アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

日米韓首脳、新制裁決議へ連携 安倍首相「北朝鮮に対話意思なし」 (時事通信)

2017年07月07日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
日米韓首脳、新制裁決議へ連携 安倍首相「北朝鮮に対話意思なし」
(時事通信 2017/07/07-09:11)


【ハンブルク時事】

  安倍晋三首相と米国のトランプ、韓国の文在寅両大統領が6日夜(日本時間7日未明)、20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれるドイツ・ハンブルクで会談し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射成功を発表した北朝鮮への圧力を強めることで一致した。首相は「北朝鮮には真剣に対話する意思などない」と強調。3首脳は、厳しい制裁措置を含む新たな国連安全保障理事会決議の採択に向け、緊密に連携していくことを確認した。
 
  会談は夕食を交えながら約75分間、北朝鮮問題を中心に行われた。3首脳の会談はトランプ氏の提案で、両大統領の就任後初めて。米韓はティラーソン国務長官、康京和外相が、日本は谷内正太郎国家安全保障局長が同席した。
 
 3首脳は、北朝鮮と関係が深い中国に対し、朝鮮半島の非核化に向けてより大きな役割を果たすよう働き掛けていくことで一致。G20の場で、北朝鮮に対して強いメッセージを出せるよう中国、ロシアを含む各国に訴えていくことも申し合わせた。
 
 また、北朝鮮による不正な金融取引に関与したとして、米政府が中国企業を制裁対象に指定したことを踏まえ、首相と文氏は独自制裁の強化を検討していく意向を示した。 

 会談で首相は「対話のための対話では意味がなく、対話を行うためには北朝鮮の真剣な意思と具体的な行動が必要だ」と強調した。
文氏が6日のベルリンでの演説で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との対話に言及したことを念頭に置いた発言とみられる。


 ただ、会談後、康外相は「制裁・圧力をさらに高める一方、北朝鮮を非核化の道に引き出すための方策をより多角的に検討していく必要性についても認識を共にした」と説明。3首脳が対話の重要性も共有したとの見方を示した。
 首相は、日本人拉致問題の解決へ理解と協力を求め、両大統領は支持を約束した。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。