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★フジサンケイグループと「つくる会」の歴史

ミッドナイト・蘭さんのブログによりますと、扶桑社の教科書事業が独立してできる
フジサンケイグループの新会社「育鵬社」の設立が8月1日と決まったそうです
フジサンケイグループと「新しい歴史教科書をつくる会」の関係をまとめた年表を
転載させていただきます。http://midnight-run.iza.ne.jp/blog/entry/244749/

             フジサンケイグループと「新しい歴史教科書をつくる会」の関係

平成
 8. 1.15 産経新聞が自由主義史観研究会(藤岡信勝代表)執筆による「教科書が教えない歴史」連載開始
    6.27 翌年春から使用される中学教科書の検定結果発表。歴史の全7社に「従軍慰安婦の強制連行」が登場することが分かり、産経新聞が批判キャンペーンを開始
10. 1.30 新しい歴史教科書をつくる会設立総会
   10.27 つくる会の西尾幹二会長、産経新聞社の住田良能専務、扶桑社の中村守社長が中学の歴史と公民の教科書発行に向け、つくる会が執筆、扶桑社が編集、産経新聞社が編集協力し「発行・産経新聞社、発売・扶桑社」とすることを取り決める「覚書」を締結(その後、文部省が発行と発売を分けることはできないとの見解を示す)
10. 1. 9 産経新聞が「主張」(社説)で「新聞社が教科書づくりにかかわるのは初めての挑戦であるが、『つくる会』ともども、読者および国民の支援を仰ぎ、また、批判も受けたい」と表明
    5月  月刊誌「創」で扶桑社の石光章取締役が「扶桑社としても『新しい歴史教科書をつくる会』のキャン ペーンに産経新聞と共に同調している」、星野俊明編集長が「今回の出版計画は、『新しい歴史教科書をつくる会』と産経新聞社、そして扶桑社が一体で進めているもので、私としては単なる本(の出版)ではなく、ひとつの運動として取り組んでいます」とコメント
12. 4月  扶桑社が中学歴史・公民教科書を文部省に検定申請
13. 4月  検定に合格
    8月  採択結果判明。採択率は歴史0.039%、公民0.055%
16. 4月  扶桑社が改訂版を検定申請
17. 4月  改訂版が検定合格
    8月  改訂版の採択終了。採択率は歴史0.4%、公民0.2%
    9月  つくる会で内紛始まる
18. 2.27 八木秀次会長が解任され、種子島経氏が会長、藤岡信勝氏が会長補佐に
    3. 2 産経新聞社の住田良能社長が、就任あいさつに訪れた種子島、藤岡両氏に対し「つくる会の内紛について、産経としては冷笑するのみ」と語る
    3.28 八木氏が次期会長含みで副会長に復帰
    4.30 種子島会長、八木副会長が辞任・退会
    6.30 藤岡副会長がブログで産経新聞教科書問題取材班キャップを中傷
    7. 1 藤岡副会長が「諸君!」誌上で産経新聞教科書問題取材班キャップを中傷
    7.15 西尾幹二元会長が講演で産経新聞不買運動を呼びかける
   11.21 扶桑社の片桐松樹社長がつくる会の小林正会長に対し「過去2回の採択が低調だったので執筆者を入れ替えたい」「支持者を巻き込んで騒動を引き起こした藤岡さんには外れていただく」と通告
   12. 5 産経新聞社の清原武彦会長、住田良能社長が東京・銀座のイタリア料理店「エノテーカ ピンキオーリ」で安倍晋三首相と会食。「扶桑社がつくる会の内紛に嫌気を差し、教科書発行からの撤退を検討している」と話したのに対し、首相が発行継続を要望
   12.26 つくる会東京支部(西尾・藤岡派)が「扶桑社ごときに鼻面を引き回されることはない」とビラで訴える
19. 2.26 扶桑社の片桐社長がつくる会に対し、関係を解消し、新たな枠組みで教科書発行を継続することを文書で通告
    5.30 つくる会が扶桑社との関係継続を主張する小林正会長を解任し藤岡副会長を会長に選出。扶桑社との絶縁を決める
    7. 6 つくる会が扶桑社を「無礼極まりない」「大義のない、一部グループの私益に奉仕する教科書事業は出発点から道義的に破産している」などと非難し、フジテレビに対しても批判する文書を発表
    8. 1 フジサンケイグループの教科書新会社「育鵬社」が発足

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