今日はボビーの提言ニュースを。
バレンタイン監督「WBC優勝がさらなる人材流出に」
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[東京 30日 ロイター] 千葉ロッテ・マリーンズのボビー・バレンタイン監督が30日、日本のワールド・ベースボール・ クラシック(WBC)連覇は大リーグ(MLB)へのさらなる人材流出につながるという見方を示した。
ロイターの電話インタビューに答えたバレンタイン監督は、「より多くの選手が日本を離れるのではと心配している」と危惧(きぐ)し、国内球団のオーナーが選手に歩み寄り、日本に残るためのさらなるインセンティブを提供するよう訴えた。
バレンタイン監督は、韓国とのWBC決勝戦で決勝打を放ったイチローや2大会連続で最優秀選手に選ばれた松坂、またWBCには出場しなかった松井秀喜について、「彼らは皆、自分の目的を果たすために日本を出た」とコメント。「お金をもっと稼ぐためにメジャーに渡った選手もいる。引退時に倍の金を稼げると分かっていれば、もちろん誰だって行くだろう」とも語る。
一方で、もし日本球界を選手の年棒や労働条件、マーケティング、PRなどの面で改善できれば、選手が日本に残ろうと思えるだけの収入をもたらすことができると、バレンタイン監督は言う。
<競合できるシステムを>
バレンタイン監督は、国内12球団のオーナーに対し、人材の大量流出が起きる前に日本球界の魅力を高めるべきだと警鐘を鳴らす。
「ちゃんと報酬をもらっていれば、選手が外国へ出掛けて、違う言葉や食べ物などの障害に気をもむ必要はないはず」とした上で、「日本は、MLBと少なくとも競合できるシステムを作る必要がある」と訴える。
WBCで注目を浴びた日本の選手と言えば、ダルビッシュ有と岩隈久志の2投手だが、今後さらに多くの選手がメジャーに渡る可能性があるという。
「球団が大きな負担を負うべきと言っているのではない。ただ、分かち合う必要があるだけ」とバレンタイン監督。「もし(MLBと)競おうとするなら、まず自分のオフィスを明るくすることだ」と、球団の姿勢に変革を促した。
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WBC優勝が,日本球界のさらなる人材流出につながるとのボビーの言葉です。
我らが監督の,こと采配に関しては,賛否両論があるのは重々承知してますし,まあ納得いかん気持ちも分かりますなあ・・・というところではあるんですが,やっぱりロッテファンとしては,あの!ロッテの監督が球界全体のことを考えた提言を繰り出すというのは,とても誇らしい気持ちになる大きな一つの材料でした。
連覇に水を差すわけではありませんが,WBCがメジャーにとって,一種の品評会,草刈場になっているというのはある種周知の事実。何せ現在のメジャー日本人選手のうち,松坂君,岩ムラン,福留選手,そして我らが薮田投手の実に4人は前回優勝チームのメンバー(黒田投手も予選までメンバーだったかな?)。
はっきり言って岩ムラン,薮田投手とかWBCがなければ絶対メジャー行ってなかった!といっても過言ではないような気が。
選手にとっては大いなる夢をかきたて,メジャーにとっては,より取り見取りで世界中のいい選手に触手を伸ばす大いなるチャンスでもあるわけです。
しかし,まさかまさかの優勝で,浮かれることはあっても,おそらくNPBに真剣に人材流出を食い止める気があるとは到底思えません。たとえば年俸だけでなく,選手の年金,あるいは放映権料のプールなど手段は多々あれど,いずれも球界全体としてまともに議論された形跡すらなし。むしろFA期間短縮など見事に逆目に走っているわけですからね・・・。せいぜいメジャーに行った新人さんに嫌がらせのような鎖国政策を取るくらいが関の山というようではあまりに寂しい。
これだけ人材が流出してもスターが出てくる野球界の底力と見るべきなのかもしれませんが,やっぱりダルとか岩隈,そしてツヨぽんとかがいなくなったパ・リーグって考えただけでも寂しいですよね・・・。不景気だからと値上げに走るだけでなく,こんな機会だからこそ少しでもできることを考えてほしいところです。
せっかく,シリウスのような新しい試みも出てきたところですからね(巨人が育成の見本のように言われるのも納得いきませんが(笑))。
何はともあれ,ボビーにはたとえ今年限りで契約が終わったとしても,何らかの形で日本球界への提言は続けてほしいと思った今日この頃でした(どうせ黙殺されるんでしょうけどね・・・)。
それではおやすみなさい
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バレンタイン監督「WBC優勝がさらなる人材流出に」
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[東京 30日 ロイター] 千葉ロッテ・マリーンズのボビー・バレンタイン監督が30日、日本のワールド・ベースボール・ クラシック(WBC)連覇は大リーグ(MLB)へのさらなる人材流出につながるという見方を示した。
ロイターの電話インタビューに答えたバレンタイン監督は、「より多くの選手が日本を離れるのではと心配している」と危惧(きぐ)し、国内球団のオーナーが選手に歩み寄り、日本に残るためのさらなるインセンティブを提供するよう訴えた。
バレンタイン監督は、韓国とのWBC決勝戦で決勝打を放ったイチローや2大会連続で最優秀選手に選ばれた松坂、またWBCには出場しなかった松井秀喜について、「彼らは皆、自分の目的を果たすために日本を出た」とコメント。「お金をもっと稼ぐためにメジャーに渡った選手もいる。引退時に倍の金を稼げると分かっていれば、もちろん誰だって行くだろう」とも語る。
一方で、もし日本球界を選手の年棒や労働条件、マーケティング、PRなどの面で改善できれば、選手が日本に残ろうと思えるだけの収入をもたらすことができると、バレンタイン監督は言う。
<競合できるシステムを>
バレンタイン監督は、国内12球団のオーナーに対し、人材の大量流出が起きる前に日本球界の魅力を高めるべきだと警鐘を鳴らす。
「ちゃんと報酬をもらっていれば、選手が外国へ出掛けて、違う言葉や食べ物などの障害に気をもむ必要はないはず」とした上で、「日本は、MLBと少なくとも競合できるシステムを作る必要がある」と訴える。
WBCで注目を浴びた日本の選手と言えば、ダルビッシュ有と岩隈久志の2投手だが、今後さらに多くの選手がメジャーに渡る可能性があるという。
「球団が大きな負担を負うべきと言っているのではない。ただ、分かち合う必要があるだけ」とバレンタイン監督。「もし(MLBと)競おうとするなら、まず自分のオフィスを明るくすることだ」と、球団の姿勢に変革を促した。
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WBC優勝が,日本球界のさらなる人材流出につながるとのボビーの言葉です。
我らが監督の,こと采配に関しては,賛否両論があるのは重々承知してますし,まあ納得いかん気持ちも分かりますなあ・・・というところではあるんですが,やっぱりロッテファンとしては,あの!ロッテの監督が球界全体のことを考えた提言を繰り出すというのは,とても誇らしい気持ちになる大きな一つの材料でした。
連覇に水を差すわけではありませんが,WBCがメジャーにとって,一種の品評会,草刈場になっているというのはある種周知の事実。何せ現在のメジャー日本人選手のうち,松坂君,岩ムラン,福留選手,そして我らが薮田投手の実に4人は前回優勝チームのメンバー(黒田投手も予選までメンバーだったかな?)。
はっきり言って岩ムラン,薮田投手とかWBCがなければ絶対メジャー行ってなかった!といっても過言ではないような気が。
選手にとっては大いなる夢をかきたて,メジャーにとっては,より取り見取りで世界中のいい選手に触手を伸ばす大いなるチャンスでもあるわけです。
しかし,まさかまさかの優勝で,浮かれることはあっても,おそらくNPBに真剣に人材流出を食い止める気があるとは到底思えません。たとえば年俸だけでなく,選手の年金,あるいは放映権料のプールなど手段は多々あれど,いずれも球界全体としてまともに議論された形跡すらなし。むしろFA期間短縮など見事に逆目に走っているわけですからね・・・。せいぜいメジャーに行った新人さんに嫌がらせのような鎖国政策を取るくらいが関の山というようではあまりに寂しい。
これだけ人材が流出してもスターが出てくる野球界の底力と見るべきなのかもしれませんが,やっぱりダルとか岩隈,そしてツヨぽんとかがいなくなったパ・リーグって考えただけでも寂しいですよね・・・。不景気だからと値上げに走るだけでなく,こんな機会だからこそ少しでもできることを考えてほしいところです。
せっかく,シリウスのような新しい試みも出てきたところですからね(巨人が育成の見本のように言われるのも納得いきませんが(笑))。
何はともあれ,ボビーにはたとえ今年限りで契約が終わったとしても,何らかの形で日本球界への提言は続けてほしいと思った今日この頃でした(どうせ黙殺されるんでしょうけどね・・・)。
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