『みちしるべ』 by 阪神間道路問題ネットワーク

1999年9月創刊。≪阪神道路問題ネット≫交流誌のブログ版。『目次』のカテゴリーからの検索が便利。お知らせなども掲載。

『みちしるべ』新年のご挨拶**<2005.1. Vol.33>

2006年01月12日 | 大橋 昭

新年のご挨拶

代表世話人 大橋 昭

 皆さん新年明けましておめでとうございます。

 旧年中はひとかたならぬご支援ご鞭撻を賜り、心からお礼を申し上げます。引き続き本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 さて異常気象や大地震など甚大な災害に見舞われた昨年は、地球自然環境の前途に大きな不安を感じさせました。また私たちを取りまく日々の世相も通常では考えられないような、様々な禍々しい事件が頻発し漠とした不安を抱かせ「安全神話」の崩壊を目の当たりにした一年でもありました。そんな中で八月一日に猛暑の中で行われた「みちじるべ」30号発行記念行事の成功は、住民が主人公の自治の確立に向け、地域を越えて団結を築くことの大切さを再認識させて余りあるものでした。そして引き続き「道路公害による生活破壊を許さない」と言う結集の原点に立ち、民主主義の実現に向け「情報公開と住民参画」を追求し、住民運動間の情報交流に向けての「みちじるべ」の役割と継続はますます重要性を増しつつあります。

 今年は阪神淡路大震災から10年目を迎えるのを契機に災害によって、尊い人命が奪われないためにも「安全で安心」の街づくりは依然緊要で、私たちの重要な共通の課題です。さらに今年はアジア太平洋戦争の敗戦から60年目を迎えます。改めてあの戦争の愚かさを反省し平和で豊かな安全な毎日を実現していくためにも、平和憲法の非戦・非核の思想を守り「戦争をしない・させない」国づくりと、何よりもアジア諸国との善隣友好を築いて行くことは、この国の将来に不可欠な課題です。

 様々な節目の年にあたり、不透明で激しく変貌して行く日々の諸情勢に一喜一憂することなく、人の生命と幸せを大切にする運動にこれからも取り組んで行きたいと考える次第です。

 どうか本年も何卒よろしくご支援ご鞭撻をお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。

2005年1月1日

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