大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

富士山静岡空港の今! その467 塩の道 空の道 新信州街道・・・FDA静岡松本線

2010-10-30 23:45:00 | 富士山静岡空港
静岡県と長野県。お隣の県で直線距離では近いものの、陸上交通を使うと甲府や名古屋、東京を経由しなければならず、私の街からでは3~4時間はかかってしまいます。
言語学の世界では、長野県・山梨県・静岡県の方言には共通しているところがあると言われています。かつては高校ラグビーも「信静代表」として静岡・長野で1チーム出場している時代もありました。地図の上では近くの県、徒歩で行き来をしていた時代にはかなりの往来があったはずですが、陸上交通が東西に発達したため、いつしか遠いところになってしまいました。

写真の看板は牧之原市相良にある「塩の道」起点の案内板。「塩の道」とは江戸時代に海岸部の各地から信州へ向けて「塩」を始めとした物資を輸送したルートで、静岡県では富士川と相良のルートが知られています。


遠州相良からの「塩の道」は、掛川を経て、現在の国道152号線に沿って伊那・諏訪地方まで至るルート。旧国名では遠江と信濃を結ぶ道です。別名「信州街道」や「秋葉街道」とも言われています。


そんな静岡と長野を結ぶ新しい道「空の道」が10月31日に開通します。所要時間は55分。実際に空を飛んでいる時間はもっと短いでしょう。「塩の道」の起点「相良」がある牧之原市には、この「空の道」の起点である富士山静岡空港があります。これも何かの縁でしょうか。

さて、明日の初便を担当する緑フジが、虹を越えて帰ってきました。ぜひこの新しい「空の道」で長野県との交流が増え、路線が末永く続くことを願いたいと思います。

FDA/JAL 静岡福岡線 若松南海岸(若松バンド)

2010-10-24 07:00:00 | 静岡空港就航先への旅
昨日は若戸渡船をご紹介しましたが、今日は若松を歩きます。この若松は旧若松市、1963年に小倉市、八幡市、門司市、戸畑市と合併して、現在は北九州市若松区になります。


タイトルにあるバンド(bund)とは埠頭を意味する言葉です。上海外灘が有名でしょうか。中央は旧古河鉱業ビル、大正8年の建築です。


渡船の若松側の発着場から若松駅までは、このように明治・大正期に作られたビルが並んでいます。


振り返ると大きな若戸大橋が見えます。


こちらは石炭会館。若松は筑豊の炭鉱から運ばれる石炭の積み出し港として繁栄してきました。


そして、その石炭会館の前には「ごんぞう小屋」が復元されています。「ごんぞう」とは船に積み込む石炭の荷役をする人たちのことで、この小屋は休憩所も兼ねた詰め所でした。


小屋の中には当時の写真とともに、ハードだった仕事の内容が紹介されています。私は石炭とそれに関わる仕事のことをよく知らないので、こういう解説があると、とことん読んでしまいます。


15分ほど歩くとJRの若松駅に到着します。かつては石炭を満載した貨車が広い構内を行き来していたとのことですが、その場所は住宅団地に変わってしまいました。


座席に座ると心地よい風。上を見ると扇風機が回っていました。
なんとも駆け足でご紹介した若松の街。若戸大橋の下にあった海に浮かぶ若松城など興味深い話はいっぱいあって、本当はもっとじっくりご紹介したいところですが、それは次回訪問の時にいたしましょう。


窓から入る風を受けて鹿児島線の折尾駅に向かいます。折尾駅は九州内で1・2を争う駅弁「かしわめし」がありますが、今回は残念ながら乗り換え時間がほとんどありませんでしたので、こちらも次回ご紹介となりました。


2日間でお届けした静岡空港就航先への旅、福岡編の第3弾はいかがでしたでしょうか?ちなみに今回はJALマイレージ特典搭乗の都合から、ちょうど24時間の弾丸ツアーでした。

静岡空港19:30--※--福岡空港--(高速バス)--大村(泊)--長崎空港--※--※壱岐空港--※原の辻遺跡--※一支国博物館--※清石浜--芦辺港--※--博多港--天神--唐人町--※黒門飴--唐人町--博多駅--戸畑駅--※若戸渡船--※若松バンド--若松駅--折尾駅--博多駅--福岡空港--※--19:30静岡空港
※=ブログでご紹介した場所・フライトです。

次回の静岡空港就航先の旅は、5時間半の弾丸ツアー「錦秋の○○路」をお届けできる?かもしれませんので、どうぞお楽しみに。

FDA/JAL 静岡福岡線 若戸大橋と若戸渡船 

2010-10-23 05:30:00 | 静岡空港就航先への旅
鹿児島本線を戸畑駅で降りて北に向かうと、視界に赤い大きなつり橋「若戸大橋」が見えてきます。
6月以降、FDA/JAL静岡福岡線を中心にお届けしてきた「空の散歩」「就航先への旅」企画の最終回、今回は北九州市の若戸大橋と若戸渡船、そして若松の街をご紹介します。


若戸大橋の下にやってきました。なぜこの橋にやって来たかと言いますと、ちょうど若戸大橋の完成した日、遠く離れた静岡で私は生を受けました。今まで私と全く同じ期間生きて来た…そんなことから妙な親しみが沸き、一度この橋を見てみたいと思っていたからなのです。、
ちなみに、そう書くと、完全に私の生年月日が分かってしまうのですが(爆)…今から48年前のことです。


北九州市の若松区と戸畑区を結ぶ若戸大橋の下には、同じくこの2つの区を結ぶ渡船が運航されています。料金は片道100円。両区を行き来する人たちの重要な足になっています。


今は本四架橋をはじめとして、たくさんのつり橋がありますが、全長627mは当時東洋一のつり橋でした。今から渡船に乗って洞海湾を横断し若松へ向かいます。


さあ出航です。みるみる渡船場が小さくなっていきます。


心地よい風に乗って潮の香りがしてきました。


わずか3分、対岸の若松渡船場に到着です。対岸の日本水産のビルがとってもおしゃれです。
さて、1962年完成のこの橋は北九州市道路公社が管理する有料道路なのですが、その償還期限は西暦2029年、まだあと19年先です。私もその頃までは現役で働き、報酬を得ていたいと思います。

明日は若松の海岸を歩いてみます。

エボルタ君島田宿に到着!東海道53次チャレンジ中

2010-10-21 00:00:00 | 東海道を行く
パナソニックの充電式乾電池「エボルタ」のキャラクターロボット「エボルタ君」。乾電池を乗せた大八車を引きながら東海道を京の都に向かって上るチャレンジを行っています。
9月23日に日本橋を出発し、10月20日に東海道五十三次23番目の宿場「島田宿」へ入りました。


到着場所の「おび通り」には、エボルタ君を一目見ようと大勢の人が集まっています。この「おび通り」の入口は島田宿にあった3つの本陣(大名などの宿泊場所)のうち下本陣が置かれた場所です。


午前中に藤枝宿を出発したエボルタ君、夕方小雨の中を無事に島田宿に到着しました。


余りにも大勢の人が集まったため、記念撮影は「おび通り」の島田陣屋跡に移動して行われました(下の写真)。
江戸時代、交通の要衝であった島田は、お殿様が治める藩領ではなく後に天領と呼ばれる幕府の直轄地でした。天領を治めるのは代官で、その陣屋(代官所)がおび通りの柳町駐車場辺りに置かれていました。


1日1回の充電を繰り返し、背負った2本の乾電池の力だけで東海道約500kmを走破するこのチャレンジ。雨天の場合は中止のこともあるので、お天気次第では川どめでお休みかもしれませんが、21日は午前10時に島田宿を出発して大井川を渡ります。

※詳しい情報、Live映像等はパナソニックのサイトをご覧下さい。>>>こちら
ちなみにエボルタ君に敬意を表して、Panasonicのデジカメで撮影しております。

富士山静岡空港の今! その466 中国東方航空大型機A333飛来 2 (開港502日目)

2010-10-18 06:00:00 | 富士山静岡空港
先週の中国東方A333の飛来の様子を続けます。ずらっと並ぶ窓がいいですね。さすが大型機です。


ウイングレッドだけで、軽飛行機の尾翼くらいありそうな感じです。


緑のトーバーに記されたB777とA340。早いうちにいずれか飛来してくれるといいですね。


さぁいよいよ上海に向けて出発です。


普段撮っている飛行機と大きさが格段に違うので、構図が定まらないまま"なりゆき"で撮影です。


A320やE170ならちょうどピッタリ機体が納まるサイズなのですが…


「ふわん」と浮いて離陸していきます。大型機はこの「ふわり」感がなんとも言えません。次はいつ飛来するのか…春節あたりにたくさんの観光客を乗せてやって来てほしいですね。雪をかぶった富士山をバックに、今度は構図を整えて撮りたいと思います。

富士山静岡空港の今! その465 FDA4号機夜間駐機 (開港501日目)

2010-10-17 10:00:00 | 富士山静岡空港
アメリカ大陸からはるばるやって来たFDA4号機緑フジ。到着してからゆっくり休む間もなく定期便に投入されます。


新色の全国デビュー。松本のお披露目は終わりましたが、これから福岡・札幌・小松・熊本・鹿児島、そして小牧でもこの色の機体を見ることができます。


ヘッドカバーは今まで通り機体のカラーと同じでしょうか?


小松便が到着すると3機が揃います。(奥から青フジ・赤フジ・緑フジ)
3番スポットが空いておりますので、ここに福岡からの桃フジが入ると、ちょうど4機揃いますがいかがでしょうか。


そうしていると福岡から桃フジが帰ってきました。福岡便出発までのわずかな時間(スケジュール的には同時間)、これで4色揃うと思っていたら…


音もなく2号機がプッシュバックを開始です。トランプや麻雀で作った役を仕方なく流してしまう時と同じ気分です。


色は違いますが、また3色の写真です。通いつめれば4機が揃った写真も撮れそうですが、なかなかそこまで時間がありません。しかも10月31日からは名古屋-福岡線の運航開始に伴い、夜間駐機は静岡2機、福岡1機、小牧1機となります。4機揃ったの写真を撮るチャンスはここ2週間、めでたく写真は撮れるのでしょうか。

※明日はもう一度、中国東方A333をお届けします。

富士山静岡空港の今! その464 中国東方航空大型機A333飛来 (開港500日目)

2010-10-16 22:00:00 | 富士山静岡空港
今週はFDA4号機の到着があったため、「今!」としてはちょっと古いのですが、本日は中国東方航空の大型機飛来の様子をお届けします。


中国東方航空では、県の「ふじのくに3776訪中団」などにあわせて11日と15日の両日にA330-300を運航しました。主翼が長く本当に優美な姿をしたA333。


訪中団に合わせて、富士山も顔を出しました。


A333は静岡空港に飛来した旅客機の中では最大級です。過去には大韓航空が同じA333を定期便に使ったことがあります。(>>>こちら) 


西側展望広場の先を通りエプロンに向かいます。その大きさにも圧倒されますが、それをフェンスぎりぎりの間近に見られるのは静岡空港のすばらしいところです。


屋根の上に飛び出した尾翼。FDA(エンブラエル)の尾翼は手前にありますので、実際にはこれ以上の違いがあります。


そこでちょっと合成を。普段の定期便に使われるA320を、同じ2番スポットに配置してみました(グレースケールの機体が普段のA320です)。これでA333の大きさはおおよそ掴んでいただけたかと思います。A333左下にいるベルトローダーの大きな傾きや、逆にボーディングブリッジがほぼまっすぐなところからもその大きさがうかがえます。

※明日は4号機の画像を再びお届けします。

富士山静岡空港の今! その463 FDA4号機(JA04FJ)到着! (開港496日目)

2010-10-12 22:00:00 | 富士山静岡空港
FDAに新しい兄妹が加わりました。やってきたのは4号機となる「緑フジ」。


今までの1~3号機までの兄妹は新造機で、ブラジル生まれの静岡育ちでしたが、今回の4号機は2006年ブラジル生まれのアメリカ育ち。静岡にやってくる前は北米大陸の空を飛んでいました。・・・ということは、機齢からすると一番の兄貴となります。「1号機の赤フジにはお兄さんがいた・・・」といったところでしょうか。



もっと詳しい内容も掲載したいのですが、時間も限られておりますので、今回はこの辺で。報道によれば5号機となるJA05FJも今年中にやってくるとのことですが、この予定であればカラーの発表は10月末でしょうか?

第106回島田大祭(帯まつり) その4

2010-10-11 22:00:00 | 島田・大井川・川根
島田大祭(帯まつり)の最終日。今日は御神輿が本通りを通り御旅所までを往復する「御渡り」が行われました。


大奴など大名行列に続くのは御神輿の行列。「担ぐ」というよりは静かに移動するのが特徴です。


御神輿の行列にいる天狗の姿をした猿田彦が、札を紙吹雪のように撒きます。金・銀の札を手にした人には幸福が訪れるとあって、路上に残っているのは白い札ばかり。


行列の中の四神旗。青龍(東)、朱雀(南)、白虎(西)、玄武(北)の四方を守る神ですが、上にちゃんと乗っているのに初めて気づきました。


御神輿の後に続くのは鹿島踊、六街の担当です。


大名行列のクライマックスは「本陣入り」。いつもは大名行列を担当する七街で行われていましたが、今年は駅前の「お祭り広場」で行われました。もちろん歩道は人でいっぱいで、身動きできない状況でした。


鹿島踊の後からは一街から五街までの屋台が続きます。


屋台は各街区に戻って上踊りなどを披露します。また御旅所の元宮では地踊りが披露されます。

さて、賑わった島田大祭も今日で終了、次の第107回島田大祭は3年後の2013年(平成25年)に行われる予定です。今回はお祭りの様子を駆け足でご紹介しましたが、次回の大祭はもう少し詳しくお届けしたいと思います。

第106回島田大祭(帯まつり) その3

2010-10-10 15:30:00 | 島田・大井川・川根
昨夜の激しい雨も上がって、お天気が急速に回復。今日(2日目)は絶好のお祭り日和になりました。


昨日と同じ本通三丁目付近の様子です。今日は歩道がぎっしりと人で埋まっています。


大名行列が近づくにつれて、さらに人が集まって身動きできない状態になります。


今回の大祭から、島田駅横断通路という新たな撮影スポットができました。ただし、この場所から大名行列を撮影できるのは今日だけです。


夜になる前に大井神社に参拝をしましょう。


そして夜は各街屋台での上踊りや地踊りでお楽しみください。(写真は前回=2007年の様子)

明日もいいお天気になりそうです。最終日も大名行列や屋台の奉納踊りがありますので、ぜひ島田にお越しください。

第106回島田大祭(帯まつり) その2

2010-10-09 16:30:00 | 島田・大井川・川根
9日は300年以上続く島田大祭(帯まつり)の初日。本来なら大名行列、鹿島踊、屋台が市街各所を周るはずでしたが、あいにくの雨。小雨の中で一部実施された行事もあるのですが、午後からは本降りとなってしまいました。写真は車輌通行止めの本通の様子です。


たくさんの観光客が降り立つ島田駅には、臨時の券売機が置かれていました。


駅前で配布されていた雨天用のスケジュール表。雨天の場合には島田市民会館で大名行列や上踊りが披露されます。また各街では小学校や公民館、宴会場などで上踊りや地踊りなどを披露します。島田市観光協会のサイトに本日のスケジュールがあります。>>>こちら


矢印のところに大鳥毛などが見えます。雨の中本当にたいへんです。


午後は通行規制が解除されました。今日はこのまま終わってしまいそうです。明日も今のところは雨、早く回復して夜には屋台を観たいものです。

第106回島田大祭(帯まつり) その1

2010-10-09 03:30:00 | 島田・大井川・川根
いよいよ始まりました3年に1度の島田大祭(帯まつり)。会社の窓から賑やかなお囃子が聞えてきます。そういえば3年前にはこのブログは休眠中の状態でした。写真の新しい島田駅も、工事は行われていましたがまだ出来上がっていませんでした。3年間とはいえ10年位の時間が経過したように思えるのは・・・歳をとったからでしょうか?逆に若いのでしょうか?


新しい駅が完成してから初めての大祭。その駅前に早速屋台が登場です。普段は歩けない車道も、この大祭期間中はゆっくり歩くことができます。車道を歩くと新しい「島田」が発見できるかもしれません。

ただ、心配なのはお天気です。6年前の台風ほどではありませんが、天気予報には傘マーク。なんとか小降りですんで秋の高い空が戻ってくることを祈りたいと思います。

富士山静岡空港の今! その462 静岡空港10月時刻表 (開港488日目)

2010-10-04 23:30:00 | 富士山静岡空港
■最新の時刻表に変更いたしました。(10/9)

■10月5日に今月の公式時刻表が変更されました。こちらの時刻表は変更前の9月発表時のものです。機種変更・時刻変更・追加や中止となる便がありますので、詳しくは公式時刻表をご確認ください。またこちらの時刻表は後日変更いたします。

遅くなりましたが10月の富士山静岡空港の各時刻表を掲載します。<本日自動更新です>
まずはこちらの見学用時刻表。チャーター便多数飛来、そして時刻も少しずつ違うために12時台~15時台は配置に苦労いたしました。


こちらは出発時刻表。今月は湖北省武漢から中国東方、南方合わせて6便の他西安から初チャーター、そして久しぶりの杭州からもチャーター便がやってきます。さらに上海便は県の3776訪問団などに伴い、普段の週4便に加えて、臨時便が運航されます。
※見学用・出発用時刻表ともに10月30日までのダイヤです。


11日はこの3776訪問団の出発日、参加人数から定期便の中国東方航空上海便に使用されるA320では賄いきれません。当然機材も大型化されます。
そこで、今月は別途この「上海便」のみの時刻表も作成いたしました。

国内路線では減便や運休などのニュースが流れていますが、国際線はチャーターを含めて、前年度よりも搭乗者数が増えています。すでに内際の割合は6:4になっており、中・大型機が定期的にやってくるようになれば比率は5:5に近づくのではないかと思われます。

※チャーター便の運航や使用される機材につきましては、今後キャンセルや変更になる可能性があります。当日の出発空港のフライト情報を参考にしてください。

上海浦東空港  
西安咸陽空港
武漢天河空港
長沙黄花空港 音が出ます
(いずれも中国語)

富士山静岡空港の今! その461 初飛来!ウラジオストク航空TU-204 その3 (開港486日目)

2010-10-02 18:00:00 | 富士山静岡空港
9月20日以降5回にわたってお届けしたウラジオストク航空初飛来のレポート。今回が最終回です。Tu-204の機種部分に書かれたロシア語は、2万店のネットワークがあるロシア最大の商業銀行「ロシア貯蓄銀行(СБЕРБАНК РОССИИ)」のロゴです。


前々回のA320とTu-204の「間違いさがし?」は皆さんお分かりになりましたでしょうか。パッと見て3ヵ所の違いがありますが、まずはエンジン(大きさ)がかなり大きいですね。


そして脚周り、車輪(ギア)の数が多いです。


そしてせり上がったウィングレッド。A320は上下に少しだけ開いたようなウィングチップですね。


いよいよハバロフスクに向け出発です。今回のチャーター便で静岡空港飛来機の国籍も1つ増えました。来夏もぜひ静岡とロシアを結んでほしいですね。


なかなか海外へは出かけられませんが、ぜひ1度行ってみたい旅行があります。それは外国の富士山巡り。外国の富士山とは富士山に似ている成層火山のことなのですが、択捉島から先の千島列島やカムチャッカにはこの成層火山がたくさんあります。しかも今でも噴火している活火山まであります。Google-Earthで北海道の根室からカムチャッカ半島まで横断していただくとその数の多さが分かるかと思います。

特に気になるのが「オンネコタン(温禰古丹)島」の幽仙湖に浮かぶ黒石山と「カムチャッカ半島」にあるクリュチェフスカヤ山やカリャーキ山。最近も噴火している画像を見つけました。

残念ながらオンネコタン島を含む千島列島は上陸不可能でしょうから、カムチャッカの山々を見てみたいですね。現在のところ成田からカムチャッカまではウラジオストク航空の定期チャーターがあるようですが、ぜひ静岡からも飛んでほしいと思います。まずは費用を貯めることが先決ですが、この方面には私とよく似た海棲哺乳類もたくさんいるようですので(爆)。


富士山静岡空港の今! その460 初飛来!ウラジオストク航空TU-204 その2 (開港485日目)

2010-10-01 23:30:00 | 富士山静岡空港
9/26のウラジオストク航空チャーター便で運航されたロシア製Tu-204。
静岡では定期便のロシア機はありませんのでトーバー持参です。今回はトーバー積み込みの様子をたっぷりとご覧ください。<本日は自動更新です>

さて、荷物室のハッチが空いていましたので、しばらくは飛ばないなと思ってターミナルに向かいかけた瞬間、ゆっくりと翼が動き始めました。


開けたままトーイングされて、5番スポットの前まで移動。西側展望広場からは絶好のシャッターチャンスになりました。


まずはトーバーの取り外し。


そして折りたたみます。鉄の塊のように思えますが一体どの程度の重さがあるのでしょうか?


「はたらく車」がスタンバイです。


普段はスーツケースを運んでいますが、今日はスタッフともどもトーバーを運びます。


トーバー格納完了です。ロシア側のスタッフがタラップを駆け上がります。


そして、ハバロフスクに向けて出発です。一連の作業はおよそ5分間。普段は見ることのできない貴重な光景を写真に収めることが出来ました。

※いつもは1日に富士山静岡空港時刻表をお届けしておりますが、諸事情により後日掲載をいたします。