『みちしるべ』 by 阪神間道路問題ネットワーク

1999年9月創刊。≪阪神道路問題ネット≫交流誌のブログ版。『目次』のカテゴリーからの検索が便利。お知らせなども掲載。

『みちしるべ』横断車道(17)**<2002.5. Vol.17>

2006年01月07日 | 横断車道

4月22日はアースデイ(地球の日=地球環境を考え行動する日)。1970年にアメリカから始まった運動は、1990年代には日本でも広がり、今や世界的な広がりを見せている。日本の地方自治体でも、内容はともかく、この運動に参加するところも多くなっている。多くの人々を巻き込むキャンペーンには、この日は重要であろう。しかし、この日だけ何かをすれば良いものでもない。日頃の積み重ねに、如何につなげるかがポイント▼我が阪神間道路問題ネットワークも、無秩序な道路建設による環境破壊を防止し、過度な車依存社会を是正する側面から、アースデイの取組に、持続的活動として参加していると言える。とは言え、4月22日にキャンペーンを張る事は、設立以来、行った事は無い。来年からは何か考えても良いのではないかと思ったりもする▼今日の経済のグローバリゼーション(地球規模化)は、目先の利益を得る事が至上命題。弱者の切り捨て、生命安全の切り売り、環境破壊などにはお構い無し。地球環境を守る運動は、ボチボチやれば良いという悠長な情勢には無い。経済のグローバリゼーションの勢いに、打ち勝つペースが必要。でなければ人類の生息条件は益々、縮小してゆく▼その意味で環境教育は非常に大事になる。拝金主義・市場経済原理主義に陥った大人は、環境問題を理解する最後の人種になる。ドイツでは初等教育の段階で、徹底した環境教育を行っている。我が子に指摘され、親が環境行動に目覚めるという。ゴミの分別の細部は、親が子供に聞くそうである。日本の新年度から始まる初等中等教育で、「ゆとり教育」という時間があるが、環境教育を徹底してもらいたい▼いまや地球環境問題は、個人が云々と言う時代ではない。如何に組織化して行くかの、政治性を求められている。が、最終的には個人個人も行う課題でもある。そこでコラムXは何をしているか、紹介する。ご批判を乞う▼①まずは車の使用を控える事。ガソリン消費は最盛期の1割。持病の腰痛も快復。②買物袋をもらわない事。カバンや上着に、買物袋をたたんで持ち歩く。月に受け取るのは数枚。原料の石油消費減と共に、ゴミの減量も。③紙の徹底分別。新聞紙・ダンボールは勿論、再生不能紙以外は数ヶ月溜めて、自治体の分別収集に出す。家庭ゴミの7割は紙。④生ゴミは堆肥に。発生量は少ないが、徹底してベランダの植木の肥料。ゴミを出すのは月に1度。⑤トイレットペーパーは高価でも、100%再生紙使用を買う。⑥石鹸を使う。洗濯洗剤は勿論、台所洗剤もシャンプーも使わない等▼いささか話が竜頭蛇尾になった (コラムX)

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