プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

台所は料理するだけの場所でなくいろんなことを思う場所♪南国料理・泡盛の店「島結」からのお知らせもあるよ

ロシアタイムはウチナータイム

2014年02月11日 | 島結
ソチオリンピック、みなさん楽しんでいらっしゃいますか?
私はやっぱりフィギュアスケートです

世界中のトップスケーターの演技をしっかりたっぷり鑑賞できるすばらしい時間です

日本人スケーターはもちろんですが、普段あまり見ることが出来ないヨーロッパのスケーターやあまりテレビ放映されないアイスダンスをじっくり楽しめるのが私の幸せです
アメリカのメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトを注目しています


さて、ロシアといえば何が思い浮かびますか?
マトリョーショカ(入子の飾り人形)は土産物として有名ですが、かつてのロシア帝国時代の工芸品はすばらしい贅と高度な技術が産んだ名品が多くありました
以前、ロシア美術展で見たロマノフ王朝のロシアンエッグ(イースターエッグ)の精巧な美しさは類稀でした

ボルシチ、ピロシキ、ウオッカ
料理の世界でもロシア帝国時代の料理はフランス料理の基礎になったもので、今では再現できないような手の込んだものがあったそうです
今でもロシアの乳製品はとても美味しいです
その乳製品を使った菓子類もコクがあってとても美味しいのです

そう、ちょっと思い出した話があります
沖縄の人がウチナータイムといって時間にルーズなのは有名ですよね
でも最近はそうでもないという話を聞きます
実際私たちが約束する沖縄の方は、時間を守ってくださる方ばかりで、渋滞で遅れたりすると申し訳なくなることもしばしば…

そんな沖縄の新聞沖縄タイムスに出ていたコラムに
ロシアの「時間を気にしない贅沢」というのがありました
ロシアではイベントの開始時間は書いてあっても終了時間が書いていないそうなんです
終了時間を決めるということ=その時間には帰ってくださいね→失礼に当たる
とうことらしいのです

コラムの筆者(ロシア文学者)がとある町の由緒正しいホテルの創設記念のディナーショーに招かれたときのこと、「6時半」と招待状に記された時間に行ってみると控え室のロビーに数人がシャンパンを飲んで雑談しているだけだったそうなのです
結局ディナーの始まりは8時をゆうにまわっていたとのこと
招待状に記された時間は、この時間以降にお越しくださいという意味だったそうです
これってまさにウチナータイムですよね!

時間を優雅に使うことがロシア式であり、沖縄式でもある
時間に追われないことが実は一番の贅沢
始まりも終わりも分刻みの日本式は、本当は人間性に欠けるのかもしれません

ソチオリンピック、勝ち負けはあまり気にしません
まじめに考えすぎないで、ロシア時間を楽しんで来てほしいです
メダルを持って帰ってこなくても選手の皆さんを温かい拍手で迎えたいです!



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