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ロッテと旅をこよなく愛する日記

伊東さんは,実はドラ1信奉者?

2017-05-15 21:00:40 | 千葉ロッテ
負けるのはまあ仕方ないとして(仕方ないのか),常連さんとのコメントの中で,最近,ドラ1の不甲斐なさが話題に上がることが多く,そういや,そもそもあんまりロッテって,ドラ1とか気にしなかったのに,なんで最近不甲斐なさが目につくのかね!?,ひょっとして伊東さんがドラ1を重用しているので,余計に不甲斐なさが気になるの!?と思って,過去のドラ1と,レギュラー獲得者を比較してみることにしました(暇人か)

というわけで,今日もロッテ26番さんから引用させていただきます。

過去ドラフト一覧  過去レギュラー一覧

なにせ,うちのチームは花のドラ4という言葉があるくらいで,正直,ドラ1よりも,中位・下位指名に存在感があると言われるところ。実際,87年から89年指名の伊良部・前田・コミさんはやや例外として,98年以降2000年代までエースあるいは勝ち頭を担ったジョニー(2位),晋吾(6位),地味様(2位),俊介(4位),コバヒロ(4位),ナルニャン(6位)と,ほぼドラ1とは無縁。ドラ1で目立つのは,ピカチュウと雅やん,カラカーくんくらいですかね,投手陣の方は。

一方,打つ方も,まあ,落合(3位)とか愛甲(1位)とか西なんとかさん(5位)のレジェンドは置いといて,平井さん(6位),堀様(3位),初芝神(4位),福浦様(7位),GO!GO!明(3位),小坂(5位),サト(2位),タケ(4位),マツ(5位),ゴリ(3位)と,サブとツヨシを除いては,ほとんどドラ1とは無縁の状況。

正直言って,昔は高橋薫(99年)とか,柳田くん(05年)とか,1軍に上る機会すらないまま引退という選手も結構いたという印象で,ドラ1が重用されていたという印象も全くと言っていいほどないんですよね。


それが,伊東さんになってからは,(移籍組だけど)ワックン&井口が投打の軸を担い,ゴエモン・カラカーくん・祐太・タカシ・伊志嶺くん・松永くん・奨吾・大河と(数だけは)1軍にドラ1が目白押し。また,既におられませんが,キムキムとかハットリくんも,伊東さんになってからが,起用機会が最も多かったところ。ついでに,藤岡くんも祐太もパワハラ受けつつ,なかなか簡単には捨ててもらえないんだよね(爆)

とりわけ,キヨタンを除いては,愛人枠ともささやかれる,タカシ・伊志嶺くん・松永くん・奨吾辺りが,明らかにその他の選手よりもチャンスを与えられているところを見ると,伊東さん,心の底では


やっぱりドラ1はモノが違う

と信じているんではないかなあ。

何と言っても,ご自身も,とんでもない囲い込み政策の後,栄えあるドラ1指名を受けて,常勝西武の扇の要となったわけで,自分に対する自信というのは,人1倍,いや人3倍位あるんちゃうかなあ。何と言っても,監督就任のときに,最大の補強が俺とのたまったくらいだしなあ(苦笑)

ついでに,伊東さんが,腰を据えて育成できない,しない根本原因も,その自らが現役時代に次々と捕手のライバルをぶつけられて勝ち抜いてきたという自負があると思われ,そういう意味では,ちょっとかわいそうというか,いまさら生き方は変えられないような気もするんだよなあ。


多分,伊東さんは,俺が見込んだドラ1を育てたい,そして,そいつらにはそれを乗り越える力がある(はず)と信じているような気がするんだよね。

虐待は連鎖する,あるいはパワハラを受けたものは,パワハラを受けたものは必ずパワハラを正当化する(言い過ぎ?)とはよく言われるところで,その圧迫育成がうまく行けば一つの美談になるのかもしれませんが,残念ながら,今は平成の御代も押し詰まったゆとり世代,そして,伊志嶺くんも,松永くんも,奨吾も,あの根本御大(詳しくはmansengoさんの数々の記事をご参照下さい)が見込んで囲い込んだ伊東さんとは違うんだよな(苦笑)


すんげー取り留めもなくなりましたが,改めてやっぱり生き方は変えられんのだろうなあと思うところ。その愛のムチ?が結果につながるか,全く結果に繋がらず,ぼろぼろになってチームを去るのか,あるいはパラフィー&チェンくんを初めとした,伊東さんから見れば全くのアウトサイダー,あるいは香月くん,柴田君といったアウトオブ眼中の人々が奇跡を起こすのか,全く先行きは不透明ですが,そんなことはそんなこととして,選手たちは,とにかく自分たちの野球人生のためにがんばるという気持で,明日からも食らいついていってほしいところですね。

それではおやすみなさい

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (勝どきマリン)
2017-05-15 22:38:30
お久しぶりです
東京ドームに参戦して頭がおかしくなりそうでした(笑)
確かに伊東監督は育成は出来ない(下手な)方だと思いますが…育成が上手い監督っていうと…栗山さんですかね
でも、育成システム環境がハムは本当にしっかりしているので栗山さんでなくとも選手は育つだろうなと(コーチにも厚遇で、必要な補強はしっかりしますし)
同じくホークスも
うちは育成のビジョンが無いと小宮山に言われてしまうくらいですから、今後誰が監督になっても期待値低いなぁ
補強もして欲しいですが、それより育成システム環境を見直し改善して欲しい(若手が可哀想)平沢、成田、原、佐々木等、他球団に移籍させてあげてと思ってしまいます(苦笑)
今年のドラフトは入団拒否とかあり得たりして
(>_<)
ドラ1のお気に入りは、やっぱり大河ですね
大河にはロッテらしい選手になって欲しくない
、チームを変える選手になってほしいんですけどね…
返信する
興味深いです (jun)
2017-05-15 22:59:20
いや~試合のない日は心穏やかでいいですな~
試合なんか見ないで今日みたいなお題をファンの中で議論できるのは、とっても楽しいですな~
(プロ野球ファンに、こんなこと言わすなんて、どんだけ罪深い球団なんだか・・・)

個人的な意見としては、ロッテのドライチは大卒・社会人が多い故に「やってくれなきゃ困る」人が多いんじゃないかな、と。だから起用に拘ってしまうんじゃないですかね。実際、2003年の内くんを最後に、2015年の平沢くんまで(分離ドラフトはあるにせよ)高卒選手を取ってないんですよね(大嶺・唐川の位置付けは微妙ですが)。
当たれば大きい高卒選手をドラフト下位でしか採っていないが故に(=ドライチ指名濃厚なその年の目玉の高卒にはアタックしていない)、たまに当たる下位指名高卒選手が看板になるのが目立っちゃう(下位指名が皆伸びるわけでなく、伸びた選手のインパクトが大きい)。
一方で、即戦力と見込んだドライチの大卒・社会人がルーキーイヤーがキャリアハイで伸び悩むけど、「実力はこんなもんじゃないだろ?」と未練を残して使い続けるという構図なのかしら、と。

良くわからないですけど、これも歪なドラフト戦略の不幸な結果なのかもしれません。
ドライチの大卒・社会人がソコソコ成長してくれれば、もっと目立たずにすんだだけなのかも。
なんでみんな、初年度から下降線をたどるんですかね・・・

あぁ、明日は試合があるんかぁ・・・憂鬱。

PS ちなみに、花のドラ4は近年も当たり年なのかもです。
有吉、東條、ショーヘイ、益田、清田、伊藤ちゃん、ゼロ荻野、川崎、細谷・・(微妙に間引きしてますが)
返信する
>勝どきマリンさん (ポンタ)
2017-05-15 23:23:53
お久しぶりです,コメントありがとうございます!

いやー,この状況で参戦される方こそが真のファンだなあとしみじみ感じます。こんなとこで管巻いている私のようなおっさんより,百倍えらいです(苦笑)

そうですね,何と言っても育成と言えば,ハム・タカあたりですよね。ハムに至っては,育成システムがまずあって,それに合う監督・コーチを選んでいるといわれるくらいですもんね。そして,金持ち球団こそ,3軍まで持っている,先立つものがなければとはいえ,なんかもう富者はより富みというような状況は,教育上よろしくないですよね(涙)

ただ,うちもかつては高卒選手を立派に育て上げ,あるいは,育成・独立リーグ上がりの選手が首位打者取ったり,30セーブ上げたり,日本一の守備になったりしているわけですから,育成システム自体はあったはずなんですよね。

これが経費削減,ドラフト少数と来て,目の前の勝ちにこだわる伊東さんが来たことで,問題が一気に顕在化したのかなあと思ってます。私が伊藤さんへの一番の不満は,「役割を固定しないこと」なんですよね。藤岡くんにしても,祐太にしても,先発で使ったと思ったらリリーフにしてみたり,ルーキーズも下と違う役割をされてみたりと,場当たり感が強いなあとしみじみ感じます。それは野手のユーティリティーと言えば聞こえがいいですが,ポジション使いまわし,強打者志向なのか好打者志向なのか走塁重視なのか分からない起用法といったところにも端的に現れているように思います。これやられると,なまじ素直な若い子って,あっという間に目標を見失って,わけわからなくなるんですよね。ついでに,生え抜きコーチとも折り合いが明らかに悪く,誰も手綱を引けない状態というのが,拍車をかけているように思います。小谷さんがいるうちはまだ良かったように思うんですが,もはやまともな年長者がいない状況ですからね。イワオが,去年フォームを固めるまでは大河を上に上げたくなかったという気持ちも,今見ているとよく分かるところです。

やっぱり3位では,球団もなかなか真剣になれなかったというところはあると思うので,今年は色々いいきっかけなんだと思います。もう既に暗黒耐性ができつつあるので,納得の行くチームづくりを,これから時間と(使うべき)金をかけて,やっていってほしいところですね。
返信する
>junさん (ポンタ)
2017-05-15 23:30:16
コメントありがとうございます!

いやー,ホント,試合がなければ,いくらでも妄想膨らませられて楽ちんです(笑) しかし,我々もいい加減毎週同じこと言ってますよねえ。ホンマに罪深いチームです,全く。

junさんの見解こそ,実に興味深い。なるほど改めて見返してみても,かつては,それほど甲子園で名を馳せたわけでもない高校生を堂々と1位指名して,きっちり育て上げていたところがありますからね。90年代後半から00年代前半にかけてのドラフトは,当時暗黒だったにしては,相当腰が据わっていたなあと感じるところです。

それが以後,「やってくれなきゃ困る」即戦力志向に走って,期待と違っても使い続ける,逆に,高卒は小粒っ子で,そこそこはやれても,突き抜ける素材は出てこない・・・ということで,こちらもきっちりとデフレスパイラルにハマっているのかもしれませんね。

この前ヤフー記事であったのは,広島は,とにかく大卒選手の引き&育成がうまいということで,そのあたり,うちは素材と育成方向のギャップなど色々と問題があったのかもしれませんね。結局のところ,松永くんにしても,藤岡くんにしても,リリーフと先発をコロコロ変えてみたり,野手もポジション変えたり,巧打者に強く打てと言ってみたり,逆に強打者タイプにうまく右方向に運べと言ってみたり,なんか,未練を残して,変に違う道を模索したりするのが良くない結果を招いているのかも。

こうなると,やっぱり来年は,もう意地でも清宮くんかなあ。性格そこそこ悪そうなので(爆),あっさり拒否られる可能性もあったりしますが。

しっかし,花のドラ4を考えても,やっぱり軸は育成,というよりも,素材を見出し,それにあった活躍の場を与えることが一番ですよね!
返信する
ドラ1こそ要練習 (つんぼけこりゃ)
2017-05-16 09:25:05
伊東監督になってからのドラフト選手はもちろんですが、中でもドラ1は松永、石川、奨吾、平沢、佐々木と自らが選考に係っているため確かに思いいれがあると思います。そして選手もすばらしい能力のある選手であることは確かです。
この中でも自分的には奨吾は大学までの野球暦、身体能力からみれば今はバリバリできているはずなんですよね。もっと失敗していもいいから奨吾を9番固定で使ってもらいたいですね。守るところはショート、セカンド、サードどこでもこなせるし・・
捕手出身であるが為に特に捕手に厳しいですが、その中でやっている田村、吉田はもっと自信を持ってやるべきで、特に田村はベストナイン捕手なんだから尚更です。石川の復帰から巻き返しを期待です。
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>つんぼけこりゃさん (ポンタ)
2017-05-16 21:24:19
コメントありがとうございます!

そうなんですよね,実際,いい選手たちを獲ることができているとは思うんですよね。

奨吾は,間違いなく大型内野手となりうる素質を持っているだけに,守備でドツボにはまったり,打つ方でも悩みに入ってしまっているのがもったいないところです。去年,サブの引退試合を見に行ったときも,サブに何か声をかけられてウルウルしていたりして,実際は相当ナイーブな性格のようなきがするんですよね,彼。何とか,自分を取り戻して,本来の天然キャラで爆発と行ってほしいところですが,どうなることやら・・・。

おっしゃるとおり,とりわけタムタムにはもっと自信を持たせてやって欲しいところですよね。タムタムすら育てきれないとあまりに寂しいので,「厳しくいろいろ行ったけど,お前が正捕手だ」くらい最後には残して,伊東さんにはチームを去ってほしいなあと思うところです。

しっかし,ゴエモンどうこう以上に,最近,英二コーチの言動にかなりムカついている私です(苦笑)
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