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★石原萠記よ、福留貴美子さんを救え!―「日本出版協会」の正体


「新しい歴史教科書をつくる会」の本部が本郷の地を離れ、文京区水道の「日本出版協会ビル2階」に移転すると、つくる会Webニュースが伝えています(そこには「水道2-6-」とありますが「水道2-6-」の間違いです)。日本出版協会ビル2階というのは、つくる会の新しい教科書発行元「自由社」(石原萠記社長)の所在地ですから、つくる会は自由社と同居するということです。平成19年10月9日付エントリーで紹介した通り、「日本出版協会ビル」という名前が付いていますが実態は「TOP江戸川橋」という賃貸マンションです。「つくる会」の藤岡信勝会長の自宅と直線距離で150メートルほどのご近所ですから、藤岡会長の都合という部分もあるのでしょう。
 
私たちは「日本出版協会ビル」こと「TOP江戸川橋」についてはとっくに調べ上げていて、現地調査したこともあります。2階には「自由社」と、実態のほとんどない「日本出版協会」「日本文化フォーラム」が同じ部屋に入っています。ここに「つくる会」もやってくるわけです。
 
ところで「日本出版協会」という聞いたことのない組織はいったい何をやっているのでしょうか。登記簿によると、役員は次の通りです。
 
・理事長 石原萠記(自由社社長)
・専務理事 柳沢徳次(日朝文化交流協会副理事長、日本対外文化協会常務理事、日本モンゴル親善協会理事長、前サントクエンタープライズ社長)
・理事 山田晃(産業と経済取締役会長)、藤井弘(日本対外文化協会専務理事)、野口敞也(元連合総研専務理事)、大橋英夫(関西文化芸術学院校長)、有馬克彦(全国栄養士養成施設協会常務理事、自由社取締役)
 
日本出版協会」というから出版社の組合かと思ったら、社会主義者の石原萠記さんのお友達が集まったサークルのような組織です。その中にびっくりするような名前がありました。専務理事の柳沢徳次さんです。柳沢徳次さんといえば、外事警察関係者や朝鮮総連ウオッチャー、「救う会」関係者なら誰でも知っている名前です。「日朝文化交流協会副理事長」という肩書きを見れば分かる通り、バリバリの親北朝鮮派です。石原萠記さんの左翼人脈を象徴する人物ですね。
 
柳沢徳次さんには、拉致事件をめぐって重大な疑義が持たれています。昭和51年に「モンゴルに行く」と言い残して出国し、その後北朝鮮でよど号犯の岡本武の妻になっていたことが確認された福留貴美子さんとのかかわりです。当時渡航が難しかったモンゴルへの出国を希望していた福留さんは、柳沢徳次さんが事務局長を務める「日本モンゴル親善協会」と、柳沢徳次さんが社長を務めるモンゴル旅行会社「サントクエンタープライズ」に相談に行っていたことが確認されているのです。福留さんが頼った柳沢徳次さんは親モンゴルであると同時に北朝鮮とも親密だった…。「救う会高知」は平成18年、福留さんは北朝鮮に拉致されたとして高知県警に告発しているのですが、告発状にはこのことが明記されています。
 
石原萠記さんは友人である柳沢徳次さんにこの事実を問いただしたことがあるのでしょうか? 石原さんは「つくる会」にかかわるより、まず福留貴美子さん救出運動に短い余生の全力を尽くすべきではないでしょうか。
 
そして「つくる会」は…。「日本出版協会」と同居していることで公安当局からマークされないよう気をつけてくださいね。
 
参考サイト
「トップ江戸川橋」の賃貸物件情報
Wikipedia日本出版協会
Wikipedia柳沢徳次
Wikipedia日本モンゴル親善協会
Wikipedia日朝文化交流協会
Wikipedia福留貴美子
電脳補完録 拉致問題解決まで
高知県警への告発状(救う会全国協議会ニュース)
 
※日本教育再生機構を騙った脅迫事件について、たくさんの情報ありがとうございます。引き続き募集しています。脅迫状を受け取った方、犯人について知っている方は下記の情報募集メールアドレスにご連絡いただければ幸いです。まだ被害届や告訴状を出していない方は警視庁に提出してください。
project-justice@mail.goo.ne.jp
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