ったのだが鋳物だそうで、なべやという岐阜の有名な鋳造屋さんで
作ってもらったのだとか。ちなみに、おもての壁には「いらか」とひらがなバージョンもあったが、
「甍(いらか)」という文字を「夢(ゆめ)」と読んでしまう人がいるのでやむなく作ったのだとか。


こちらの壁紙は名物裂風。店内にはアイアンのスクリーン、味わいのあるタイル、石材、木材、、、等
多様な材質が使われている。お父様は和風なイメージを取り入れたかったのだそうだ。
建築関係のつてをめいっぱい使って思い描いたお店を作られたのだろうな。


ママさんに岐阜の繊維業が盛んだった頃のお話もいろいろ聞いた。
職住一体でやっている小さな店が最盛期には3千軒ほどもあり、どこでも数人の従業員を雇っていたとか。
集団就職でやってきた若者たちが住み込みで昼は働き夜は学校に行って、わずかな自由時間を
喫茶店で過ごしていたという話。


甍でも当時は4名ほどの人を雇いフロアも拡張して、朝から晩まで大忙しだったとか。
買い付けのお客を迎える店舗からひっきりなしにコーヒーの出前注文が入り、商品や人でごった返した
迷路のような道を走り回ったそうだ。
お話を聞いているとその時代の光景が鮮やかに見えてくるようでとても楽しい。


開業当時に名入りで大量に作っておいたというカップやお皿。


今日は休日でお客は私たちだけ。静かでのんびり。常連でもなく旅先の一見の私たちに
特別営業していただいた上にいろいろと親しくお話をして頂いて、おみやげまでもらって
おかげさまで楽しい岐阜の思い出ができた。


ほんとにありがとうございました!!




甍のはす向かいのここも喫茶店だが今日はお休み。カフェテリア雲雀という名前からして
レトロな感じで、こちらも入ってみたかった。


水玉のようなまりものような、さいころの目のような模様のタイルがかわいいね!!


緑色のにじみ具合が素敵だなぁ~。他で見たことがないのでオリジナルなのだろうか??


腹ごしらえも完了したので大垣へ移動しよう。

続く。





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スワンタイルカフェ

2016-09-07 20:20:15 | 
多治見の続き。

モザイクタイルミュージアムに行く前に、多治見駅からバスに乗ってスワンタイルカフェに行ってきた。


日東製陶所の倉庫の一棟をカフェにしたもので、内装はタイルづくし!タイル小物の販売や
ワークショップもやっていて、タイルの魅力発信の場となっている。




元倉庫の高い天井を生かしたロフト席でから揚げランチを。上から見下ろす光景がいいね!
下のフロアはテーブルや床がタイル貼り。青い照明の笠は釉薬桶だとか(笑)


食後、併設された工房を見に行くとかわいいタイルがいっぱい!
ここではコースターや写真立てなどをつくることができ、タイルの量り売りもしてくれる。


このスワンタイルカフェのオープンは、モザイクタイルミュージアムにあった年表にも書かれていた
ぐらいだから、業界の中では画期的な試みだったのだろうか。今や次から次へとお客が訪れる
すごい人気スポットである。

この場所は陶磁器メーカーが集まる美濃焼卸団地のど真ん中で、バスの本数が少ないのが難点。
帰りはタクシーを呼んだのだが、2千円かかってしまい(汗)これなら車を借りてもよかったなぁ・・・と。

丘陵地に立地する工業団地の玉垣が美しい。タクシーの車窓から。


多治見の駅前の全面タイル貼り公衆トイレが素敵。サンドベージュのレンガ風タイル、穴あきテラコッタ、
やっぱり湿式の質感がいいなぁ。


駅からエスカレーターで降りてくる目線を意識して、屋根の上もモザイクタイルが貼り詰められていた。


軒裏にもあえて地味な色の花形のモザイクタイルが一面に!


今は公共建築に使われることが多いが、一般の住宅、それも外壁にモザイクタイルが使われることは
もうほとんどなくなった。モザイクタイルの聖地(笑)笠原でも、まちなかを歩いて見かけるタイルは
ごくわずかだ。家の中にはまだまだあるのだろうか。。。


駄菓子屋さんの床のタイル。


元事務所だろうか。外壁の腰貼りタイル。


民家の壁の一部にタイル。


歩いていて窯を見つけた。しかし今は使われていなさそうだった。。。
今は工業団地などに集約されているんだろうが、かつては軒先にこういった小さな窯を持つ家内制手工業の
ようなメーカーがフットワーク軽く顧客の注文に応じていたのだろうな。


道路のコンクリートの中に混じっていたモザイクタイル。この町ではタイルは石ころなのである(笑)


続く。


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コーヒーショップ棲處(スミカ)

2016-08-23 23:05:56 | 
最近京都の仕事が多い。少し前に見つけて気になっていた喫茶店に入ってみた。
外にメニュー類が一切出ていないのでちょっと戸惑いもあったが、、、窓からチラリと見える
琥珀色の光は十分私をそそる。多少高くても死にはせんやろ、と踏み込む(笑)。


うん、、、素敵。外観と同じハーフティンバー風の内装。スタッコ塗り風の部分はタバコのヤニで
薄い黄色に変わっているが埃はなくキレイに保たれている。
イスも下手に民芸調を持って来ず6〜70年代を感じさせるコンパクトで落ち着いたデザインがいいね。


一抹の不安は杞憂に終わりメニューは至って普通のお値段(笑)。ただしランチメニューはなく
単品のサンドイッチとトースト類のみというのがやはり生粋の喫茶店だな。
アイスカフェオレを注文するが、やっぱりタマゴサンドも追加。ふわふわの生パンでゆで卵の
マヨネーズあえを挟んだタマゴサンドは優しい味で美味しかった(写真を撮り忘れた・・)。
〆て1000円ナリ。単品はやっぱりチョイ高いが、、、喫茶店振興のためにたまには貢献を。


12時半を過ぎた頃から、サラリーマンがチラホラ入ってきた。国際観光都市京都にあって
一見向けのメニューを掲げなくても、食後の憩いの場を求める常連さんによって支えられているのだ。
インバウンドとは無縁の、日本人のオアシス(笑)。これからも頑張ってほしいなぁ。





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喫茶軽食 くすのき

2015-06-16 22:56:49 | 
阪神武庫川の駅前でお昼ご飯を食べようと、以前から目をつけていた線路沿いのアーケード街のアルハムブラへ
行ってみたら、シャッターが閉まっていた。周りのお店も開いていないので、木曜が定休日なのだろうか。
この辺り、駅から100mほど離れているのに武庫川ショッピングセンターというアーケード街があり、
銀行があったり、飲食店がズラリと建ち並んでいて、まるで駅の目の前のような趣で一瞬不思議な気がする。
現在武庫川駅は文字通り武庫川の川の上にあるが、もとは堤防の東側に駅があり、この商店街が駅前であった。
1920(大正9)年の武庫川改修にあわせて、駅を移動させたという話がこちらのサイトに載っている。

目当てのアルハムブラがダメなのでさてどうしようか。昭和の雰囲気が充満したこのあたりのまちには
他にも純喫茶がありそうだが、探し回る時間もないので、一度行ったことのある武庫川堤防上の
喫茶くすのきにしよう。


いやいやこちらも魅力的なのだ。昔丸島橋が開くのを見に来た時に入った小さなお店だが、
相変わらず渋い~~。


オムライスを注文。基本に忠実な感じのオムライス、とてもおいしかった。

素朴なお花が飾られた窓辺が素敵だね!

お店は土手道に面しており、表から見ると1階建てだが店の裏側は2階建てになっている。
文字通り、店の向かいには大きな楠の木が生えており、そばには楠霊神社もある。

隣には「御食事処くすのきや」があり、和食と洋食で住み分けていると思われる。それとも同じ経営か??
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純喫茶アムール

2015-06-10 00:01:38 | 
仕事で京阪淀駅で下車。バスが来るまで少し時間があるけどお昼を食べるほどの時間はないので
コンビニの方へ歩いて行ったら、ああ、ここはもともと駅があった場所だな。コンビニは駅の真ん前にあったのだ。


少し京都寄りに移動して高架駅となり、広々したバスロータリーも整備され、駅前はもうすっかり
昔の淀駅淀城の石垣と堀がホームから見えていた地上駅があったころの面影はなくなってしまった。。。

・・・と、振り返ると、商店街が。おや、お店がいっぱいあるぞ。もちろん通ってみる。
うわ、お豆腐屋さん、食堂、種苗店、喫茶店、、、昔ながらのお店がまだまだ頑張っている。






おぉ、純喫茶アムール!渋い~素敵~!




淀駅前の顔だっただろう、老舗純喫茶。入りたいなぁ!
もう少し早く来てここでお昼を食べればよかった。。今は時間がないので、帰りに来よう。

ということで、帰りにやって来た。お昼は結局バスの中でパンを慌てて食べただけなので、ちょっと休憩。


ドアを開けると・・・おお~っ!期待を裏切らない琥珀色の世界。素敵だー!
「さっき写真撮ってはったでしょ」・・・バレてる(汗)
「すごく素敵で入りたいなぁと思って」
「あらそうだったん、お役所の人かと思った。何か問題があるのかと。最近看板とか厳しいからね~」


あぁ、落ち着く。。。例によってコーヒー屋さんなのにミルクティを頼んでしまって失礼なことをしたな。。。


きれいに洗濯されたネーム入りの椅子カバー。こんなのもう全くと言っていいほど見かけない。


カウンターも年季が入っている。商店街で一番古いんとちゃうかなぁ、と話すママさん、古いだけで、、、と
謙遜されるが、こんな昔ながらの純喫茶が大好きなんです、カウンターの写真を撮らせてもらってもいいですか、
とお願いすると、どうぞどうぞ、私は撮らんといてや、と(笑)


しかしやはり高架駅になってからは商売がダメだそう。競馬のお客さんが駅直結で全然通らなくなったから、と。
昔は駅をおりたら目の前の商店街は自然と通り道になり、行き帰りに買物もしただろうが、今は動線から
外れてしまっている。駅の移設は全く罪なことだなぁ。。。
しかし淀駅の顔はここにあり。純喫茶アムールさん、いつまでも頑張ってほしいなぁ。
今の仕事があるうちはまだ何度か淀に来ることがあるだろうから、また来よう。

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COFFEE & REST LOUNGE ヨシダ

2015-05-02 23:24:23 | 
明石の仕事ももうそろそろ終わり。最終確認に行った帰り、前から目をつけていた明石銀座のアーケード内の
ヨシダへランチしに行ってみることに。


このベティちゃんフォントにグッとくるね!
明石焼きも食べられるらしくタコがぶらさがっているのもカワイイ(笑)


意外に中はそれほど古くはなく、まちなかの喫茶店といった感じ。


明石焼きもたべたいところだが、お昼ごはんには物足りないので・・・定食を注文。
結構ボリュームがあった。


明石駅正面に建っていた古いビル群が解体され、一画まるごと再開発中
これが完成したら明石駅前の雰囲気も人の流れもガラッと変わるだろう。
明石銀座の名が示す通り昔から賑わってきたのであろう駅前の商店街は、これからどうなるかな。
フェリー共々、がんばってほしいなぁ。



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珈琲屋 よしの

2015-04-26 10:39:01 | 
各停駅であるJR学研都市線の野崎駅は、昔一度降りたことがあったな。
駅の目の前に水路が線路と並行して走り、改札を出るとすぐ橋という駅前構造が、京阪の藤森あたりと
似た感じで印象に残っていた(景観はもちろん疏水に負けるが/苦笑)。
今もその時と変わらぬ、素朴で、上りホームへ直アクセスの古い構造で、結構私好みの駅。


電車が来るまであと10分くらいあるのでちょっと駅前を偵察、と思ったら、早速水路の向こうの渋そうな
喫茶店が目に入った。近寄ってみると、おおっ、なかなか良さげじゃないの!

珈琲屋よしの、COFFEE HOUSEよしの、COFFEE SHOPよしの、、、

ランチはしっかりした定食があるな。・・・と、店のママさんが出てこられ「もうランチやってますよ」と。
それじゃあまだちょっと時間は早いけど食べていくことにするか。
ドアを開けると、、、おおぉ、いい感じ!

クランク状の古いカウンター、明るい窓際のテーブル席。手前には特別席っぽい少し引き込んだテーブル席が。
どこに座ろうか迷うところだが、タイミングよく特別席が空いたのでそこへしっぽり。
しかし店を見渡すには中央あたりのテーブル席がよかったかも。。。

素敵な純喫茶はサンドイッチぐらいの軽食しかないところも多いがガッツリ食べられる定食があるのは
ありがたい。周辺で働く人が多いということだろう。

リバーサイドのオアシス、いつまでも頑張ってほしいなぁ。

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珈琲館サモア

2015-04-25 01:24:39 | 
なんばの府立体育館近くの珈琲館サモア、ずっと前から気になっていたが、先日ちょうどお昼時に
通りかかったので入ってみた。


名前からして内部は南国っぽい雰囲気なのかとちょっと想像したが、南国は全く関係ないようだ(笑)。
コーヒー豆の産地なんだろうか。
カウンターとテーブル席があって割と広く、カラオケもできるらしい(笑)。


頼んだカルボナーラのお味は置いといて・・・


キャラクターのぬいぐるみがぶら下がっていたりと、とっても庶民的な「ラウンジ」サモアであった。

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