大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
富士山静岡空港をはじめ大井川流域のさまざまな
情報を掲載しています。

富士山静岡空港の今! その137 ターミナルビル (開港まで96日)

2009-02-28 23:59:00 | 富士山静岡空港
FDAの1号機が静岡空港に飛来。
せっかく機会でしたが、業務優先ですので写真は撮れませんでした。
そこで、今日は完成が近づきつつあるターミナルビルの様子です。


身障者用の乗降車場もきれいに舗装され、通路には屋根がつきました。
(こちらは2008年11月の様子>>>こちら


展望フロアのあるビルの中央部。
ガラス張りなので駐車場が反射して、中の様子をうかがうことは出来ません。
ただ、2Fの出発ロビーに向かうエスカレーターが見えます。


管制塔の建物の入口。ピカピカの国交省のプレートが見えます。

春さきどり 長狭米使用 房総手提げ籠 千葉駅

2009-02-27 23:55:26 | サイバー駅弁大会
こちらは「房総手提げ籠弁当」。
春の一日、こんなお弁当を持って菜の花畑を見に行きたいものです。


ぶりの照焼、伊勢えびのコロッケ、ブロッコリーのマヨネーズ焼に煮物。
そしてちょっと隠れて見えませんが、黄色のおかずカップの中には房総の海の幸「鰯の胡麻漬け」と「さざえのマリネ」が収まっています。



蓋をとる前の様子。
籠は菓子入れなどに再利用できそうです。


3月1日までの限定商品です。 千葉駅 万葉軒 ¥1,000

春限定 吹き寄せ弁当 春小町 東京駅

2009-02-26 23:24:31 | サイバー駅弁大会
2月も残りわずか、もう春3月です。
季節限定のお弁当「春小町」、菜の花の煮物が春の訪れを感じさせてくれます。


桜鱒に桜えび。色も名前も春にふさわしい素材です。


画面中央左上のクッキーシュー。最初に手をつけてしまいました、失敗っ!



例によっておしながき。



春色のパッケージに若草色の掛け紙。心がときめく演出です。

NRE 株式会社日本レストランエンタプライズ ¥1,300

富士山静岡空港の今! その136 タラップ車 (開港まで99日)

2009-02-25 23:59:38 | 富士山静岡空港
ターミナルビルの西側に空港内で使用する特殊車両が見えます。静岡空港でグランドハンドリング業務を行う静岡エアポートサービス株式会社の車両です。



中でも背の高いタラップ車が目に付きます。
お雛さまの箪笥や茶道具ではありませんが、こういった脇役が揃っていくと空港らしくなります。粋な計らいで、土日あたりに石雲院展望台の正面で展示してくれるといいのですが。

※次の「富士山静岡空港の今!」は週末にお届けします。

富士山静岡空港の今! その135 アクセス道路メインルート県道408号 (開港まで100日)

2009-02-24 23:33:54 | 富士山静岡空港
空港施設見学会のバスが行くのは、県道408号静岡空港線です。


空港まであと1km。アクセス道路3ルートの交差点より空港側にこの標識があります。今のところ一般道に設置されている標識は「空港」の文字がフィルムやテープで封印されていますが、こちらは工事区域内のためオープンです。


こちらは第5駐車場脇にある展望施設。空港西側からの様子です。

さて、いよいよ開港まで100日となりました。
旅行会社、航空会社でも静岡空港に関する商品や案内が出始めました。
(H.I.Sのサイト>>>こちら 全日空の運行開始路線案内>>>こちら

※富士山静岡空港サポーターズクラブ(利用促進協)のサイトに駐車場の詳しい案内図が掲載されています。ご参考まで>>>こちら

富士山静岡空港の今! その134 アクセス道路牧之原・金谷ルート (開港まで101日)

2009-02-23 23:58:55 | 富士山静岡空港
アクセス道路の牧之原・金谷ルート、舗装部分が空港に向かって少しずつ延びていきます。(2月はじめの様子>>>こちら


こちらは途中から金谷側を見たところです。


さらにこちらは現道の県道73号線との比較。現道は1車線。
アクセス道路は側道まで入れると最大6車線です。


3ルートのアクセス道路と空港へのメインルートの交差点付近。
こちらからも舗装が西に向かって延びつつあります。

FDA静岡小松線 その6 那谷寺奇岩遊仙境 (開港まで102日)

2009-02-22 16:43:26 | 静岡空港就航先への旅
胎内くぐりを済ませて境内を廻ると、三重塔そして楓月橋をへて鎮守堂に着きます。この鎮守堂からは那谷寺の絶景「奇岩遊仙境」を望むことができます。


大きな岩のいくつかに自然の穴があり、その一つ一つが祠のようになっています。


秋は紅葉が美しいところ、冬はまさに山水画の世界です。


参道を降りると下から見上げることができます。


こちらは途中にある三重塔(国重文)。

さて、6回の連載になりました「静岡空港就航先への旅 FDA静岡小松線」はひとまず今回で終了です。続編はまた3月にお届けします。

FDA静岡小松線 その5 那谷寺 (開港まで103日) 

2009-02-21 19:29:18 | 静岡空港就航先への旅
降りしきる雪が、深山をモノトーンの世界に変えていきます。
ここは小松市の高野山真言宗別格本山の那谷寺(なたでら)。


加賀温泉駅からCANBUSに乗って、山代温泉経由で那谷寺に向かいます。
こちらは那谷寺山門前。


那谷寺は遠く奈良時代開創と伝えられる古刹、江戸時代に加賀藩主前田利常公により本殿や拝殿、書院などが整備されます。


写真は本殿大悲閣(国重文)。
那谷寺には岩山や洞窟がたくさんあります。それらの洞窟は母親の胎内にたとえられ、そこを廻ることにより今までの罪穢れが清められ、新たに生まれ変わると信じられています。
本殿大悲閣はこの「胎内くぐり」の場所で、この本殿は洞窟の入口に建てられています。洞窟の奥に安置されている千手観音菩薩の場所をぐるっと回ると新しい人間として生まれ変わると言われています。


商人の心 越中富山の薬屋さん 柳行李

2009-02-20 23:50:37 | あきんど入門
毎月20日は「あきんど入門」の日です。

先月のあきんど入門の際に、ちょっとしたクイズを出しました。
「ここで問題です。売薬さんは何段にも重ねた柳行李を担いでいますが、おみやげが入っているのは何段目でしょうか?」

今日はその答えです。

売薬さんが担ぐ柳行李。いろいろなタイプがありますが、おおよそ5段になっています。一番大きな5段目とその上の4段目は、新しく配置する薬が入ります。真ん中の3段目はお客さんのところから回収した古い薬。そして、2段目がクイズの正解、お客さんへのおみやげ品が入っている段。最後に一番上の段には大切な懸場帳や算盤、印鑑などが入っています。

売薬さんは主に年2回、富山を旅立ち全国を廻ります。年に2回とは「春」と「秋」。春は家の主人が出稼ぎから帰ってくる頃、秋は収穫が終わった後、いずれも旅先の家々に現金収入がある頃です。ちょうど今頃2月あたりは、懸場帳を見ながら春に備えて薬の仕入と準備をしている頃でしょうか。

来月は、現代のマーケティング・顧客管理・提案型営業につながるこの「懸場帳」をご説明します。

※明日からは中断していました、静岡空港就航先への旅「FDA静岡小松線」をお届けします。

富士山静岡空港の今! その133 番外編 ターミナルビル駐車場 (開港まで105日)

2009-02-19 21:16:41 | 富士山静岡空港
舗装されたターミナルビル前の駐車場。
「P1入口」の案内板が設置されています。「A」「B」はゾーン分けでしょうか? その横の四角の場所には「空」「満」が表示されるのでしょうか?


ちょうど空港東側の給油施設の近くにあります。(写真右側の中央部)


石雲院展望台への道では、ヤマザクラが咲いています。

※明日は20日、毎月20日は「あきんど入門」をお届けする日です。
※富士山静岡空港の今!(または静岡空港就航先)は、21日から再びお届けします。

富士山静岡空港の今! その132 番外編 駐車場展望台 (開港まで106日)

2009-02-18 23:39:20 | 富士山静岡空港
就航先への旅をお待ちの皆さま、すみません。本日は「富士山静岡空港の今!」番外編をお届けします。小松空港周辺をご紹介している「FDA静岡小松線 その5」は後日あらためてお届けいたします。

さて先日(2/11)のブログでご紹介しました、”開港後に出来る新しい展望台?”について、現在の石雲院展望台からの様子をご覧いただきます。


ご覧のように展望台はエプロンの真横にあります。
あずまや風の建物の横には、ソーラー発電の装置がついた柱が据え付けられているように見えます。


そして、こちらは開港後も残る石雲院展望台。空港駐車場からそのまま登ることができる見学用通路の工事が行われています。

※開港後は展望台がターミナルビル内・駐車場公園内・石雲院の3ヵ所になります。

FDA静岡小松線 その4 加賀温泉CANBUS (開港まで107日) 

2009-02-17 23:45:15 | 静岡空港就航先への旅
小松市のお隣、加賀市は山中・山代・片山津の3つの温泉地を抱える湯の街です。
こちらの写真は加賀温泉駅。とはいえ「加賀温泉」という名の温泉はありません。

この加賀温泉駅は、山中・山代・片山津の玄関口であった同市の大聖寺駅と動橋駅が特急の停車をめぐって激しい争奪戦を行った結果、折衷案としてそれまで両駅の間にあった作見駅を「加賀温泉」と改称した駅です。

さて加賀温泉駅に降り立つのは実に35年ぶり。旅館の旗を持ってお迎えしている光景はその頃と変わりません。ただ田畑が広がっていた駅周辺には大きなショッピングセンターができ、その中に入っているお土産処「加賀百撰街」がたいへん賑わっています。そして、この「加賀百撰街」の横に小さなバスが止まっています。



このミニバスは「CANBUS」。加賀市の「まちづくり加賀」が運行する周辺観光地巡回バス。          
加賀市内と小松市内にある観光地、温泉など29ヶ所のバス停を海・山の2コースに分け、約30分~1時間に1本のペースで運行されています。

私の住む地域も同じですが観光地が散在していると、せっかく他所から訪れても車がなければたいへん不便です。このCANBUSはそんなデメリットを解消する画期的な取り組みです。


この封筒が乗車券(1,000円)。外国人観光客向けに英語・中国語・韓国語の表記もされています。
しかし全部の観光地を巡るのは1日では無理。もちろんお得な2日用(1,200円)も用意されています。


封筒の中にはミシン目の特典券が入っています。
切り離して提示すると13の施設でプレゼントやサービスが受けられます。
なんと裏返すと「FREE one drink service」とか「Get original gift FREE for
all visitors」などとプレゼントやサービスの内容が英文で書かれています。

※明日はこのCANBUSに乗って、お寺に出掛けます。

CANBUSについては>>>こちらをご覧ください。

FDA静岡小松線 その3 粟津温泉恋人の聖地 (開港まで108日) 

2009-02-16 22:46:18 | 静岡空港就航先への旅
静かな温泉の中に「恋人の聖地」があります。
「恋人の聖地」とは静岡市のNPO法人「地域活性化支援センター」が推進する、若い人々に魅力のある観光地づくりのプロジェクトで、全国100ヵ所が認定されています。


たくさんの南京錠と「いっしょにいられますように」との願いが書かれた絵馬が掛けられたメモリアルロック。この場所だけは熱いのか?雪が積もっていません。


メモリアルロックの近くにある「幸せの鐘」。「おっしょべ恋物語」がその名の由来となった「おっしょべ公園」の中にあります。

粟津温泉の各旅館では、この「恋人の聖地」プロジェクトに合わせた、カップル向け宿泊プランを用意しています。
>>>詳しくは粟津温泉観光協会「恋人の聖地」のサイトをご覧ください。

FDA静岡小松線 その2 古湯 粟津温泉 (開港まで109日) 

2009-02-15 23:37:17 | 静岡空港就航先への旅
北陸最古の温泉「粟津温泉」は、小松市の西南部にあり、開湯は今から約1300年ほど昔の奈良時代(718年)。白山を開山した泰澄大師が白山大権現のお告げ通りに粟津の地を掘ったところ、湯が湧き出したといういわれがあります。


小松空港は市街地に近く、最寄の小松駅まではバスで12分。
そこから、バスを乗り換えておよそ30分で静かな古湯「粟津温泉」に到着します。


中央に見えるのは「黄門杉」。加賀百万石の2代藩主、前田利常が植えた大きな杉です。前田利常は中納言であったため中納言職の漢風名である「黄門」の名が付けられました。
横にある老舗旅館「法師」は、湯治宿として泰澄大師の弟子により建てられた歴史を持ち、「世界最古の宿」としてギネスブックに認定されています。


こちらは黄門杉の近くにある「粟津温泉総湯」。
昨年8月に新築移転した真新しい公共温泉です。


明日は古湯「粟津温泉」のもう一つの顔をお届けします。

FDA静岡小松線 その1 小松空港 (開港まで110日) 

2009-02-14 20:57:33 | 静岡空港就航先への旅
富士山静岡空港からは、札幌(新千歳)、小松、福岡、熊本、鹿児島、那覇とソウル、上海へ合わせて週102便の定期便が予定されています。このカテゴリー「静岡空港就航先への旅」は、静岡空港定期便就航予定先の旅情報を、私の視線でご案内するコーナーです。

さて、本日からは7月に就航が予定されているFDA(フジドリームエアラインズ)の静岡小松線を利用して、石川県加賀地方の旅をご案内します。


小松空港は自衛隊との供用空港で、正式には「小松飛行場」といいます。
札幌、仙台、成田、東京、福岡、那覇、ソウル、上海、台北との定期便がある北陸最大の空港です。金沢と福井、2つの大きな都市の間にあり、金沢へはバスで約40分、福井へは約60分。
空港所在地の小松市の人口が約11万人ということを考えると、静岡と浜松の中間にある富士山静岡空港と同じような立地に思えます。


冬は雪吊をした木を見ることが出来ます。
雪の多い地方ならではの光景です。


ちょっと小降りになったかと思うと、突然回りが見えなくなるほどの雪が降ってきます。10年に1度しか雪が降らない地方で過ごしていると、その激しさには驚き、慌てるばかりです。小松がこのようなお天気の時、静岡空港の周りは冬の青空が広がっているはず。1時間程度でこの気象の変化を体感できるのは、飛行機だからこそだと思います。

※明日はバスに乗って温泉に向かいます。