ピンクの龍雅丸

日本一☆吹奏楽の好きなトラック乗りのブログ
 

最期の場所

2013-11-05 | 日記


お引越し です


先日 とっても 考えさせられる お仕事が ありました
弊社では 基本的には 人手の 必要な 引越しは 請け負ってはいないのですが
極親しい方のみ させていただいております

この日の 荷主様
ご高齢のご夫婦&娘(50代) 身内なのですが

私が嫁いできた頃には もう体も 不自由になっていた おじさんと チャッキチャキの おばさん の 二人で すぐ近くに住んでいました

おばさんは 70代にして バリバリ2t車も フォークリフトも 乗りこなします
うちの 看板倉庫 番頭さん

私側の 身内に 結婚式の当日

「すいません すいませんね」 と この結婚について
両親 や 祖父母 親族に ずっと詫びていた おばさんです 




何も 言わない 義母とは 違い 夫と 共に 私も ずいぶん 怒られましたし
育児から 何から ずいぶん 頼りにしました。

そう 一族の 一番の 権力者です (笑)


大好きな おばさんが
「もう 最期は 娘の居る 北海道で 暮らしたい!!」

と 何年か前に 移住しました

義母は ずいぶん淋しがりましたが その間 今日まで
淋しがるの 暇も無いぐらい いろんな コトが ありまして ・・・・


で 老夫婦には 北海道の寒さは さぞ答えたようで
中部圏内に 戻ってきたのが 1年と ちょっと前

時々 旧家の 掃除に 来たりで 顔を合わせるコトも ありましたが
ついに 「戻って来る!!」 と

イヤ

「戻ってくるかも ??」

だったのですが お年寄りの 話は どこか? 食い違っている所が 多く
何だか ? よく分からない うちに 引越しの 日だけが 決まってました

中部圏に 居ても やっぱり 住環境が 落ち着かず
住み慣れた地で 最期を 迎えたい
と 頑固一徹の おじさん

そんな 話を 聞き 戻ってきてくれたのが 嬉しく
同時に 最期の 場所を 自分で 決めるコトが 出来るって 素晴らしいな~ と 改めて 思い 考えさせられました



引越し当日は 暑くも 寒くも 無く とっても 気持ちいい陽気で
私は のんびり ミャーと 外遊び



ルルは 今や 出来る作業は パパや 運転手さんに 混じって しっかり 汗かいてくれます

タンクトップが 男らしい !!(笑)




私は 度々申してますが 老後 と いう時 または 体が 不自由になる時が 来たら
瀬戸内海の 見える お家で 田舎暮らし を 楽しみたいな

愛車は 軽トラ ボロ屋に 猫と 唯一の 贅沢に グランドピアノ
こうして 書いていると 叶いそうな 気がしてきます

そうなると 本当に 必要な 物は 家でもなく 車でもなく ピアノだけ !?!?