ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

マリア様がみたい

2015年01月06日 20時25分49秒 | 見もの

 

いや、もうだめです。完全にはまってます。マリア様がみたいです。

昨日の夜も、ちびが今日から幼稚園が始まるから早く寝させなきゃと、遊びたがる5歳児を無理矢理寝かせ、自分も寝たかったんだけど我慢できずTVのスイッチを押してしまいました。

で、結局画面の明るさでちびが起きそうだったのであきらめて寝たんだけど、職場で暇になったら見ようと(見えるはずないし、暇もあるはずないのにねぇ)、今も車に持っていたりするわけです。帰るときもつい、「ごきげんよう」と言いそうになって、こりゃ早く見終わらないと現実との区別ができなるんじゃないかと、半分以上あきれてます(笑)。

何がよいって、一見厳しい言葉や、突き放したように見える行動が、後で相手を思いやるものだとわかってくることとか、今微笑んでいる表情の過去にこんなに悲しいことがあったのかとか、それを自分の予想以上に深く共感してしまっちゃってて、どんな物語見ても最後は胸が痛くて泣きそうになってしまったりする。なんかそんな雰囲気になってしまうような不思議な話なんですよ、この物語は。特に、ロサ・キネンシス・アン・ブゥトンの悲しげな表情が何ともいえない。彼女が祐巳との関わりで笑ったりすると、それがひどくうれしく感じたりする。

どんなに今が幸せでも、3年後まで決して続かないのが学校というところ。『時の流れは残酷』というのは、このアニメ中でも出てきましたが、私も見始めた最初からずっとそう思いながら見てました。だからこそ、今が幸せであって欲しいと願ってしまいます。

さて、私は一期を見終えて二期に入ってます。

一期はどの話も名作でしたが、ロサ・ギガンティアのいばらの森は忘れられない。大人なら、たぶん一度ぐらいはああいう別れを経験しているでしょう。もしそんな経験がない人がいるなら、それは幸せというもの。その他の多くの大人にとって、あの話や、別れに至るまでの展開は胸に来る。ヴァレンタインのゲームにしても、登場人物全ての人の心の動き、喜びや悲しみ、あきらめ・・がものすごくわかる素晴らしい話だった。

このアニメ、たまたま年末年始のTV番組表で気になって発見したものなのだけど、こんな出会いがあったことに、私はすごく感謝している。神様はいるんだなって思う。いや、マリアが様が見てくださっていたのか(笑)

最後になるけど、この中に出てくる人たち、特に薔薇様たちの人間洞察力がすごい。それによってどう行動するのが一番その人のためになるかの判断もものすごい。アニメの設定とはいえ、そういう人たちだからこそ薔薇様たちにもお姉様にもなれるんだろうなと思う。とにかく、見て得られるもの(感動も含めて)の多いまさに神アニメだと思う。4thシーズンで終わるのが今から悲しいのですよ。だから二期も一気に見られない。少しずつ見ないともったいなくて・・・ね。

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