大井川の風

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消える漢字 「匁(もんめ)」 そして磁石につく硬貨

2008-12-22 23:58:53 | 昭和時代
常用漢字表から5文字が消える・・・最近そんなニュースがありました。
その中に尺貫法の重さの単位「匁(もんめ)」があります。
「匁」の由来などはインターネット上で検索していただくとして、尺貫法の単位として身近に使っているものといえば「坪」と「升」と「合」くらい?(升も合も酒の単位・・・笑) これも時代の流れかと思います。

1匁は3.75グラム。現在でも世界的に真珠の重さの単位として使われている匁(1mom)。ちょうど写真の5円玉1枚の重さが1匁です。これが1000枚で1貫(3.75Kg)です。

ちなみに現在の1円硬貨は1グラム、50円硬貨は4グラム、500円硬貨は7グラム、それぞれが秤の分銅のようです。


さて、こちらは懐かしい硬貨。大きい穴あき50円です。こちらはちょうど5グラム。左端の今の50円と比べるとその大きさがわかります。


この50円玉はニッケル100%、調子に乗ってこんな実験を。
「お金を粗末にしてはいけません」という声が聞こえてきそうですが、その昔は理科の実験(磁石)で「磁石にくっつく硬貨」として普通に行われていたものです。
※「懐かしい」と思った方・・・昭和30年代の生まれですね。

お賽銭箱に磁石を垂らして50円玉を盗る人が現れて今の50円玉ができたような噂を覚えていますが、本当の理由はわかりません。

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